高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

R01本試験「問11肢1」に一言・・・。

2020-07-20 08:11:53 | 宅建試験 総括
勉強進んでいますか。

今回は権利関係を取り上げてみたいと思います。

問11肢1です。この問題は、ケース①と②の二つのことを聞いています。

実質2問分の問題です。

・・・・・・
甲土地につき、期間を50年と定めて賃貸借契約を締結しようとする場合(以下「ケース①」という。)と、期間を15年と定めて賃貸借契約を締結しようとする場合(以下「ケース②」という。)に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 賃貸借契約が建物を所有する目的ではなく、資材置場とする目的である場合、ケース①は期間の定めのない契約になり、ケース②では期間は15年となる。
・・・・・・

この肢は、賃貸借契約の目的が建物所有ではなく資材置場であるので、民法しか適用されません。

民法の賃貸借の存続期間は、今年から50年を超えることができず、契約でこれより長い期間を定めたときは、その期間は50年となります。

したがって、ケース①では、期間が50年となるのであって、期間の定めのない契約にはなりません。

この時点で×ですね。

ケース②では、期間が15年であり、問題ありません。

このブログがお役に立ちますように。

では、また。 



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