Dancing In Your Head

メモ帳/すべてフィクションです/
※てきとーDETAH!!

シンプルイズベスト

2010-06-27 04:57:30 | memo など
私はお金の問題に無頓着な人間で

基本的に他人任せの無責任男であるが

昨今話題の消費税について疑問があった

それは逆進性の問題だ

どうも腑に落ちなかった

簡単に言えば

我ら貧乏人は200万円の新車を買わない

我ら貧乏人は4000万円の新築の家を買わない

せいぜい安い中古車にオンボロ賃貸が我ら貧乏人の暮らしだ

大企業は数百億の設備投資をし、町工場のそれは数千万円

消費税が等しく5%なら、、、

なのになぜ逆進性なのか

根本的な疑問だ

ネットで少し調べたらヒントらしきものがあった

どーやら消費税は一律に全ての消費にかかるものではないらしい

課税と非課税やら減免やら優遇やら何やらかんやら

頭が痛くなる複雑怪奇な世界だった

なるほどこれが諸悪の根源か、、、

これが、本来シンプルで公平なはずの消費税の特性を

打ち消していると直感した

ならば答えは簡単だ

全ての例外を廃止または凍結すれば良いわけだ

現在のこのグチャグチャな消費税を

スッキリした姿にしてあげれば

おそらく現在の5%でも数兆円の税収増が見込めるはずだ

ただ注意すべき点は、

現在の複雑な消費税は意図的に設計されている可能性がある

よって新たな消費税にも抜け道を作られる可能性がある

ゆえにあらゆる例外を一切排除する覚悟と宣言が必要である

監視するのは政治と納税者だ

制度はシンプルイズベスト、

例外が不公正と無関心と腐敗を生む

増税論議の前にまずここから始めよう


あと、不毛な対立は無意味だ、

笑顔で「オハヨー」

ただそれだけのこと


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あからさまになってきた

2010-06-23 05:50:50 | memo など
メディアの民主党攻撃(非民主党への世論誘導)が激しさを増している

彼らの目的はいたってシンプルだ

首相交代で急上昇した支持率を投票日までにできる限り下げる

ただそれだけだ

こうなるとカメラの前で何を言おうと彼らの都合が良い様に編集されて

ニュースで繰り返し執拗に反復報道される

いわゆる洗脳である

そもそも無党派層は討論番組を長時間視聴しない

彼らの情報源はメディアにより意図的に要約されたワンフレーズ情報である

このワンフレーズ情報の波状攻撃により

無自覚な無党派層はメディアの意図する方向へと押し流されて行く

この攻撃は投票日が近づくにつれより激しくなるであろう


では、民主党としての具体的な防衛策は何か?

私はこう考える

まず、菅さん、枝野さん、玄葉さん、野田さん、仙石さんは

可能な限り投票日までメディアへの露出を控える

今出れば格好の標的になるだけである

ただし、有権者へ直接訴えかける事は積極的に行うべきである

草の根の選挙戦である


もし、メディア対応がやむおえず必要な場合は以下の4人に

(以前も推薦したが)


