山形県の鄙びた温泉地肘折で同期入社の仲間と年一回の同期会「苦忍会」を開催。古川からレンタカーで出発。宮城県と山形県の境の境田駅近くの分水嶺を見て、最上川へアユ茶屋でアユの塩焼きを食べた後、上手な中年女性ガイドの説明と最上川舟歌を聞きながら両岸の今絶頂期の錦綾なす紅葉を見ながらのんびりと川下り。実に風情がある。秘湯と言われる肘折温泉で少し熱すぎる源泉かけ流しの湯に浸かり、山ならではの料理を味わい、同期同士暫くの近況報告など、隣の新圧市から来た女性に酌や民謡をきかせてもらい、真室川音頭、最上川舟歌、はては宮城、福島の民謡を皆で合唱、素朴で和やかな雰囲気、山のモノ料理と地歌、地酒で心地よく、身も心も清々しく。
朝は旅館の前で朝市がありキノコや山菜漬物等農家のおばちゃんたちが売るのを見物、泊り客など大勢の人出で売れ行きも良かった。
羽黒山に参拝、精進料理をいただき清遊の〆とした。