へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

キュウリ・メロンの鉢上げ

2017年05月09日 | 日記
昨日と打って変わって風のない穏やかの薄曇り。

農業するには最適の日ですな。

朝、ハウスからキュウリとメロンの苗をJ圃場に運びます。
今回鉢上げするキュウリとメロンは5/1に種まきしたもので、
今日が9日なので、播種日から8日間で鉢上げということです。

キュウリは、双葉が展開し、本葉が米粒くらいの状態です。


メロンは、双葉が展開し、本葉がでてない状態。



昨日午後作業したJ圃場の屋外育苗スペース。


横に置いてある10.5cmポットに苗を移植(鉢上げ)します。


10.5cmポットの植え穴。

この穴に苗を入れて土をかけます。
普通は茎の部分を持って移植するんでしょうが、今回は葉を持って移植します。


こんな感じ。

葉を持つメリットは、植え穴や根がよく見えること。
茎を持つと自分の手が邪魔でよく見えません。



植える深さは浅からず深からず。
浅すぎると倒れちゃうし、深すぎると過湿ぎみとなり、たち枯れ病の危険が出てくる。


また、苗の中で、葉色が濃く、葉が広がらず巻いているものなどは鉢上げせずはじきます。
たち枯れ病になってる可能性があるそうです。


たち枯れ病になった苗

たち枯れ病は、床土(育苗培土)のPhが、アルカリ性~中性だと発生しやすいとか。
床土は微酸性くらいがいいそう。

せっせせっせと鉢上げ。座り仕事なので楽かと思いきやけっこう腰にきます。


400ポットに鉢上げ。


鉢上げの後は、苗の周りに優しく水をあげます。
水をあげると根が土になじみ、葉っぱが元気になるようです。

で、その後、ポットを育苗スペ-スに並べます。
大したことない作業なんですが、結構疲れました。


こんな感じ。

アーチを突きさして


ビニールかけて


ビニールのはしを土に埋めて


とりあえず完成です。

今後の予定としては、
この鉢上げ後、30日以内(25日~27日)に定植します。
だいたい畑の平均地温が15℃以上になった頃ですね。

この後、雑草予防のため、メロンのトンネルの通路に籾殻を播きました。



つづく