蓮舫さん

彼女は最早ジャンヌダルクである

メディアが攻撃すればするほど、その存在感を増す


細野さん

彼は言葉の手品師である

ある種天才的で、彼の発言をメディアが利用する事は困難

非常にテレビ向きなキャラで特に自民党にとっては脅威である


樽床さん

大胆さと慎重さを持った

場の空気を読むのに非常に長けたクレバーな人物


小宮山さん

テレビ(メディア)を知り尽くしている人物

特にNHKでは当然無敵である


メディア対応を誤ると選挙戦に致命的なダメージあり

早く手を打たないと支持率は一瞬で急落する


話は変わって

2人区のリポートをテレビで見たが

事実なら非常に問題だ

意思統一(選挙戦略)が欠如している状況に見えた

放置すれば党全体の組織力の低下を招くであろう

2人区こそ明確な党の方針(選挙戦略)の徹底と強化が必要である

菅さん、枝野さん、玄葉さん、野田さん、仙石さんが

積極的に直接コミットすべきである

放置すれば全滅する可能性が極めて高いと私は思う


まあ事情は色々あるのかも知れませんが

行く時は行かないと、後々問題を複雑化させますよ、、、


相手は前回の選挙で色々学習したようです


ふぅぅ

------------------------------

蓮舫 ホームページ

菊田真紀子 ホームページ

尾立源幸 ホームページ

田嶋要 ホームページ

津川祥吾 ホームページ

寺田学 ホームページ

枝野幸男 ホームページ

仙谷由人 ホームページ

古川元久 ホームページ


行政刷新会議

国家戦略室


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

報道官はメディアから民主主義を守るシェルターである

2010-06-16 19:50:30 | memo など
ふと頭に浮かんだフレーズだ


はっきりいって政治家はテレビに対し全く無力である

なぜならテレビの中は番組制作者の領域であり

大多数の視聴者は彼らが作り出すイメージに誘導されるからである


編集や演出によりイメージは生成される

全ての番組に演出家がいる、ニュース番組・討論番組にもいる


この事は民主主義にとって脅威である

ゆえに我々はこの脅威から民主主義を守るすべを真剣に考える必要がある


ザ・ホワイトハウス(The West Wing)というドラマの中で

報道官の仕事が詳細に描かれている


報道官は政治家、議員である必要は無い

報道官はマスメディア出身者(経験者)が適している

なぜならメディア側の意図を推測する事が容易であるためだ

あくまで記者会見で政府の見解や声明などを伝えるのが仕事である

質疑応答はあるが基本的に記者との間で事前に調整が行われている

基本的に事前に調整が行われていない質問に対しその場で回答しない

基本的に報道官はマスメディアという大津波から政権を守る防波堤である


報道官は個人的見解を会見で披露する事は無いので

極論すればアナウンサーや俳優でもかまわないが

ある種のセンスは必要なのかも知れない


ザ・ホワイトハウスはあくまでドラマですが、、、


ふりかえると鳩山政権はマスメディアに対しあまりに無防備だったと思うのです


餅は餅屋、腐っても彼らは情報のプロ、侮る無かれ

特にテレビ業界は非常に閉鎖的な業界なのです

その中心部分は特権意識が非常に強い


バランス感覚を失った最近のテレビ、正直わたしはちょっと怖いのです


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界を動かしているもの 2

2010-06-12 08:47:40 | memo など
前回書いたように

近所のタバコ屋のオバサンによると、、、

世界を動かしている物はプログラム(コンピューターの)であり

世界を動かしている者はプログラマー(コンピューターの)である

経済成長率はプログラマーの質と量に比例する

10年前の私の経験だと、日本は慢性的なプログラマー不足である

実際、当時主流だったc言語のプログラマーを求人すると

応募者の半数以上が中国かインドの技術者だった

現実的なレベルのスキルを持った日本人技術者はほぼ0だった(ベンチャーの場合)

結局、絶対数が少なすぎるため大企業が全部吸収してしまうわけだ(雇用条件の差で)

昨今のニュースを見ると、事態は更に悪化しているようだ

典型的な例がトヨタのリコール問題だ

私が知る限り、リコール対象車の問題個所のほぼ全てが

制御システムに起因している、つまりプログラムだ

想像するに、プログラマー不足(質と量)と、

その事によるプログラマーのオーバーワークが原因だろう

トヨタでさえこのありさまなわけで

日本の産業界全体で見た場合どれだけの損失を与えているか想像できるだろう

私の個人的感覚では、この問題が日本の成長率を10%は押し下げていると思う

だったらプログラマーをガンガン育成して増やせば良いのでは?

と誰もが考えるわけだが、事はそう簡単ではない、、、


つづく


プログラマーが知っておくべきうつ病の知識


---------------------------------------------------


参考資料 / 以下転載


Computer 誌(IEEE 発行)が
C++ 言語の開発者 Bjarne Stroustrup 氏に行ったインタビュー

インタビューア(以下「I」): あなたがソフトウェアデザインの世界を一変させてから何年にもなる。振り返ってみて、感想は。

Stroustrup(以下「S」): 実はあなたがここへ来る直前、当時のことを思い出していたんだ。おぼえているかな。誰もが C 言語を使っていたけど、問題はみんな結構うまくコーディングしていたことだった。大学も C 言語を教えるのがうまくなっていたしね。驚異的な割合で有能な――「有能」という言葉は強調しておきたい――卒業生を量産していた。それが問題の原因だったんだ。

I: 問題?

