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地域振興における『産学連携』の促進

2009年01月12日 | Weblog
   ◎写真:カワセミ(高出清治さん撮影)

    カワセミは、市の木…松(昭和45年制定)市の花…フジ(昭和45年制定)と共に、平成4年に、市の鳥として制定されています。

    藤沢市には、中小企業基盤整備機構、神奈川県、慶應義塾大学と連携して設立・運営いている「慶應藤沢イノベーションビレッジ」があります。

    これは、産学官民が一体となって起業や新事業展開を推進する湘南新産業創出コンソーシアムの仕組みを実行する大学との連携も図るインキュベーション施設です。

    藤沢市地域には、慶應大学、湘南工科大学、日大、文教大学などがあり、民間企業が大学の知見をを活用し、大学技術の活用から新製品等の創出までを視野に入れた『産学連携マッチングコーディネート事業』もあります。

   これからは、こうした連携による産業の創出の位置付けは、より重要になると思いますし、身近な地域振興の推進がなされて良いと思います。

   先日、新聞記事に「商店街の再生」に取り組む試みが紹介をされていました。(神奈川大学 曽我部教授)
   
   大学が商店街に入り込み、街を学ぶ場に変えて相互活性化するということです。

  …例えば、花屋の2階が農学部、書店の空き部屋は文学部の教室として使用するなどして、人の流れをつくってしまう。

  ゴミとしてきたダンボールを建築学科の資材で使用する等して町じゅうをキャンパスと連携をさせてしまうとういう発想。
  
  シャッター通り化が増進している中で、現実に商店街の再生に取り組む大学も増えているとのことでした。

  地域による身近な知恵と工夫の源泉がここにもありました。