へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

マメとらでの耕耘

2017年05月11日 | 日記
今日は、初めて行くS圃場で、マメトラでの初めての耕耘。


マメトラ。年季入ってます。


軽トラに積んでS圃場へ向かいます。

S圃場で育てるのはキュウリとメロン。

まず、土壌を酸性からアルカリ性に変える土壌改良材として「シェルフミン」を播きます。



シェルフミンを播いた状態。

「シェルフミン」は、苦土石灰よりも鉄分が多く含まれています。
なお、鉄は光合成に関わる大事な元素で、これが不足すると光合成がうまくできず、
根張りが悪くなったりします。

その後、いよいよマメトラでの耕耘です。
たかが7馬力でも、初めてやると機械のパワーに振り回されます。


特に最初は、旋回(Uターン)がうまくできない。
その上、1回だけヒヤリとする場面もありました。

ギアを前進に入れてアクセルをふかしたらいきなりバックし始めて。。。
後ろが落ち込んでて、あやうく落ちそうになりました(^_^;)あぶない、あぶない。

それでも段々慣れてきて、なんとか1反弱耕しました。


耕耘後、2m幅の畝を立てます。
その畝の中央に溝を作り、堆肥を入れます

堆肥の溝施用

本日の作業はここまです。

この後は、堆肥の上に好気性のぼかしを入れるそうです。

5時からは、水稲の講義。
題して「育苗のポイント」です。
なかなか難しく、かつ興味深いお話でした。


稲の苗を比較したり。

あと、面白いものがありました。
畑にいくらでも生えてくる、あのスギナのお茶です。


におい嗅ぐとまんま抹茶の香り。
お湯を入れて飲んでみるとお茶ですね。

そこら辺に生えてるスギナでお茶とは。
すごいな。一見価値のないように見える物の中から価値を創造する。

なんか、まだまだ自然や自然を相手にする農業には
「今は見えていない価値」がいっぱい埋もれているんだろうな。

一つでもいいから、「今は見えていない価値」を見つけ出せたら。。。なんて思うへなちょこおやじでした。

つづく