S: そう、問題だったんだ。誰もが COBOL を使っていた頃のことはおぼえてる?

I: もちろん。僕もそうだった。

S: はじめの頃、COBOL ができる人間は神のような存在だった。給料も高かったし、王侯貴族のような扱いだった。

I: いい時代だったなあ。

S: うん。で、どうなった? 嫌気がさした IBM が何百万ドルもつぎ込んでプログラマを養成したものだから、COBOL プログラマは「一盛り十円」になってしまった。

I: だから僕は辞めたんだ。たった1年の間に給料が急落して、とうとうジャーナリストの方が給料がよくなったんだ。

S: そのとおりだ。で、当時は C プログラマにも同じことが起こっていたんだ。

I: なるほど。でも、要するに何が言いたいのかな。

S: ある日、オフィスにいたときに、ある策略を思いついたんだ。バランスを少し回復させる策略をね。「プログラマが余るなんてことが絶対にありえないくらい、複雑でおぼえにくい言語があったらどうなるかな」ってね。実は、この考えの一部は X10――例の X Window の――から頂いたんだ。あれはひどいグラフィックシステムでね、Sun 3/60とかでないと動かなかった。ばかばかしいくらい複雑な構文規則とか、わかりにくい関数とか、疑似オブジェクト指向的な構造とか、僕がほしいと思う要素は全部揃っていたんだよね。今でさえ、生の X Window コードを書く人間なんていない。正気を保つには Motif を使うしかないんだ。

I: 冗談でしょ…。

S: 全然。実を言うと、問題はほかにもあったんだ。Unix は C で書かれているので、C プログラマなら誰でもシステムプログラマになれるんだ。汎用機のシステムプログラマが昔いくら給料をもらっていたか知ってる?

I: もちろんだよ、だって昔は僕もその一人だったから。

S: OK。つまり、この新しい言語は Unix と切り離す必要があったんだ。Unix と C を結び付けているシステムコールを全部隠蔽してね。そうすれば、DOS しか知らないプログラマでもまともな生活ができるでしょ。

I: あなたがこんなことを言うとはとても信じられない…。

S: もうかなり時間がたったしね、C++ が時間の無駄だということにはほとんどの人が気がついたとは思うけど、でも当初予想していたよりはずいぶん時間がかかったな。

I: 具体的に何をどうやったのかな。

S: 最初はほんの冗談のつもりでね、みんながあの本を真に受けるとは思ってもみなかったんだ。脳みそが半分でもあれば、オブジェクト指向プログラミングが非直感的で、非論理的で、非効率なことくらいはわかるよね。

I: え?

S: それに「コードの再利用性」ときたら…。どこかの会社がコードを再利用したなんて話を聞いたことがある?

I: いや、実はないんだけども、でも…。

S: ほらね。言っておくけど、はじめの頃、努力した連中がいなかったわけではないんだ。オレゴン州の会社――確か Mentor Graphics という名前だった――が、90年か91年頃に何もかも C++ で書き直そうとしてひどい目にあったんだ。悪いなとは思ったけど、彼らの間違いを見ればみんな気がつくだろうと思ったんだ。

I: でも気づかなかった、というわけだね。

S: まるっきりね。問題はね、たいていの会社は大失敗を隠そうとするし、3000万ドルもの損失を株主に説明するのは至難の業だということだ。でも彼らが偉いのは、最終的にはなんとか動いたということだね。

