はんかくさいんでないかい。

八つ当たりブログである。だから誤爆はある。錯誤もある。情報の正確性も保証しない。でも、変なことは変だと言いたいのである。

人形峠の話・・・少し古い動画ですが・・・

2014年03月31日 | 日記

我々は何を信じているのだろう。安心したいという思いが、安全バイアスに傾斜する心を生み出す。しかし、現実はそんなに安穏としたものではない。特に福島第一原発事故の発災以降、困ったことに安心できないほどの「安全とは言えない環境」になってしまった。

ここで最初に報告している土井淑平さんの、ちょっと背筋が寒くなるような話は、川内原発再稼働を図る人たちにとっては、世に知られてはイケない事のように見える。

被曝の影響は一様ではない。肉体的な影響だけではない。セシウムは筋電動性を持つという。筋電導ならば神経電導もありうる。多発する被災地での若年性の心筋梗塞による突然死。更には、気力の減退などの「鬱病」状の症状。後者は肥田舜太郎先生が発見し命名した「原爆ブラブラ病」と近似ではないか。

チェルノブイリの事象を見ると、例えば小児甲状腺癌の発症と、その「既存の知識では説明が出来ないほどの進行の速さ」をどう捉えるべきだろう。

北海道がんセンター名誉院長である西尾正道先生によると、甲状腺癌は「進行が遅い癌」の代名詞のようなものだという。それが数年で発症する。小児甲状腺癌の発症をスクリーニング効果だとしたい人がいる。しかし、甲状腺癌は十年単位で通常は進行するものだという。ヨウ素131による被曝だけでは癌の種しか生まれないと思える。それに前進に被曝が広がるセシウムが関与していないとは思えない。種を育てる肥料としての被曝だってあるのではないか。そうした人工的に生み出した放射性物質の相互作用は、実は知る限り誰も検証していない。

検証していない事は「分からない」のである。「分からない」という事は「安全」とは等価ではないし、検証する事すら忌避しているかのような放医研の、非科学的な態度を見るにつけ、放射能は安全だというワケノワカラヌ放射能安全神話でも作り出したいと考えているとしか思えない。


3月30日(日)のつぶやき

2014年03月31日 | 日記

年金業務監視委員会を廃止して日本の年金は本当に大丈夫なのか: youtu.be/jWadRrpSvc8 @YouTubeさんから


袴田事件再審決定・捜査情報を垂れ流したメディアに警察・検察を批判する資格があるか: youtu.be/kQz7pc2IevY @YouTubeさんから


最高裁は捜査官のリークを肯定するのか・弘中惇一郎氏(弁護士・村木厚子氏リーク裁判代理人): youtu.be/Po8E_PPp9gY @YouTubeさんから


ガラスバッジの『がんばろう日本!』は、頑張って被曝しろ、という風にしか読めない。ガラスバッジを配布する以前に、ガラスバッジなんぞを子供に付けさせない事が重要なのだ。
p.tl/rIG5


憲法は氏を選択する権利を保障していない?夫婦別姓国賠訴訟高裁判決: youtu.be/u4dnrIUtQQw @YouTubeさんから


消息不明者の情報を求めている方がいます。ご協力を。
sagashiteimasu.com/wordpress/


20140329 UPLAN【福島会場】岡山博「小児甲状腺がんを考える~特に県民健康管理調査の結果を踏まえて」: youtu.be/0VRv2twfttM @YouTubeさんから



3月29日(土)のつぶやき

2014年03月30日 | 日記

20140328 報道するラジオ「原発事故で住民避難は・・・滋賀県の嘉田知事に聞く」: youtu.be/eDWsi0_22x0 @YouTubeさんから


避難計画って・・そもそも原発爆発して避難先に辿り着けるの?被曝しないで。 goo.gl/jxwGDt


20140329 R/F #064「小出裕章ジャーナル」【揺れる高速増殖炉もんじゅの行方について】: youtu.be/kCBw2pOdiIs @YouTubeさんから



原発事故で避難・・・できますか?

2014年03月29日 | 日記

基本的な問題がお座なりである。原発再稼働しても、万が一の場合に逃げる場所も決まらないし、決める方法もない。国も原子力規制庁は避難計画には関与しないという。安全な原発という妄想そのものが理解の外である。機械は短命に終わるか寿命が来るか、いずれにしても壊れる。壊れても修理が可能ならばいいのだが、福島第一原発2号炉、未だに建屋に人が入れない。壊れると修理することができない。これって「安全」とは程遠い。

原発を推進する人が居ても構わない。ただし、その場合は排出される放射能を「無効」にする方法が存在することが前提だ。石炭による火災は水をかければ消火できる。石油も酸素の供給を止めればできる。しかし、核は残留物そのものが膨大なエネルギーを排出する死の灰である。それを「無毒化」「無害化」できるのかといえば、そんな方法は原発が創りだしたエネルギー以上のエネルギーが必要となる。つまり、最初っから経済合理性そのものが皆無なのだ。

避難計画が原子炉稼働の要件となっていないことにも驚く。そんな無責任な話があるか。

もう大昔だが、国会の予算委員会で原発事故の話が出た時「万万万が一も事故は起きない」と大見得を切った政権の大臣がいた。自民党の代議士であり、当時の通産省か科学技術庁のエライさんである。チェルノブイリ事故の当時だ。あの時は「日本の技術は進んでいるから事故は起きない」と言う話であった。それを補強するための「万万万が一」発言だったのだろうが、福島で吹っ飛んでしまった。

プルトニウム239の半減期は2万4千年である。実は、人間のわかっている歴史をかき集めても、2万4千年前の姿は不明なままだ。地球の大陸移動は現在も続いていて、そのダイナミズムの中で人間の位置づけなんぞは「皆無」に近い。相手は億年単位でのものなのである。