それほんと?

キラ様のデスノート

学力低下

2007年10月27日 | IT
全国学力試験の結果が発表された。
いろいろな評論が盛んに報じられている。
しかし、的を得たものが無い。
原因は、知識の取り扱い、定義に間違いが多いからだろう。

例えば、基礎的な知識は揃っているが応用力が欠しい、、、、などのコメントがある。
これなどは、知識の定義があいまいで、どちらかと言うと間違っている。
情報、記憶、知識の判別ができていない。
だからインターネットの世界を否定するコメントが多い。

情報は、印刷物、書物、インターネット、、、どこからで取得しても同じ情報でしかない。
大量に頭に記憶できないから、インターネットを使えばいい。

問題は、その情報を使えるようになっているかどうかだ。
使うと言うのは、物事、事象を評価し、結論を出せることを言う。
正解かどうかは問題ではない。


そこに、論理的な推論プロセスが介在し、情報とともに人間の考える機能を構成している。
情報がが豊富になれば、正解率は向上する。
また、結論を導きだすプロセスも改善、スピードアップされる。

このように使われる情報が、知識であり、推論プロセス(考える)と組み合わされたものが、知恵だ。

だから、インターネットは否定されるものではない。
教育者の知的レベルが低いから、このような問題が出てきてしまう。

世界は、インターネットを中心に学習体系が急速に変化している。
本、書物、教室、塾などの資本を必要としてきた教育システムがインターネットで、世界中平等になってきている。
先進国が、発展途上国に負ける、たぶん、20年後だと思う。

そのとき、日本はどうするのだ。
それは既に見えている。

改善する方法は見えている。
生徒の前で、発表する、生徒間で議論する。
これだけで、改善するのだが。


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