世界体操2011

世界体操、団体で銀メダル獲得して、
個人総合では内村航平選手が金メダル。
前人未到、堂々の三連覇を達成

それだけでも、誰も真似できないすごいことなのに、
今日明日の種目別、６種目中5種目に内村くん出てるよ
個人総合から３日連続。疲れてない訳がない。
それでも、決して‘ディフェンディング’の姿勢じゃなく、
さらに、さらに上へと挑戦していく姿勢に圧倒される。

解説の人が「オールラウンダーがこれだけ種目別に出ている
ということは、ものすごいこと」って言ってた。
まるで素人の私でも、それがどれだけすごいことかわかるよ。
全選手の上位８人が決勝進出でしょ。
どれか１種目に突っ出しているっていう選手も多いはず。
そんな中で、５種目も決勝に出られるなんて！！

昨日の個人総合は‘完璧を目指す’ことを第一に演技してたように
感じたけど、今日の種目別では‘チャレンジ’って感じがした。
まだまだ上があるんだぞって、伸びしろはまだまだあるんだぞって
ことを見せつけるみたいな。

スポーツでもなんでも、このレベルに到達できる人なんて、
ほんのひとにぎりなんだろうけど、でも、こういう姿勢は
見習っていきたい。

仕事だったり、趣味だったり、どんなことでも、今の自分で
良しとするんじゃなくて、もっとできるんじゃないかって
可能性を追求することで、さらに上のステージに到達できる
んじゃないのかな。

内村航平選手、種目別の結果は、床で金メダル。
でも、演技自体には満足できてないみたいだった。
あん馬は5位。途中で落ちちゃったけど、さらに難度を上げて
挑戦する姿が素晴らしかった。
つり輪は6位。ここでも‘チャレンジャー’だったね～。
難度を上げてチャレンジしてるから、失敗した時の苦笑いも
すがすがしい感じがするんだなぁ。


これだけ、内村くんがすごいからついつい後回しになっちゃうけど、
山室光史選手もすごかったんだよね。
団体には、４種目出て銀メダルに貢献して、個人総合では銅メダル。
種目別では、つり輪で銅メダル。
大学からずっと一緒にやってきた同級生の二人が、日本の体操を
世界のレベルに押し上げていく。
明日の種目別では小林、沖口、田中兄弟も出場して、もっともっと
日本の強さを見せつけてくれるはず。

すごいな、強いな。

このままの勢いで、来年のロンドンオリンピックでも
「君が代」を何度も聞かせて欲しいですね