花の語源を調べていても昔の道具、器具等に由来するものはそのものを知らないため想像できないことがよくある▼この花、オダマキもそうである。何か美味しそうな食べ物から来た名前かと想像するが、麻の糸玉”苧環(オダマキ)”に似ているからしい。しかし、と言われてもわからない。写真1はオダマキがたくさん咲いているところ、2は少し無理やり上を向かせ写したものである。写真3は紫色と並んで咲く白いオダマキである▼花の繁殖力は強いようであちこちに咲いている。写真4は正しくは白雪芥子と思う。しかし、これを白雪草と呼ぶこともあるようだ。白雪草を調べるとこれと全く違う花と2種類出てくる。もう1つの方が本物と思うが、この花もすらりと立ち、何故か惹かれる▼写真5は山芍薬である。山野草の1種で名前の通り芍薬に似ている▼”立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿はユリの花”と言う女性への褒め言葉がある。前2つは艶やかさが匂うが山芍薬の素朴な美しさに例えられる女性も悪くない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます