絶好調超!!

嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

Bye bye Michael

2009-06-26 23:06:46 | 芸能いろいろ
朝のTVで、‘呼吸停止で救急車’と出ていたと思ったら
昼過ぎにはもう、亡くなったという知らせが。

ここ10年ほどの彼は、面影もないほどに繰り返されただろう
整形手術だったり、少年に対する性的虐待疑惑だったりと、歌
手としての活動以外のことで注目されるほうが多かったように
思う。何年か前にも、‘歌は歌わない’ディナーショウをやっ
たような気がする。

私の高校から大学時代にかけて、あの頃のマイケルの勢いは、
今の誰に例えたら、わかりやすいだろう。
‘ベストヒットU.S.A’で初めて見たときから、強烈な印象の曲
とダンスに釘付けだった。
全然踊れてないのに、友だちと一緒に踊れてる気になって大盛
り上がりだった。
日本中知らない人なんていないだろうくらいの、誰にも例えら
れない、ホントにスーパースターだった。

二十歳の頃、グレイハウンドバスで西海岸を縦断したことがあ
る。聞いたことないようなちっぽけな田舎町でバスを待ってた
りするのは心細かったけど、地元の人はみんな親切だった。
重い荷物をロッカーからバスまで持ってくれた人がいたっけ。
お礼を言うと「My pleasure」と笑って、「この皮ジャン、マ
イケルとおそろいなんだぜ」と嬉しそうにターンして見せてく
れた。スリラーで着ていた赤い皮ジャンの白バージョン。
一緒に歌を口ずさんだら、もう友だちになった気がした。

大学の時は、ディズニーランドでバイトしてた。
‘キャプテンEO’ができた時の盛り上がりったら…!
何回見たら踊れるようになるか競争した。
ま、踊るフリなんだけどね。

夕方から、マイケルが貸し切りにしたことがあったんだよね。
普通のキャスト(従業員のこと)はみんな帰されて。
その時、なんか急ぎの用で帰りたかったんだけど、ちょうど通行
止めになっちゃって、それがけっこう長くって、頼んで通らせて
もらったの。その時、ちょうど、黒い車が通り過ぎて行って、
はっきりは見えなかったけど、「あぁっ!マイケルだっ」
もう、それだけで、感動だった。「生マイケル見たよっ」って。

そのあと、マイケルの接待をしたキャストから写真をもらった。
ミッキーと一緒に写る本当に楽しそうなマイケル。
子どもみたいな笑顔だった。

彼に関する報道の、何が本当で何が嘘なのか、私たちにはわから
ない。彼が心の中に持っていた苦しみも悲しみも私たちにはわか
ることはできない。
でも、私たちには彼の残してくれた歌がある。
同じ歌を愛することで、心をひとつにしていくことができる。

どうか、彼の望んだ世界に少しでも近づくことができますように。
争いごとのない、すべての子どもたちが笑顔でいられる、そんな
世界に近づけますように。


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