ロトロアにて：またいつか

長い間アルコール依存症の人の矯正施設だったロトロア島

収容されている患者と職員だけが住む島でした。
必要な建物もこんな風に船で運んだり、


自分たちで建てたり

なかなか立派な収容施設
壁がトタンの安普請だそうですが、美しい


そんな暮らしぶりが紹介された

ロトロア博物館


新しく建てられたもので

これもまた美しい木造です。


窓からの眺め

一幅の絵のよう


中には当時をしのぶものがたくさん展示されています。

救世軍が施設を運営していたので、


かなり宗教画的ではありますが

禁酒法が出るほどアルコールというものが諸悪の根源だったのがわかります。


島は今でも救世軍が所有しています。

左は救世軍旗、右は国旗


でも、今の島は施設が移転し純粋な観光地になっています。
植樹が進んでいつかかつての自然な姿に戻ることを祈って
今回の「ロトロアにて」を終えます。

長い間お付き合いありがとうございました