南アフリカのヨハネスブルクという街は相当治安が悪いと有名である。何年か前にはブラジルのリオデジャネイロを抜き、「世界最悪の犯罪都市」と言う大変不名誉な記録を作ってしまった。インターネットなどに載っている情報をまとめてみるとヨハネスブルクはこんな街でありこんなことが起きている。(信憑性は確かではないが)
・ヨハネスブルクの中心地区を歩くと強盗に遭う確率が150%(必ず一回は強盗に遭いもう一回強盗に遭うかもしれないということ)
・信号が赤であっても決して止まってはいけない。なぜなら武装強盗に襲われて下手すれば殺されるから。もし通過するときに前に強盗がいてもひき殺してでもその場を去る。自分が殺されないだけマシ。
・ヨハネスブルクで車が故障してそのときに携帯電話を持っていなかった場合、確実に死ぬ。(強盗に襲われるから)
・国際空港では絶対に両替をしないこと。浮浪者や強盗に後で襲撃されるから。
・犯罪発生率、そのうちの凶悪犯罪比率ともに世界一、殺人事件はニューヨークの十倍、24秒に1回どこかで必ず誰かがレイプされる。つまり、1分に最低2人以上レイプされると言うこと。
・ヨハネスブルクだけで一日平均120人が殺人の犠牲になっている。うち20人ほどは外国人。更にアメリカ人に至っては毎日必ず1人以上の死者が出るため大使館に死体運送ヘリが常駐している。
・年間二百人の警察官が殺された年もあった。(南アフリカ全土)ちなみにこの国の警官は防弾チョッキを常に着用し、常にマシンガンを携帯している。
・殺人事件発生率はアメリカの7倍、日本の36倍、レイプに至っては日本の69倍である。
とまあこんな具合である。それにしても何故こんなに治安が悪化してしまったのか考えてみた。 アパルトヘイト廃止後の混乱で貧しい黒人がどっとヨハネスブルクに職を探しに押し寄せた→実際にはそんなに職がない→職がない黒人の一部が犯罪に走る。→治安は悪化→治安悪化に伴い企業が続々と撤退→失業者更に増加→治安も更に悪化・・。と言う悪循環に陥ってしまっているのである。
一言アドバイス
・物見遊山の気持ちでは絶対に行かないこと
・強盗に「殺す」と脅されたときは本当に死ぬつもりで
以上。