計画発動まで三十分を切り、ネギが来ないことに少し寂しさを感じるフェイト。
そんなフェイトに、茶々丸のアーティファクトの攻撃が入り、
それを防いでる間に夏美のアーティファクト範囲外に出た小太郎の攻撃が入る。
一瞬戸惑うフェイトだが、すぐに夏美のアーティファクトの存在を確認し、
すぐに迎撃のために石化の杭を打ち出すが、それをさせまいと小太郎が完全獣化し、外に押し出そうとする。
しかし、放出された石化の杭はそのまま他のメンバーを襲い始め、
夕映とベアトリクスの結界と、裕奈の撃墜で数を減らすも、ベアトリクスと、裕奈、さよがそれぞれに庇って石化してしまう。
それでも、グレートグランドマスタキーのゲットと、明日菜の救出には成功し、いよいよ脱出が開始される。
いや、何と言うか、あっという間に目的達成したな!
まあ、グダグダ長くやっても仕方がないですが、一話で達成されるとは思ってませんでした。
しかし、目的の物は両方手に入れたが、これでリライトは失敗したのかな?
明日菜と鍵を時間内に戻せば発動したりするのだろうか?
どちらにせよ、小太郎はフェイトに負けるのは確実だろうし、仮に計画は失敗に終わったとしても、
引き続きフェイトと戦うの決定事項だろうしな。
個人的な好き展開としては、やはり時間内に戻せばまだ大丈夫で、
のどかがグレートグランドマスターキーを持ったまま逃げ出し、ぎりぎりの所でタイムオーバーして、
怒ったフェイトがのどかを殺そうとした時にネギが復活して止めると言う。
・・・王道過ぎますね。王道、好きやねん。
達成感のない、寂しさ
あまりにも順調に作戦は進み、ネギが妨害に来ない事につまらなさを感じるフェイト。
恐らくですが、フェイトとしてはネギの邪魔が入る事で、
作戦が成功した後の達成感を感じたいのだと思います。
強すぎる力を与えられて、今までにも様々な作戦をやって、それらに成功してきたフェイト。
現に、作戦成功までの様々な出来事をクリアしているわけだし。
そんな中で唯一失敗したと言えば、京都での修学旅行での一件。
あの時はフェイト自身の本気ではなかったとも言えますが、ネギによって作戦は失敗してしまいました。
(もともと、フェイト自身の本来の計画、魔法世界の再編に関係しない事だから手を抜いていたのかも?)
だからこそ、今度は完全にネギを倒して、作戦を成功させようと思っていたのに、当のネギは来ないと。
・・・そりゃあ、確かにつまらないだろうね。
しかし、フェイトはデュナミス程度とか言っているけど、・・・格下認定ですか。
そのデュナミスに、致命傷受けたんですけどね、ネギ君。
夏美のアーティファクト、本当に凄い物だったんだな
夏美のアーティファクト、『孤独な黒子』。
戦闘用アーティファクトでなく、単純に姿を認識されない物なので、そこまで凄いアーティファクトではないのかと思っていたのですが、
どうやら、伝説級のアーティファクトで、使用者は280年前からいないらしいです。
仮契約の時に出るアーティファクトは、そのマスターの力量によって、
強力なアーティファクトが出ると考えられています。
なので、唯一ネギ意外の小太郎と仮契約した夏美のアーティファクトは、そこまで強力な物ではないのではと思ったですが、
フェイトが驚くほどの物が出ていたとか。
これはつまり、小太郎自身も相当な実力を持っていると言う証拠なのだろうか?
正直、ネギとの力の差を開かれて、今回もフェイトにやられそうなので、どうかと思っていたのですが、
小太郎もまだ10歳だからな。まだ伸び代があるから、凄いアーティファクトが出たのかも。
それとも、二人の相性が良かったとか?
・・・そうでなくて、夏美レベルで存在感の薄い人間が仮契約していなかったと言うオチだったら笑う。
これが、小隊戦闘術
先週の感想記事で、救出部隊にアーニャがいなくてベアトリクスがいる事に不思議でしたが、
こう言う事だったのですね。
まさか、こんな風な合体技があるとは。
騎士団として小隊で行動する事が多いから、こう言った小隊での合体技が考案されているのだろうな。
しかし、防御に使えるし、攻撃にも使えるし、けっこう便利な武器だな。
魔法世界編が終わっても、この武器が夕映の主力武器になるかも。
それにしても、ベアトリクスが夕映を庇って石化された時に、
何故に夕映は最初はビーさんと愛称で読んだのに、その後にベアトリクスと呼び方変えたのだろう?
目的達成の前の犠牲
フェイトの石化の杭(針と出ているけど)、夕映とベアトリクスのの結界と、
裕奈の活躍によって数は減らすけど、完全には撃墜できないで、
それぞれに庇って裕奈とさよが石化してしまう。
しかし、裕奈がまき絵を庇うのは分かるが、何故にさよがのどかを庇ったのだろうな?
関係的には朝倉を守るためにさよが庇うのは分かるが、何故にあまり関連性が無いのどか?
うーん、のどかには特に多くの石化の杭が飛んできたから、誰かが庇わないといけなくって、
それをさよにしたのだろうか?
・・・こう言っては失礼かもだけど、さよちゃんはこの後の戦いでは活躍の場面が無いだろうからな。
実際、ここまで活躍の場面少なかったし。
・・・仮契約していないために活躍できずに石化してしまったさよちゃん。カワイソすぎる。
今回のお気に入りのシーン
今回は、色々考えましたが、裕奈さんが魔法世界編での最後の見せ場なので、このシーンに。
亜子が行ったドーピングがまだ効いているのか、石化の杭の動きを目で追うことが出来、次々と撃墜させていく。
これ、裕奈本来の能力で、極限の場面で裕奈の能力が開花したと思ったのですが、
そうではなかったのですね。少し残念。
しかし、この時に弾切れを起こして全部を撃墜させることが出来なかったけど、
どうやって弾を補充しているのだろうな?
てっきり、無尽蔵に弾が出るのかと思ったのですが、しっかりと補充が必要だったのだな。
・・・微妙に、使い勝手悪いか?
それにしても、すっごい今更だけど、裕奈のバスケ部設定は、何処に行ったのだろうな?
勝手に次回予告
目的は達成できたが、依然としてフェイトと戦う小太郎。
何とか足止めは出来ているが、既にボロボロで、気力で立っている状態だった。
まだ作戦を続けられると考えるフェイトは、最初に夏美を石化させると宣言し、
それを聞いた小太郎は・・・
次回「第311時間目 逃げ切るまでが作戦です!!」 活目して待てぇ !!
(前回の次回予告、そのまま過ぎましたね)
魔法先生ネギま!第310時間目「突撃、白き翼!!」感想
あまり絡みが無くても仲間には違いないですし、あの状況では庇いにいけるのはさよくらいしか居なかったでしょうから、庇ったことはそれほどおかしくはないと思いますよ。
それにどうやら鍵を使用するのはのどかの役目みたいですから、石化させられる訳にはいかないと思って庇ったのかもしれません。
いやぁ、あの場面で裕奈がまき絵、ベアトリクスが夕映と、
それぞれに関連性があるキャラ同士が庇っていたから、
それならば、さよが庇うのは朝倉なのではと考えたりしたのでした。
まあ、のどかは特に多くの数が来ていたから、
どうしても誰か庇う人が必要だったのでしょうね。