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柔軟に働く環境の創出 『ワークライフバランス』&『ワークシェアリング』

2009年01月06日 | Weblog
     ◎本日の国会の代表質問でも、派遣社員の在り方が取り上げれれていましたが、製造業の派遣社員の09年問題もさながら
     今後の「働き方」が課題です。

    
     景気の急速な悪化を受けて雇用情勢も悪化しています。

     非正規社員の解雇も強まり、正社員の賃下げや解雇にまで及んでいます。

     しかし、解雇をされた非正規社員の方の報道が連日される中で、働き盛りの正規雇用の方は、昨日から仕事始めで戦闘モードです。

     お屠蘇気分の冷めやらぬ初日から、帰宅が深夜の方も大勢いらっしゃいます。

     働き盛りの正規雇用男性の中で週60時間以上も就業する人は20%以上いて、増加傾向にもあるようです。

     オーバーエンプロイメント(過剰就業)は、企業戦士と言われた時代には当たり前の感がありました。

     国内外の企業間競争の激化の中で、IT化も伴い仕事の役割を果たすためむしろ激しさを増しているかもしれません。

     また、終身雇用制度の中では、滅私奉公ともいえる残業は、当り前だったのかも知れません。

     失業者の問題と過剰就業…
      
     人口減少時代にあっては、社会全体として女性や高齢者の就労も不可欠です。

     日本の国が持続可能(生き残り)で、企業の活力や競争力の源泉である有能な人材を確保することは、未来への投資でもあります。

     『ワークシェアリング』と『ワークライフバランス』の視点を持ち合わせ…

     今こそ、真剣に多様な選択肢を可能とする仕事と生活の調和という事まで踏み込んで『働き方』改善をする時だと思います。