I: 本当に? じゃあ、それが証拠だ、オブジェクト指向は使えるわけでしょ。

S: 使えそうなんだけどね。実行ファイルがあまりに巨大だったんで、128MB の RAM を積んだ HP のワークステーションで読み込みに5分かかったんだ。読み込んだら、今度は死ぬほど遅い。実を言うと、これで策略は失敗するんじゃないか、1週間で化けの皮がはがれるんじゃないかと心配したんだけど、誰もそんなことを気にしなかったんだね。びっくりするほど強力なマシンを Sun や HP が喜んで売ってくれて、その莫大なリソースを使って大したこともないようなプログラムを実行する、というわけだ。AT&T で C++ コンパイラを初めて作ったとき、Hello World をコンパイルしてみたんだけど、実行ファイルは信じられないようなサイズだった。2.1MB だよ。

I: え? でもまあ、その頃からすればコンパイラも随分進歩してるよね。

S: してるかな。最新バージョンの g++ で試してごらん。0.5MB 程度じゃ何もできない。それに、もっと最近の例も世界中にある。British Telecom はもう少しで大災害にあうところだったんだけど、幸運なことに全部スクラップしてはじめからやり直すことができた。Australian Telecom はそれほど幸運じゃなかった。今だと、Siemens が恐竜のような代物を作っているらしいね。実行ファイルに合わせてハードウェアがどんどん巨大化していくので心配しているらしい。多重継承って素晴らしいね。

I: うん、でも C++ は基本的にはしっかりした言語だと思う。

S: それ、本気で信じてるね。実際の C++ プロジェクトの経験はある? どうなるかって言うとね、まず第一に、いろいろワナを仕掛けてあるから、よほど小規模なプロジェクト以外は一発では動かないようになっているんだ。たとえば演算子のオーバーロードがそうだ。たいていの場合、プロジェクトの終わり頃にはほとんどのモジュールで演算子をオーバーロードしている。プログラマの連中が、トレーニングコースで教わったとおりにやらなくちゃいけないと思うからだ。つまり、1つの演算子の持つ意味が、モジュールによってまったく異なることになる。モジュールの数が100かそこらあるときに、これをまとめあげようとしたらどうなると思う? データ隠蔽もあるね。モジュール間の連繋にどこかの会社が苦労しているなんて話を聞くと、笑いを抑えられないときがあるよ。「Synergistic」という言葉は、プロジェクト管理者の胸に刺さったナイフをグリグリ回すためだけに発明されたんじゃないかと思うな。

I: だんだん呆れてきたと言わざるを得ないな。プログラマの給料を上げるためにやったって言ったね? それはひどい話ではないのかな。

S: そうでもない。選択の自由は誰にでもある。こんなに話が膨らむとは思わなかったんだ。ま、いずれにしても、基本的に僕の策略は成功したんだ。C++ は今や消え去りかけているけど、でもプログラマの給料は高いままだ。特に、糞みたいな C++ コードをメンテナンスしなきゃならない哀れな連中はね。大規模な C++ モジュールなんて、自分で書いたのでない限りメンテナンスできないことは理解してる?

I: どうして?

S: 現場から離れて長いんだな。typedef はわかるよね。

I: うん、もちろん。

S: RoofRaised って何だと思って、長い時間をかけてヘッダーファイルを調べてみたら、ただの double だった、なんてことがよくあったでしょ。大規模なプロジェクトのすべてのクラスで暗黙の typedef を見つけ出すのにどれくらい時間がかかると思う?

I: 策略が成功したと判断する根拠は何かな。

S: 平均的な C プロジェクトの長さをおぼえているかな。だいたい6ヵ月だ。家族を抱えた人間がまともな水準の暮らしを維持するには短すぎる。で、同じプロジェクトを C++ でやったらどうなる? 教えてあげよう。1~2年だ。素晴らしいね。たった1つの判断ミスで、安定した仕事が確保されるんだよ。それともう一つ。大学が C を教えなくなってからずいぶんたったから、最近ではまともな C プログラマが不足しているんだ。特に、Unix のシステムプログラミングのわかる人間がね。もうずっと new を使っているものだから、malloc をどう使っていいかわからないし、戻り値もチェックしないんだ。ほとんどの C++ プログラマは戻り値を捨ててしまうんだよ。昔懐かしい -1はどこへ行ったんだろうね。少なくともエラーが発生したことはわかったし、throw だの catch だの try だのに悩むこともなかったんだ。

