
北の丸公園内にある東京国立近代美術館工芸館で開催中の「近代工芸と茶の湯」を見てきました。
工芸館の建物は、旧近衛師団司令部庁舎だそうです。明治洋風煉瓦造りの美しい建物ですね。内部もとてもステキでした。

2階、階段を昇ったところ。正面奥は吹き抜けです。縦長のならんだ窓、華奢な照明、そして、正面に置いてあるベンチは黒田辰秋の作品で欅拭き漆のもの。自由に座っていいんですよ!なんてゼイタク‼︎

京都の進々堂や鍵善良房にも黒田辰秋の作った家具があります。現役で使われているってすごいことですよね。

展示品の中にも黒田辰秋の作品がありました。ポスターの赤い茶器もそうです。他にも川喜田半泥子や村瀬治兵衛の作品もあり、やはり近代って身近なんだなーと感じました。あ、身近という表現はあまり正しくないですが…。
日差しの暖かい日曜日、公園を散策するのも楽しい一日でした。