「永年勤続ご褒美海外旅行」シリーズの24回目は、カンブリア州(Cambria)の湖水地方(the Lake District)の北部にあるバタミア湖(Buttermere)をご紹介します。(★この記事は現地時間での2008年6月11日のことです。★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
なお、湖水地方の地図はこちらをご参照ください。
旅行6日目のこの日は、北東部の湖を5つ巡りました。バタミア湖はその最初の湖です。
この日も曇りがちながらまずまずの好天に恵まれました。6月のイギリスは雨が少ないのでしょうか??? でも、さすがに湖水地方は北部なので、寒いです。
ホニスター・パス(Honister Pass)という山道を走ります。

(左)Ashness Bridgeにて。 背後に見えているのは、この前日に訪れたダーウェント湖(Derwentwater)(過去記事:「永年勤続ご褒美海外旅行(23) ~湖水巡り(1)~」をご参照ください)です。
(右)ピンクのすらっとした花はジギタリス。日本では立派な園芸花ですが、イギリスでは雑草のようで、特に湖水地方では至る所で見かけました。因みに、日本の秋にあたりを席巻するセイタカアワダチソウは、イギリスでは園芸花のようですよ。面白いものですね。

ホニスター・パス沿いの風景
石のフェンスは dry stone walls といって、家畜を囲う目的でイギリス全土で古代から作られてきたものです。高さ5フィート、野生動物から農場や家を守る目的も果たしました。湖水地方では主に19世紀初頭から作られたそうです。
道路には所々金属の cattle grid(動物の脱出防止用の格子柵)があり、その上を人や車が通過できるようになっています。

(右)インフォメーションセンター
山道は氷河が削り取った圏谷(curl)の間を蛇行して走っています。写真では伝わりにくいのですが、広大で荒涼とした風景と空気、ここを吹き抜けている風は、今まで体感したことのない独特のもので、とても印象的でした。
なんと強引なパノラマ!

(左裏)進行方向とは逆の景色=来た道を振り返ったところ
(右)青緑色のスレート(粘板岩)がわかりますか? 近くには ホニスター・スレート鉱山(Honister Slate Mine)があり、スレートが採掘されています。

道の脇には羊が放牧されています。dry stone wallsが長く蛇行しているのがわかるでしょうか?

羊の背中の赤い色は、毛を刈り取った痕?怪我?何かの印? (裏)ウ○チもそこかしこに...
途中ホニスター・スレート鉱山での休憩をはさみ、ホニスター・パスを走り始めてから1時間余りでバタミア湖に着きました。

この湖はナショナル・トラストが管理しています。そもそもナショナル・トラスト運動は、湖水地方をこよなく愛した絵本作家、ビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)が自然保護のために土地を買い取り、国に寄附したことから始まっています。

岩山に囲まれた静かな湖です。長さ1.5マイル、パブリックフットパス(通行権によって歩行者に通行が保証されている歩行者専用の遊歩道)が周囲を巡っています。湖の全景は、くだんのサイトでご覧になれます。
湖巡りはまだまだ続きます。次回はパノラマ写真大放出?! お楽しみに!
なお、湖水地方の地図はこちらをご参照ください。
旅行6日目のこの日は、北東部の湖を5つ巡りました。バタミア湖はその最初の湖です。
この日も曇りがちながらまずまずの好天に恵まれました。6月のイギリスは雨が少ないのでしょうか??? でも、さすがに湖水地方は北部なので、寒いです。
ホニスター・パス(Honister Pass)という山道を走ります。


(左)Ashness Bridgeにて。 背後に見えているのは、この前日に訪れたダーウェント湖(Derwentwater)(過去記事:「永年勤続ご褒美海外旅行(23) ~湖水巡り(1)~」をご参照ください)です。
(右)ピンクのすらっとした花はジギタリス。日本では立派な園芸花ですが、イギリスでは雑草のようで、特に湖水地方では至る所で見かけました。因みに、日本の秋にあたりを席巻するセイタカアワダチソウは、イギリスでは園芸花のようですよ。面白いものですね。


ホニスター・パス沿いの風景
石のフェンスは dry stone walls といって、家畜を囲う目的でイギリス全土で古代から作られてきたものです。高さ5フィート、野生動物から農場や家を守る目的も果たしました。湖水地方では主に19世紀初頭から作られたそうです。
道路には所々金属の cattle grid(動物の脱出防止用の格子柵)があり、その上を人や車が通過できるようになっています。


(右)インフォメーションセンター
山道は氷河が削り取った圏谷(curl)の間を蛇行して走っています。写真では伝わりにくいのですが、広大で荒涼とした風景と空気、ここを吹き抜けている風は、今まで体感したことのない独特のもので、とても印象的でした。

なんと強引なパノラマ!



(左裏)進行方向とは逆の景色=来た道を振り返ったところ
(右)青緑色のスレート(粘板岩)がわかりますか? 近くには ホニスター・スレート鉱山(Honister Slate Mine)があり、スレートが採掘されています。


道の脇には羊が放牧されています。dry stone wallsが長く蛇行しているのがわかるでしょうか?

羊の背中の赤い色は、毛を刈り取った痕?怪我?何かの印? (裏)ウ○チもそこかしこに...
途中ホニスター・スレート鉱山での休憩をはさみ、ホニスター・パスを走り始めてから1時間余りでバタミア湖に着きました。

この湖はナショナル・トラストが管理しています。そもそもナショナル・トラスト運動は、湖水地方をこよなく愛した絵本作家、ビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)が自然保護のために土地を買い取り、国に寄附したことから始まっています。

岩山に囲まれた静かな湖です。長さ1.5マイル、パブリックフットパス(通行権によって歩行者に通行が保証されている歩行者専用の遊歩道)が周囲を巡っています。湖の全景は、くだんのサイトでご覧になれます。
