TANZ DER VAMPIRE

帝劇にはJ舞台以外にも何回か行ったことがあって。
ここの劇場ってどちらかと言うと格式高いみたいなイメージがあってさ。
私が見たことあるのは『レ・ミゼラブル』と『ミスサイゴン』ぐらいかなぁ？
ほら、ちょっと重めで暗い話でしょ？どうも、そういうイメージが強いのよ。

で、今回はお友達のご好意で譲っていただいた『吸血鬼の踊り（直訳）』
笑えるって聞いてはいたんだけど、どーも感覚的につかめないって言うか・・・・劇場の雰囲気だけでの思い込みなんだけどさ。
でも、本当に最初から楽しいステージで。開演前の場内アナウンスもアルフレート君なんですね。声だけだけど。

一幕が終わって、休憩に入った時にみんな席を立たないのよ。
みんな夏だからトイレ行かなくても大丈夫なのかしら？と、余計な心配をしていたら、舞台を掃除する人が
クコールさん（ギョッとするような扮装なんだけど、とってもお茶目で可愛い役）がプログラムを買うと付いてくるうちわでステージに落ちている雪を扇いで落としてるのよ。
そこへ、ヘルベルト君（途中、Tバックと言う衝撃的な衣装で登場！ちなみに♂）が登場して風船を割ると中から雪が出てきてクコールさんに怒られると言うようなミニコント？もあってね。客席出る前に気付いてよかったよ。扉の前でずっと見てました。

ヴァンパイアさんたちは客席に降りてくるし、カーテンコールではスタンディング？と思ったら、みんなで踊るんですよ。もちろん、手だけですけどね。
『グリース』の時も客席とステージが一体となって振付け踊って楽しかったけど、今回も楽しかったよ。私でもすぐに覚えられる振り付けだったんでね。
ああいう、客席参加型はホント！楽しいです。
それまでジッと座ってるだけだったからさ。

それと、舞台装置が豪華絢爛
どんだけ金使ってんだよぉーーって思いましたが。
ちょうど先週観に行った舞台が作りは凝ってたんだけど、1場面しかないコンパクトなものだったんで余計に感じましたよ。衣装も豪華だったしね。

主役はクロロック伯爵なんですよね？名前一番だし。
でも、出番的にはそれほど多くない？前半はほとんど登場無しだもん。
この主役の方・・・私、ちょっと苦手？なんだよな。何がどうって事じゃないんだけど。なんとなく。
で、私の友達の知り合いが彼のファンだって。そんな話を聞いて、どこが良いんだか？って思ってたわけですよ。
でさ、実際に舞台に立っているその人を観たら、ああ・・・ちょっと分かるかもしれないって思えたの。
って言うのはさー、歌声が変にセクシーなんだわ。この声にゾクゾクと来てしまう婦女子はいるだろうなぁ・・・・って思えたわけ。
ってことは、私はこの人、生で観たの初めてだったんだ？食わず嫌いだったわけね。でも、私的には『好き』にはならなかったけどさ。

あと、気になったのがあるダンサーさん（笑）まあ、お友達のお気に入りのダンサーさんなわけなんだけどさ。
最初、大勢出てきた時にはどれが誰やらさっぱり分からなかったんだけど、あるシーンでさ、ああ・・・この人ね？って分かったのよ。
それからはもう・・・・・・その人ばかり観てしまった。
ガン見してると、なんとなーくだけど、踊りとかがわかってくるのね。
次に違う衣装で出てきたとき、バーット見て、あの人かも？ってわかったもん。　　　　　　　　チガッテルカモシレナイケドサ

2週続けてミュージカルを観て。8月のイヴェントは終わりかな？
どちらもそれほど期待してたわけじゃないのに、思いのほか楽しくて。なんだか得した気分。
次の観劇は・・・・・・・・いつかな？