その中で度々、相撲取りが博打場で負けて、窮地に陥り、貸元(次郎長)に泣きつき、「博打を専門にやっているワシ等でも、10回に1回ぐらいしか勝てない、ましてあなた方素人衆に、勝てるわけが無い、今後一切こういう処に出入りしなさんなよ」と、ポンと三百両をやって忠告するくだりがある。
そのほか、お相撲さんが賭場で負ける場面が随所に登場する。江戸時代も現在も、世間知らずのお相撲さんは専門家(博徒)には格好の餌食なのだ。
また、年配の方ならご存知であろう、映画や演劇で有名な長谷川伸の「一本刀土俵入り」の駒形茂兵衛は、窮地を、お蔦に櫛こうがいに意見まで付け、もらったが、相撲取りになれず、やくざとなって恩人お蔦に恩返しをする。こうしてみると。相撲界と任侠の世界のつながりはごく自然に永らく続いてきたことが分る。
しかも、それが大衆演劇や浪曲名人の金看板になっていたのだ。
しかし、今は違う、反社会的組織の資金源として利用される、こうした賭博行為は絶対に許してならない。
浪曲や人情話で、昨今の軽佻浮薄を憂い、はなしの中で溜飲を下げたり、厚い人情に涙するのは結構だが、こうした違法行為に寛容であってはならないと感じた次第である。♪お粗末ながら~ちょうど時間となりました~♪。
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