平和の国の死刑制度

日本には死刑がある。

合法的殺人制度だ。

過半数の国民が同意している制度だ。

日本の死刑は絞首刑らしい。

絞殺刑（こうさつけい）ともいうそうだ。

肥満の人の場合、その体重で

頭部と胴体が引きちぎれる事があるそうだ。

（日本で死刑確定後、長期間死刑囚を放置するのは

徐々に体重を減少させる事が目的なのかも知れない）


テレビで米国の何処かの州の死刑制度に関するレポートを見た。

部屋は2つに分かれていた。

一方には死刑囚が座り固定される椅子があった。

椅子の腕置き辺りには薬剤注入用の透明なチューブがあった。

チューブの先には注射器が接続され

医師が死刑囚の動脈に注射する仕組みだ。

点滴のような感じだ。

2つの部屋はドアとは別に小さい小窓でつながっている。

死刑囚の動脈に注射された注射器に接続されたチューブは

椅子の横から、その小窓に向かって長くのびている。

死刑執行用の薬剤（液体）は、小窓の先の隣室に用意されている。

実際に死刑を執行する医師は、その部屋に待機し時を待つ。

時が来たら医師はその場から（死刑囚のいる隣の部屋から）

薬剤を注入する。

医師から死刑囚(死刑の様子)は見えない。

数分後、薬剤の効果により、死刑囚は眠るように死亡する。


死刑囚の何割かは死刑確定後も無実を主張しているらしい。

冤罪での死刑でない事を祈るばかりである。

とても成仏できるとは思えないゆえに。


なお、８月中に東京拘置所の刑場が公開される予定との事。