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Truth Diary

ねんおしゃとうぶくとうばしめ

 現役時代の職場は東北に広大なエリアを持ち、オートバイや四輪車運転が欠かせなえい仕事だった。全社で膨大な数の車両が稼働しており些細な事故も数多く有ったのだろう、そうした事から事故防止の為にいろんな訓練が組み込まれ、遠く三重県の鈴鹿サーキット場で二輪車の特訓を受けさせられたり徹底していた。安全意識が高く、運転前に安全運転指導員の号令で始業点検を実施し不具合ヶ所は無いか毎朝礼後に全員で実施させられた。その点検項目の語呂合わせが、表記の呪文みたいな可笑しなゴロアワセだ。順に解説すると、ねんとは燃料、とはオイル、しゃは車輪、はチェーン、はブレーキ、はクラクション、とうは灯火、はバッテリー、しめは各部の締め付と言うことになる。
 退職して暫く経ち我がクルマとなるとさすがにルーズになり先日オイルランプが点きっぱなしになり、慌ててカーショップでオイルを買い補充し事なきを得た。
 その原因は、始業点検を怠りボンネットを開けてオイル点検しなかった事に尽きる。標準装備のナビゲーターが使いにくいので、ダッシュボードの計器類の脇にもう一つナビゲータを設置していたため、オイルランプが見えにくくなっていたのは言い訳。勝手な自己装備は不具合の基になると反省。
 もう一つ安全運転の徹底として励行させられたのは、指差呼称である。これは今でも習慣になっており、特に年齢を重ねてからは、ぼんやりや確認忘れを補うという点で有効だと感じている。
 「右ヨシ」「左ヨシ」「左折ヨシ」 「踏切停車」「後方確認ヨシ」など同乗者が居るときは気恥ずかしいが、安全には欠かせない習慣の財産だと思っている。古稀を過ぎて運転が仕事の大半を占める今、以前の会社に感謝して余りある。

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