ロイター通信は、2月21日(日本時間の22日未明)、イタリアの中道左派政権を率いるロマーノ・プローディ首相は、議会上院での投票でアフガニスタンのイタリア軍派遣部隊の駐留継続を含む外交方針で過半数の支持を得られなかったことを受け、ナポリターノ大統領に辞表を提出し受理されたものの、23日、連立政権を構成する各党はプローディ氏が首相の座にとどまることを支持することで合意したと伝えた。ナポリターノ大統領は、新たに発足するプローディ政権が持続可能なのか、それともプローディ氏に代わる新たな首相を指名するべきかを巡り、各党首らと引き続き協議を行う予定となっている。