I: でも、継承が時間の節約になるのは確かでしょ。

S: そうかな。C プロジェクトと C++ プロジェクトの計画立案の違いに気がついたことはある? C++ プロジェクトの方が、計画に3倍時間がかかるんだ。継承するべきものはして、そうでないものは継承しないようにするために、それだけの時間をかけて調べる必要があるんだ。それでも間違う。C プログラムでメモリリークなんて聞いたことがあるだろうか。今では、メモリリークの発見が大産業になってしまった。全部見つけるのは費用がかかりすぎるから、たいていの会社はあきらめて、山ほどリークのあるプログラムを出荷してしまう。

I: ツールはあるけど…。

S: そのツールも、ほとんどは C++ で書かれているんだよ。

I: このインタビューを公表したら、あなたは多分リンチにあう。それはわかってるね?

S: どうかな。さっき言ったように、C++ は既にピークを過ぎているし、まともな会社ならテストプロジェクトもなしで C++ プロジェクトを開始したりはしない。テストをすれば、ひどい目にあいそうだということはわかるはずだ。わからないなら、ひどい目にあって然るべきなんだよ。実はね、昔 Dennis Ritchie に C++ で Unix を書き直さないかって持ちかけたことがあるんだ。

I: Oh my God。で、返事は?

S: 幸運なことに、彼はユーモアのセンスがあってね。彼にしても、Brian にしても、早い時期に僕のたくらみに気づいたと思うんだけど、でも誰にも言わなかったんだ。僕に興味があるなら C++ で DOS を書くのを手伝ってやるって言ってくれたよ。

I: 興味はあった?

S: C++ バージョンの DOS は実際に作ったんだ。終わったらデモをあげるよ。コンピュータ室の SPARC 20で動いてるよ。4 CPU だとウソみたいに速いし、ディスクも70MB しか食わないんだ。

I: PC だとどうなのかな。

S: それは冗談でしょ。Windows 95を見たことがないの? あれは僕の最大の成功だと思っている。もう少しでバレるかと思ったけどね。

I: さっき聞いた Unix++ の話が気になるんだ。どこかの誰かが絶対にやろうとするよ。

S: このインタビューを読んだらあきらめるさ。

I: 悪いけど、これはとても掲載できないと思う。

S: でもこれは世紀の大スクープだよ。僕はただ、ほかのプログラマに忘れられたくないんだ。彼らのために僕がしたことをね。C++ プログラマの最近の給料は知ってる?

I: 最後に聞いたところでは、本当に有能な人間の場合、1時間あたり70~80ドルだ。

S: ほらね。で、給料分の仕事はしているはずなんだ。僕が C++ に仕掛けたワナを全部おぼえておくのは並大抵のことではないんだよ。それに、さっきも言ったように、C++ プログラマというものはね、どういうわけか、どんなプロジェクトであろうと C++ のあらゆる要素を片っ端から使わなきゃいけないと信じ込んでいるんだ。実を言うと、時々頭に来ることもあるくらいだ――僕の本来の目的にはかなうことなんだけれどね。これだけ長くやってきたから、C++ を好きになりかけているんだ。

I: 以前は違った?

S: 嫌いだった。見た目すら悪いでしょ? でも、本の印税が入り出してからは…。まあ、言いたいことはわかるよね。

I: ちょっと待った。参照は? C のポインタよりは優れていると認めるでしょ。

S: うーん。それについてはね、どうなのかなとずっと思っていたんだ。最初は C より優れていると思ったんだ。でもね、その後、C++ でプログラミングを始めたという人間と、このことについて話す機会があった。彼が言うには、変数を参照しているのか逆参照しているのかがいつもわからなくなる、だから必ずポインタを使う。アスタリスクが思い出させてくれるから、と言うんだ。

I: やれやれ、普段ならここで「どうもありがとうございました」なんだけど、今回はちょっと当てはまらないな。

S: 必ず掲載すると約束してほしい。最近は良心の呵責に悩まされているんだ。

I: 決まったら知らせるけど、編集長がどう言うかはわかるような気がするな。

S: どうせ誰も信じないさ。でもまあ、そのテープだけはコピーをくれないかな。

I: それならできるよ。

---------------------------------------------------

C++ と
C#
の違いを教えてください。

それと 「.NET」 って何ですか?
上記2つとの関係は?

