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書道 直庵(筆耕所)

勧君一杯酒

共に手を携へて来し日を惜しみ君に勧めん一杯の酒 丹人







古今送別詩の第一と称さるるは次なる詩なり


送元二使安西  
      王維
渭城朝雨軽塵浥  
客舎青々柳色新  
勧君更尽一杯酒
西出陽関無故人  


元二の安西に使するを送る
          王維
渭城の朝雨 軽塵を浥(うるほ)し
客舎青々 柳色新たなり
君に勧む更に尽くせ一杯の酒
西のかた陽関を出づれば故人無からん



今宵 予が職場の送別会の
いこいの村 涸沼」にて開催なれば
予 上記の詩をもじりて
送別の詩をつくる
韻法も平仄も考慮することなくして
七言絶句の体を為さざれども
其 次の如し


涸沼夕陽照春水
客舎清々桜蕾紅
勧君更尽一杯酒
天地新生気愈盛



涸沼の夕陽 春水を照らし
客舎清々として桜蕾紅なり
君に勧む更に尽くせ一杯の酒
天地新たにして生気愈(いよいよ)盛んならんことを




*画像:渡舟(府中誉酒造 槽搾り-ふなしぼり-)720ml 2350円 2008. 3.27 購入
         
↑人文4位なり↑50代2位茨城1位なり↑短歌1位なり
引き続きご支援のほど宜敷御願申上候 頓首 再拝

コメント一覧

あかひと
泰凛氏
おばんにござる

>ワタクシは焼酎ビール日本酒ワインどれでもいけまっせぃ~

をを^^
予も同じふして焼酎ビール日本酒ワインどれでもいけいけどんどん ぐぐひのぐひ~ なりーーー

いつの日にか
泰凛氏と
杯を交はす時の来ることを
心待ちにしたれる

あな楽しかなーー^^

毎日更新への
何よりのお励ましを頂戴すれば
あかひと
元気百倍
勇気100%なり~

いと有難し

頓首

あかひと
幽黙氏
おばんにござる

をを!
さすがなり
酒の詩とききて
陶淵明におもひを馳するとは
氏の世界の果てなきことに
あらためて
敬意の念を抱くあかひとなり


悠然としてなんなるや陶淵明 奮太

フフフ

失礼なり・・・

飲酒二十首中の其五特によろしかりけり
ベートーベンなれば第五(運命)
常州茨城のむまき茶なれば大子なり

アレ?


頓首
あかひと
春逕姫
おばんにござる

やはり
詩といへば
唐詩と宋詩なり

中華人民共和国なれば
毛沢東 周恩来 ・・・
幾人かあれども
李杜の前に李杜なく李杜の後に李杜なしなるとこそおもへれ

李太白・・・リタイアか?
杜甫・・・・途方に暮れて・・・
王維・・・中村君!
孟浩然・・もう来ないのね。。。
杜牧・・・工事に専念」」」
白居易・・・のこった!!!
陶淵明・・・もうあんめー・・・

失言万謝!

頓首
あかひと
新衣菜姫
おばんにござる

あたたかき御言葉
あかひと
つつしみて拝受したる

いとうれし
有難し

おかげさまにて

むまし
むまし
・・・

よき酒を味はひつつ
涸沼の夜は駆け足にて
過ぎてゆきにけり・・・

頓首
やすりん
Akahitoさんはお酒がお好きなのかな??
ワタクシは焼酎ビール日本酒ワインどれでもいけまっせぃ~





話は突然変わりますが・・・
(ごめんなさい)

毎日の更新スゴイですねぇ~
感心いたしました。

トリプルでクリクリクリですぅ~
幽黙
酒の詩
小生にとって酒の詩といえば
やはり陶淵明でしょうかねぇ
しゅんけい
漢詩はいいですね。
特に韻をふむので音がいい。
中国語で読むとどうなるのかしら???

漢詩には日本と違って、同朋をおもう男の友情みたいなものを感じます。

いいですね。
男同士の別れ!
『勧君更尽一杯酒』

昔、武漢の黄鶴楼に上ったとき、李白が孟浩然を送った詩をその場所で持っていった資料のこの詩を読見ました。

故人西辞黄鶴楼
煙花三月下揚州
孤帆遠影碧空尽
唯見長江天際流

このときも男同士の友情っていいな!って思ったものでした。







ニーナ
http://blog.goo.ne.jp/nena2705/
あかひとさん、こんばんは。
送別会のシーズンですね。

我がオットも忙しい最中ではありますが、仕事と連動して「送別会」「打ち上げ」なども忙しいようです。で・・・週末は出勤せざるをえないようで…。(笑)

職場の別れ、あっさりしているようで
思いのほか寂しいものがありますよね。
それこそ積み重ねてきたものが一瞬で消えてしまうような虚無感が漂います。
どうぞ心ゆくまで別れを惜しんでくださいね。

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