たくやらな日々

大好きな『美しい男』たち、そして日々の出来事などを心の赴くままに。

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2010年03月03日 00時59分03秒 | favorite
三レンチャン3日目。今日は新宿に行ってきました。(昨日のことはいずれ書くかも?書かないかも?

路線検索したらぎりぎりで間に合うと出たものの、到着したら既に始まってて、早退すりゃ良かった・・・・と後悔。でもま、5分遅れ程度で入場できましたけどね。
さてさて、連鎖公演ということで両方観るとチケットが割引になるって言うんで申し込んだ今回の公演。それほど期待してなかったって言うか・・・・ねぇ?
ところがところがですよ。
すっかり感動して帰ってきてしまった私です。

原作は読んでました。
でも、ホントにさらっと一回目を通した程度。ストーリー展開を理解した程度の読み方。
ところが・・・・・こうやってじっくりとお芝居にしてみると深い深い。
それほど長くはないお話を2時間半にしてるんだから一つ一つのエピソードを丁寧に描いているから深く理解できるんだろうね。
切ないです。
もう・・・・一幕始まったとたんからオスカーが切なくて切なくて。
一つ一つの台詞にウルウル・・・・それでも何とか零れ落ちるまでは行かなかったんだけど、2幕はもうダメです。とめどなく流れ落ちる涙。

家族のお話で、それぞれにそれぞれを愛しているんだけど、ボタンの掛け違い?気持ちがかみ合っていかない?それぞれ皆不幸なんですよ。
でも、やっぱ・・・グスタフの性格が問題かなぁ?
辛いことや困難なことがあるとすぐに逃げるんだもん。やっぱ、逃げたらダメダよね。

今回、オスカーを演じていたのがアラケン君。
私の中では今まで、彼は評価は高くなかったのよ。って言うのも、もうちっと色気が欲しいかなぁ・・・・ってとこでね。
今回の役は完全なる少年役で色気不要の役。そのせいか、けな気さとか寂しさとか切なさがとても良く出ていたと思いますわ。
観ているこちらの方が涙だったのに(私の周りの人たちもグスグスやってたのできっと他の人たちも涙してたと思う)彼は涙もこぼさず(多分)、演じていたのでそれがけな気な感じがしたのかなぁ?
でも、カーテンコールが終わった瞬間にアラケン君が顔をクシャッとして、こらえていたものをこぼした時、落ち着き始めていた涙がまた溢れ出しましたよ。
なんか・・・・・・いいじゃん好感度アップです。
演じる人は役柄によって、評価は変わりますね。

前に『トーマ~』を見たときに、オスカーが本当の父のことを語る場面で、涙を浮かべながら台詞を言ってたのをみて、ふぅ~~ん・・・・・って思ってみてた私ですが、今ならあの涙を理解できると思います。
大さんはチビオスカーも経験してるから、なおさら思い入れが強いんでしょうね?と、今更ながらに思いましたよ。

最後ね、芳樹さん演じるユーリがこれまた・・・・女性的で・・・・・ああ、これならオスカーが好きになるかも?って思えましたわ。
まだ、芳樹さん演じるユーリは見てないんですが、あの事件を経験したユーリはこんなにやさしい雰囲気ではないんだよね?
来週、観に行きます。楽しみです。
で・・・・・また、トーマをみると訪問者を見たくなりそうな予感がします。
仕組まれてます。罠にはまってます。無限ループにはまりそうです。連鎖公演恐るべし。


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