
町中では中々ススキにお目にかかれません。公園のフェンスの向こうに楚々と咲いていました。秋の気配を感じます。朝夕の涼しさ・空の色・虫の声



紅葉でしょうか


木の高いところ赤くなっているんですよ。
私は解らない人ですので(笑)時期的には早いですよね。


桔梗
朝露にも、夕影にも
~秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花
萩が花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝顔の花~(「万葉集)」山上憶良)
秋の七草に数えられる朝顔は、桔梗のことだといわれています。
中世の頃は、漢名をそのまま音読みして「きちこう」と呼んでいたようですが、しだいに「「ききょう」に変化しました。
か細い茎に、和紙で作ったような一重のしゃんとした花びら。背筋をぴんと伸ばしたような、楚々とした風情がただよいます。
~朝顔は 朝露 負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ~
「万葉集」よみ人しらず)
朝からさきつづけ、夕方にいっそうその艶を増す・・・。見習いたいですね。
美人の日本語より

