「たにぬねの」のブログ

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texto(適す当)_001

2005-05-27 21:59:12 | texto
texto貼り付けのお知らせ
内容は私が面白いなぁと感じたニュース(コミミ集)や本の紹介(今月のお薦め_XX.2005)とその感想、また大変恐縮至極でありますが自ら書いたもの(読み物)を勝手気まま(適当)な文字(text)情報を気まぐれ(適当)配信(texto;適す当)として、皆様のところへお邪魔致します。コメントをいただけたり、今後の共通話題になれば、個人的に救われます。よろしくお願いします。

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コミミ集:あの電気自動車からレッサパンダならぬ卵が立って跳んだなどなど面白いなぁと感じたニュース
今月のお薦め_04.2005:列車ダイヤのひみつ 富井規雄 成山堂書店
読み物:ただいま準備期間につき、オリジナルではなく、あだ○充さんのタ○チのレスペクト物を載せます。実は○ニスンのイノック・○ーデンのレスペクトでもあります。皆様のお楽しみとまでいかなくても、せめて暇つぶしになることを祈っております。

コミミ集
□BSマンガ夜話でマクロス(映画の方)がとりあげられる(6/29)。第4弾かもしれないが同じ週で未来少年コナン(山形で公開収録)とエースをねらえ(こっちも映画)ということで嬉しい布陣である。_25.05.2005
☆☆この話題に興味ある方、盛り上がりましょう。私の場合、ストーリ展開・設定やメカに関心が行く傾向があります。マクロスについてリンク先で少し書いてます(クリック)。←読んで、馬鹿にしてやってください(本望です)。


□立ち上がりの後はジャンプ!。といってもレッサーパンダ(こっちも跳ぶ展開があるかも?)ではありません。ゆで卵の話です。横になっているゆで卵を回すと重心の移動により立ち上がる現象について2002年に式で説明をしてくれた下村先生が今度は毎秒30回転以上で回すと立ち上げる過程(45°辺り)で一瞬ジャンプするという解析をされました。検証実験難しいから、SFのネタにしよ!_20.05.2005
☆☆こーゆう話は大好きです。なんせ、自分はきちんとした解析ができないので、ありがたい。高い位置に重心が移動するところがドラマチックです。SFのネタにしよって、ほざいてますが、例えば、
☆□:用意する設定は3つ。ゆで卵に相当する電池(にしておこう)。卵を回す台に相当する回路A。卵がジャンプしてぶつかる位置に天井に見立てた回路B。

☆◇:回路Aの上で電池を回しているとき回路Aは作動している。このとき回路Bは動いていない。

☆△:回転している電池が一瞬ジャンプして、瞬間的に回路Bと接触する。この一瞬に回路Bは作動する。

☆▽:電池は回路Bに衝突した反動で回転が止まり、回路A上で静止する。回路Aは作動し、回路Bは停止。

☆◇-☆▽で回路Bが一瞬作動するスイッチングができるとする。回路Bの動作保持時間は電池の回転数や回路A, Bの距離などで決定することができる。

△◇:☆▽で電池を再回転する機構により(☆◇-☆▽)の連続運転、回路A, Bの反発係数をいじることで☆△後、電池Bが回路A, Bを減衰しながらで行ったり来たりして、回路A, Bの作動時間が連続的に変化するなど、スイッチングもできるだろう。

△□:また、回転数が遅ければゆで卵が立つ(地球ゴマ?だっけ)もともとの現象を利用した、回路A作動、しばらくして回路A, Bが並列作動というのもありだが、ゆで卵跳躍現象のが立ち現象より面白く実験そのものがなされていないのでフィクション設定としては跳躍現象を利用したい。

△△:状況も一装置としてではなく、宇宙船の遭難などで制御計算機が故障した危機的状況である道具で何とかする話などが無難かなぁ。などなどです。


□樹木の深過冷却(木内部の水が凍らない)について、細胞壁の構造などの物理的現象とは別に不純物の制御で水分子のクラスタ化が起きているのではないかという記事があった。イオンチャンネルを利用したデバイスを提案したい者としては興味深い内容。_18.05.2005
☆☆外乱因子にまみれた世界に住む、我々。外乱因子を全て取り除き、特異的状況を作り出すか、多種多様な外乱因子のうち、特定因子を如何にフィーチャするか。全てを取り除くということは全てを把握することと重なるので未知の分野では特定因子を強調する確かめ方のが傾向を知るには有効なのだなぁ、と感じました。いずれにしろ、樹木はすごい。


□(宇宙の)赤方偏移はドップラー効果ではないそうだ。私のような素人が知る赤方偏移例なんて、天文観察ぐらいです。で、ドップラー効果ではなく何でかというと膨張した空間を伝わるすべての光波は引き伸ばされるかららしい。_16.05.2005
☆☆近づき、遠のく車から発せられるサイレンやF1のエンジン音など聴覚で体験できるドップラー効果。それを音よりはるかに速い光でも宇宙レベルの観察では視覚として分かると知ったときの感動は間違いだったと知って、いささかショックではある。宇宙論について強い方、頻繁に私をレクチャーしてください。