先に.NETについて。

.NETはMicrosoftの次世代インタネット戦略のことです。ちなみに.NETに対応したプログラムの開発・実行環境が.NET Frameworkです。
C#は元々.NETの普及推進の為に新たに作られた言語で、代表的な処理系はMicrosoft Visual C#です。
C++自体は.NETとは無関係ですが、C++を使って.NET対応のプログラムを開発する為の処理系としてMicrosoft Visual C++ .NETがあります。

以下、C++とC#の比較です。双方の特徴を、対比できるように同じ順番で箇条書きにしてあります。

C++
・手続き型プログラミング、オブジェクト指向プログラミング、ジェネリックプログラミングなどが可能なマルチパラダイムな言語。
・元々C言語を拡張したものなので、構文は基本的にC言語と同じ。
・C言語(C89)との下位互換性がある程度あるので、C言語で書かれた資産を流用できる。
・コンパイル型言語。実行速度に気を使った工夫がされていることもあり、結構高速に動作するプログラムを生成できる。
・マルチパラダイムな為か、言語仕様がかなり大きく複雑。C言語由来の危険さ(メモリアクセス周り)を抱えている。また特定のパラダイムで捉えた場合、色々と問題点が指摘できる(オブジェクト指向言語としては、ガベージコレクタが無いので資源管理(例えばnewとdelete)が難しい。ジェネリックとしては、C++のテンプレートの実装はイマイチ)。使いこなせればとても強力な言語だが、全てを使いこなせる人はなかなかいないのが現状。
・かなりメジャー。最近では組み込み開発でも使われることがある。

C#
・オブジェクト指向プログラミング言語。限定的にポインタやビット演算などの低レベル処理が可能だったりジェネリックに対応してたりするが、基本はオブジェクト指向。
・Microsoftが.NET用に新しく作った言語で、C++とJavaが混ざったような構文(どちらかというとJava寄り)。
・C言語やC++との互換性は無い。
・.NET Frameworkでは、コンパイルしてCIL(共通中間言語)のコードを生成しておき、プログラム実行時にCILのコードをJITコンパイラに噛ませている。Javaと良く似た仕組みで、コンパイル型とインタプリタ型の中間と言える方法。
 最近のJava同様、高速化の為の工夫がされているので、プログラムの実行速度はそれほど遅くはないはず。
 ちなみに.NET FrameworkはCILのコードの実行環境(Java VMみたいなもの)を兼ねているので、.NET Framework又はその互換環境(Monoなど)がないとプログラムが動かない。でも実行環境さえあればどこででも動く。
 但し、C#の言語仕様にはコンパイラが生成するコードについての規定はないので、CILじゃなくてネイティブコードを生成するコンパイラを作っても問題ない。
・C++ほど複雑ではなく、学びやすい。またエラーを発生させにくいように色々と工夫されている。
・いまいちマイナー感を払拭できない。それなりに良くできた言語だと思うんだけどなぁ。

.NET FrameworkはCILのコードを実行します。その為.NET対応の処理系では、プログラムをコンパイルするとCILのコードが生成されます。
なので、同じC++の処理系でも、Visual C++ .NETではネイティブコードではなくCILのコードを吐きます(正しくは、どちらも生成可能)。

ちなみにC++もC#も標準化された規格が存在します。
特にC#については誤解されていますが、Visual Basicとは違ってECMAやISOによる標準規格が存在します。その意味では「Windowsで動くプログラムしか作れない」とか「.NET Frameworkないしその互換環境がないと動かない」というわけではありません。もっとも、実際にネイティブコードを生成するC#のコンパイラがあるかどうかは、調べてみないと分かりませんが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界で一番有名な日本の曲

2010-06-10 19:36:30 | music など
たぶんコレです。


日本のソフトパワーが世界最強だった頃の象徴的楽曲です。

ある意味、現在でも世界最強です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メモ 20100607 その日の朝

2010-06-07 07:13:10 | memo など
とにかくココからは選挙に関してはアクセル全開で行く必要がある

そして選挙以外は超・安全運転が必要だ(選挙までは)

失言1つが命取りになる

特に、官房機密費と普天間は要注意!!!

支持率のご祝儀相場はすぐ終わる

単独過半数をねらうためにも支持率を70以上に持っていく必要がある

方法は?

とにかく全員で全力で考え、全員で全力で動くしかないだろう

戦略なしに動き回っては負ける

考えるだけで、動きが足りなくても負ける

んーーー大変だ、、、


さて、話は変わって人事の事

ニュース通りの体制なら

最も負荷がかかるポジションは枝野さんかも知れない

彼のオーバーヒートを回避するためには

細野さん、樽床さんのバックアップが不可欠である

枝野さんがオーバーヒートすれば選挙は大敗し、、、


あと、気がかりなのが官邸だ

鳩山政権の官邸機能、外側からはほとんど見えなかった

よって判断材料が皆無だが

新政権では、人柄よりも行動力と情報力重視の人選を(最低一人)


あと、官邸スタッフに二人の人材を勝手に推薦する(外部情報から)

田中美絵子さん、横粂勝仁さんだ

二人の主な役割は情報収集、メッセンジャーだ

具体的には毎日、全省庁、全大臣、国会や議員会館や党本部や

等々を巡回し、情報収集やら雑談やら伝言やら調整やらを行う役割だ

では、何故この二人か?

1.この二人なら相手が警戒せず本音を話しやすい

2.体力と根気と好奇心と向上心が必要な仕事故、新人が適している

勿論、政治家としてのポテンシャルも、、、


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外野席から口笛を

2010-06-05 07:23:25 | memo など
「人事をつくして単独過半数をねらう」


可能性が少し見えてきた

ポイントは「一体感 / 組織力」

単独過半数の壁を突破するには不可欠な要素である


私個人の視点から

今回の人事で鍵になる人物は

まず、


蓮舫さん


民主党の顔になる人物、特に選挙戦(対メディア)で力を発揮する可能性大

報道官的ポストがベストか、、、

次に、


細野さん


キーストーン(要石)的存在、全体のパワーバランスを調整する、

組織に安定感を与える存在で実は非常に重要、メディア対応も上手い

やはり、あのポストがベストか、、、

次に、


樽床さん


今後急激に注目される可能性あり、体育会系で泥臭い民主党内では稀有なタイプ

未開拓の無党派層の支持を集める可能性あり

例えば、沖縄担当ポスト、、、まあ、事の成否は彼次第だが、、、

そして、


馬淵さん


前原さん、国交省の関係から、自由に動けるのか私には分からないが

表舞台に引っ張り出せば広い支持を集める可能性は極めて大きい

安定感、存在感も強くあり、重要ポストで力を発揮する可能性大

あと、


福田衣里子さん (厚労政務官か行政刷新か、、、)

中林美恵子さん (外務政務官か国家戦略か、、、)


二人とも注目度、行動力あり

1年生議員、女性議員を登用する事で確実に組織が活性化する


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国会の椅子 2

2010-06-04 05:29:05 | memo など
以前このブログで国会の椅子を事務椅子にする事を提案した事があったが

先日テレビのニュース(数秒間)でカナダ(たぶん)の国会の審議風景が映ったら

黒と緑のツートンカラー(たぶん)の事務椅子を使用していた

カナダの議員たちは腰痛防止のためか椅子を左右にフリフリしながら審議していた

日本では室内の面積の問題で不可能かもしれないが

もし事務椅子導入を行っていれば鳩山さんも辞めずにすんだのかもしれない

そう思うと残念だ、、、


ちなみに韓国の国会では全座席にノートパソコンが標準装備だ(たぶん)


話は変わるが

ニュージーランドでは1987年に郵政民営化を日本に先駆けて行ったが

様々な弊害が発生し、結局、再国営化された、、、


関係ないが

樽床さんの勇気にエールを送ろう

もし彼が落選したら、みんなで焼き鳥に連れて行き、よーやったと言ってあげよう


他の人もまだ間に合うよ、、、


あっ、あと菅さんへ

もう大人なんだから、特定の企業名をだして批判するのはダメだよ

そーゆーとこ気をつけないと、、、

首相になったら誰も注意してくれないよ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

2010-06-03 04:40:50 | memo など
まずは第一ゲート通過・・・

がしかし、まだ何も終わっていない、まだ何も始まっていない・・・

話は変わって、、、

せっかく、鳩山さん、小沢さん、菅さんが大舞台を用意してくれたんだから

結果はともかく、単なる予定調和だけではもったいないですよ

蓮舫さん、千葉さん、細野さん、馬淵さん、古川さん、、、

そしてユーも、とにかくレッツゴーーーーー!!


英首相より高給の官僚172人の実名公表 給与削減狙う


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界を動かしているもの

2010-06-02 05:55:05 | memo など
近所のタバコ屋のオバサンによると

世界を動かしているものはコンピューターだそうだ

僕は反論した

所詮コンピューターなんて電気仕掛けの箱じゃないかと

オバサンは言った

コンピューターを物だ機械だと思っている人がいるが大間違いだ

コンピューターの本質は何か?

それはプログラムだ

プログラム、OSの無いコンピューターはただの箱だ

そしてそのプログラムは全て人間、プログラマーが書いている

プログラムはそれを書いたプログラマーの人格の延長線上に存在する

つまりコンピューターはプログラマーの分身なのだ

ウインドウズもマックもグーグルもスーパーコンピューターも

全てのプログラムはごく少数のプログラマーと呼ばれる技術者の

アナログな手作りの産物であり分身なのだ

私たちは日々無意識に彼ら彼女らの分身と対話しながら生活を営んでいるのだ

天気予報、携帯電話、自動車のブレーキシステム、信号機、電車の運行システム、医療

水道、ガス、電気、銀行のATM、炊飯ジャー、コンビニやスーパーの配送システム、、、

私たちの生活、身のまわりのほぼ全てがコンピューターに依存している

言い換えればプログラマーに依存しているのだ

2008年9月にリーマン・ショックが発生した

1年後の2009年9月にテレビで旧リーマン・ブラザーズ本社前から中継映像を見た

すると、あのビルの電光掲示板にバークレイズの文字が躍っていた

数日後のテレビ番組で破綻したリーマン・ブラザーズの北米部門を

バークレイズが買収した事を知った

番組内でバークレイズの幹部がリーマン・ブラザーズの

当時最強と言われていた金融取引プログラムを

そのまま稼働させ続け莫大な利益を上げ続けている事を証言していた


[2009年12月、ブラックロックがバークレイズPLCより

100%子会社のバークレイズグローバルインベスターズ(当時の業界1位)を

現金(借入を含む)と自社株式の合計135億ドルにて買収、

群を抜いて世界最大の運用業者となった。(ロイター通信)

ブラックロックの運用資産総額は3.35兆ドル(310兆円)にのぼる(2009年12月現在)]


オバサンが小さな声で言った

鳩山さんには総理大臣よりも重要な仕事が待っている、、、と


つづく


ドイツ証券がシステム障害、10兆円規模の誤発注

マネー資本主義 ウォール街の“モンスター” バブルは再び起きるのか


------------------------------


あなたの声が日本を変える!! ・・・かも

ハトミミ 国民の声 受付窓口

ハトミミ 職員の声 受付窓口


仕分け人のブログ等で進行状況をチェック!!

蓮舫 ホームページ

菊田真紀子 ホームページ

亀井亜紀子 ホームページ

尾立源幸 ホームページ

田嶋要 ホームページ

津川祥吾 ホームページ

寺田学 ホームページ

中島隆利 ホームページ

枝野幸男 ホームページ

仙谷由人 ホームページ

古川元久 国家戦略室長


行政刷新会議

国家戦略室


内閣官房 現在ご意見募集中の案件

独立行政法人役員の公募


【動画】仕分け人が早稲田に集結! ―― 事業仕分けの意義

事業仕分け第1弾 音声データ一覧


ネットで政治献金「まずは100円から」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする