久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

職員一丸となって日々公務に励んでいます。

日々の公務や生活を通じ、感じたり考えたりしたことを発信していきます。

久喜の天王様(提燈祭り)

2015年07月14日 | 日記
例の久喜の天王様(提燈祭り)が、7月12日(日)に開催されました。
お祭りの最終日の7月18日(土)にも、山車の運行が予定されています。

天明3年(1783年)のあの浅間山の大爆発により、久喜市周辺にも大きな被害がありましたが、復旧・復興に向け、がんばろうという主旨で、宮本家にあった山車を曳き廻したとの縁起が伝わっています。

久喜の山車の特色は、何といっても、昼間は華麗な人形山車が、夜になると500個もの提燈山車に早変わりすることです。

私が若者の頃は、人形山車から提燈山車への準備を、出来るだけ短時間で済まそうと、他町内と競い合ったものでした。

また、提燈が飾ってある山車の上部がグルグルと回転することが、大きな魅力です。このような機能がある山車は、全国的にも珍しいといわれています。

それと、別名「喧嘩まつり」といわれる勇壮な祭りが特徴です。平成2年に、久喜駅西口駅前が整備されてからは、広場を利用して、夜8時過ぎに各町内の山車が集結いたしますが、この時に山車と山車をぶつけ合います。

今年も、何回かそんな場面がありました。時には、多少の怪我人が出ますが、若衆にとっては「そんな傷くらい何でもない」ということでしょうか。

各保存会の責任者は、怪我人が出ないよう、また、山車の補修費用が多額にならないように祈りながら、山車の動きに注目します。

私は、かつて志ん二祭典保存会長でしたが、その頃は、責任者として、山車運行が許可されている午後10時が早く来ないかと、祈るような気持ちで安全運行に努めていました。

18日も楽しみですね。



本壱の人形山車(素戔鳴尊)




本二の人形山車(武内宿禰)




本三の人形山車(神功皇后)








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