Truth Diary

東北輓馬大会

 宮城県涌谷町の桜まつりに合わせて行われている東北輓馬大会を始めて見て来た。以前から大会の事は知っていたが見に行く機会が無かった。
 障害として作られた土手の坂を重りを載せたソリを曳く馬と手綱をひく引手の迫力ある映像を期待して出かけてみた。
 朝方まで雨に見舞われ会場の江合川河川敷はぬかるみ状態、しかしこれが輓馬ではベストコンデションだと言う、湿っていた方が橇に抵抗が少なく走りやすいと言う。
 9時の開始前に大勢の観客が土手に陣取りテレビやアマチュアカメラマンの大砲のようなレンズの放列は圧巻だ
 。重いものでは1トンの重りを曳き途中2か所ある障害土手を乗り越えてゴールを目指す。
 宮城県からはたった1頭のみの参加だったが青森県・岩手県などから力自慢の大柄な馬が参加している、たずなを持つ人と鞭で声援を送る二人と人馬一体となったレースは観ている方に力が入る迫力のレースで幾度も躓きながら声援に押され必死に土手を登る姿に「頑張れーガンバレー」の声援が乱れ飛び会場は熱気に包まれた。
 競馬馬の何倍もある巨体馬の迫力あるレースはコロナ禍で3年間休止したものの74回目だそう。
 大型トラクターに取って代わられ活躍の場がなくなった農耕馬が唯一活躍する姿に古き良き東北の農村を偲ぶ事が出来た。

お城の下の河川敷がレース会場桜は散って葉桜状態

 

 

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