□野村さんが使用していたヘルメットは清原選手が使っていたんだ。この間の死球で叩きつけていたけど大丈夫?ところで野村さんも日米野球で使われていた大きいサイズのヘルメットをゲットしたそうな。何球団まわっているのだろう。_14.05.2005
☆☆今(6月です!)被っているのは同一ヘルメットかどうか、誰か教えてください。


□慶応大の清水浩教授らのグループが開発していた電気自動車、三菱自動車で順調のようです。昨年、NHKスペ.で取り上げられておりましたが。ちなみに2001年の6月には時速300キロメートル超えを記録(時速311キロメートルの記録を持つ8輪駆動車「KAZ」)してるんですよね。_11.05.2005
☆☆02.10.2004のNHKスペシャルでEliica(エリーカ)の放送してました。車輪にモータ付けているから(省スペースだし:あるところでパクッた)加速が素敵らしい。体験してみたい。この4月に時速400キロメートルの走行試験をする予定があるという話もあったが、どうなったのだろう?ご存知の方、教えてください。


今月のお薦め_04.2005:列車ダイヤのひみつ 富井規雄 成山堂書店
この本は私のように鉄道に関心が薄い者でもダイヤの作り方を分かりやすく、読みやすくかかれたすぐれもので是非ともお薦めしたい一冊です。鉄道好きの方にも読み応えあるのではないでしょうか?。読んでいて鉄道に携わる方の苦労と偉大さが僅かばかりかもしれませんが分かる気がします。何はともあれ、私は駆け込み乗車をするぐらいなら乗り遅れることにします。
このようなページで書くことが適切であるか分かりませんが折角ですので同書におけるATP(など)の記述について私なりにまとめます。
□ATS:自動列車停止装置で赤信号の見落とし対策で点制御型で主にS, P型がある。
□ATS-S型:赤から(安全な)一定距離で警報が鳴り、運転士が5秒以内に確認ボタンを押す(確認操作)、これをやらないとブレーキがかかり自動停止する。fail safeの基、赤信号の見落としを防ぐのが狙い。
□ATS-P型:トランスポンダから車両に向けて情報を送り、これよりブレーキパターンを生成し、現行速度がそれを超えているとブレーキがかかるので確認操作無しである。S型の場合、人の意図的な無視にはなす術がない。
□ATC:自動列車制御装置であって自動運転(ATO:交渉人_真下正義で出てきました)ではない。各情報から閉塞区間での制限速度を指定する:速度を制御。(前後情報で追突を避けるだけでなく、カーブなどのレール箇所(区間)情報を与えることが大事)
□一段ブレーキ制御ATC:従来のATCでは何回もブレーキがかかるだろうが連続的(一段)ブレーキになるような計算、制御で乗り心地も向上する。
□デジタルATC:距離情報をデジタル伝送し、距離から速度を決定、制御する。2002.12月東北新幹線盛岡~八戸区間で最初に使われている
□ATP:ヨーロッパなどではATS, ATCの区別をせずATPと呼んでいる(個人的にはATPサイクルを連想する)。



読み物


運命の日1
 読んでいる皆様はこの日を運命の日と知っているでしょうが登場人物たちはそれに気がつかないだろう。話は三人が高1の夏の甲子園大会予選決勝の日、あの運命の日までさかのぼる。その日の朝も和也は南を甲子園につれていくことだけ考えて家を出た。学校へ向かう途中、和也はその少女と出会った。

 やはり、その少女は車にひかれそうになり、クラクションが響く。和也は偶然(誰かに呼ばれたような気がして)、クラクションが鳴り響く直前に振り返り、通りに目をやり、その少女の危機に気づく。即座に道へ飛び出し、彼女を無事救った。運転手は罵声を浴びせ、和也と少女のそばを通り過ぎていった。冷や汗らしきものはかいたが和也も少女も怪我一つなく無事だった。和也は泣きじゃくる少女の顔を見つめ、「これからは気をつけるんだよ」と優しい言葉を残し、南のために再度走り始めた。あまりの優しい声に少女は泣き止み、このお兄さんの笑顔と帽子のマーク、そして背中の1をしっかり記憶した。この出来事を数人は見ていたが、和也がこの出来事を忘れたように彼らも大して記憶に止めることはなかった。そして、少女は家に帰り、何気なくついているTVにさっきのお兄さんが出ているのに気づく。

 夏の全国高校野球大会、東京南地区予選決勝、須見工対明青。5回表裏が終わってスコアは2-1で明青、1点リードしている。現時点では明青が甲子園に近い。明青は昨日、東京南地区の大本命、鉄腕寺島を擁する西条に1年エース上杉和也が投げ勝ち、士気は最高潮であった。しかし、その士気とは裏腹にやはり西条戦との熱戦・死闘の影響は少なからずあり、この日の和也の投球は本調子ではなかった。しかし、本来の伸びこそはないがやはり威力ある速球と変化球を主体とした組み合わせの投球でなんとか須見高打線をかわしていた。ラッキーもあった。それは須見工の1年ながら4番である新田という男がこの日、絶不調であったことだ。和也も新田と打席に対峙してただ者ならぬ気配を感じさせられたが、どうも、和也の変化球にタイミングが合わず、ここまでの2打席は結果的には抑えている。この時点で和也が新田の不調の本当の意味は分かるはずもなかった。

 とにかく、ここまで和也が取られている1点(須見工の先制)はいつもより苦しんでいるコントロールのせいの4球、エラ-、そしてどんずまりのヒットが3回に集中したせいである。それより、和也、黒木、佐知子が心配しているのはむしろ明青の打線であった。和也も黒木も自分らの打撃の調子が悪いこと(和也の投球がよくないだけに、そして)にあせりを感じていた、、、。無論、須見工のエースも好投手でなかなか点がとれそうになかった。しかし、試合の流れは面白いもので和也や黒木たちとは対照的に悩むことない、監督を含む他の明青ベンチ、応援席が勝利を呼び込む如く、気楽さが裏目に出ることなく5回にコウタローが2ランを放ち、逆転したのである。一部耐える主力を除いて、ご気楽な雰囲気がこの試合の流れを掴んだのである。

運命の日2
 ご気楽な明青ベンチ、明青学園関係者を除き、多少の不安を抱いていた和也らに対しても、明青の勝利を強く確信していた若者が二人いた。一人は実力という点でこの世で最も和也をよく知る男、達也であり、もう一人はこの世で最も絶対的な愛(しかし母性愛に近いその感情は当時の和也にとって悲劇である)で和也を見つめる女、南である。
 
 試合はこの二人の予測通り、序盤はリードされながらも5回で逆転、明青が2-1でリードする展開になった。一方で須見工の勝利を予測してスタンドから試合をみまもる若き男もいた。6回に新田の3打席目が巡ってきた。外角の和也にしては威力のない直球にバットは空を切り、2ストライク2ボールに追い込まれ新田にスタンドの若き男は思わずつぶやいた。 ”間違いない、新田は上杉(弟)の最高の球を待っているんだ、いや、最高のストレートしか頭にイメージできていないんだ、だから、あんなくそボールに翻弄されているんだ。” 事実、新田の頭の中にはかつて自分が手も足もでなかった上杉の球のキレのイメージしかなかった。(新田自身が知っている)上杉の最高時しかイメージできないのは、バッターとしての力量不足かもしれないが上杉の最高の球を打ちたいという闘争心の顕れであろう。

 次の何でもないカーブを新田は見逃した。2見逃しの三振を含む3打席ノーヒット。新田の調子が悪いと言うよりむしろ上杉和也の調子は悪かったのである。試合も終盤に入り、1点を追う須見工ベンチは上杉和也の力のないストレートをカットし、変化球、特にカーブを狙う指示を出した。”今日の上杉に本来のストレートはない”という判断である。8回の裏、ついに須見工にも絶好の攻撃チャンスが訪れた。1アウト、ランナー1、2塁。バッターは3番。和也-コウタローバッテリーは須見工打線の意図は良く分かっていた。この3番打者に対しては意表をつく意味でストレート主体で行くことに決める。警戒する和也に対し、コウタローは今日の4番の新田は今日はこわくないと判断していた。

 和也はネクストバッターサークルの新田をみて、その後に兄貴をみて、最後に南を見た。良くも悪くも自分にとって最後にはストレートしかないと己を奮い立たせるかのように直球をミットめがけ放った。ストレート。その球は3番バッターといえどカットできる様な球ではなかった。カットし損ないで内野ゴロ、ランナーそのままでツーアウト、1、2塁になった。そしてバッター新田、この日4回目の上杉対新田である。結果的ではあるものの、この打席で、二人の英雄は完全に勝負を私物化する。新田は最高のストレートを要求しているのが和也に分かるし、それに答えるにはかわす投球ではなく、せめて、気迫の直球を投げるだけだとさらに己に言いきかせる和也。この打席、新田は2球の直球を見逃した。新田と和也の視線が合う。和也、再び南を見る。達也とスタンドの若き男は上杉和也と新田明男のチームを超えた戦いに気づく。

 投球動作にはいる。南へのおもいの強さから、ここにきて和也の本来の球のキレが戻る。新田のイメージに近い球がきて、新田は白い球をバックスクリーンへ放つかのようなスイングを描く。そして、白球は外野にポトリと落ちた。ランナーは打撃音とともにスタートしている。最高の投球と最高の打撃が相見えたときどうなるかは分からない。なぜなら結果はたまたま、その時上回った方が勝つのであり、最高同士の対決などあり得ないのだろう。

 須見工3-2明青。これがこの日の結果である。この日、和也は初めて、自分のためだけに甲子園にいきたいと思い、改めて、甲子園とは別に南を求める自分に気づく。

”運命の日、再び”につづく

後記
基本的にはこのページを作成しているプログに書いたことの編集になってます。冒頭でも書いたとおり、勝手気まま(適当)な文字(text)情報を気まぐれ(適当)配信(texto;適す当)として、皆様のところへお邪魔致します。コメントなどなんらかなアクションをいただけると励みになります。今後ともよろしくお願いします。

texto(適す当)_6月号の次の号につづく

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