この一ヶ月の間に業界内外から3人の入社面接希望者が来ました。
一人は外国人ですが、万年人材不足の業界には少し前までは考えられないことです。
面接が増えると嬉しい反面、この先の不景気を感じずにはいられません。
面接してみると皆優秀です。人柄も悪くありません。
特に外国人は「日本なら東大に匹敵する」と言われるほどの高学歴で三か国語を理解するそうで、当然の如く日本語の読み書き電話対応ができました。
現在会社には外国人(国籍は日本人)が1名いますが語学や仕事の能力では天と地ともの差があります。
3人とも即採用したいのですが、この中から1名にしようと思います。
採用基準は個人の経験や学歴ではなく、今後の会社に必要な人材と考える。
外国人は申し分ない。実力とやる気はズバ抜けている感じがします。
2人目は未経験者ですが一番若い。
この人を採用します。
理由ですが、外国人は即戦力です。去年末なら即採用でした。
2人目の採用理由は資格の取得者を増やすためです。
資格者の確保は受注にもプラスに働きますから。
有資格者3人ほどが定年を含め退職されて久しい。
平均年齢の上がった当社で現状では更なる取得者は出ないと思われます。
若くて頭の柔らかいうちに取得すべきです。
その点で外国人は資格取得にハンデを感じます。
もしかしたら業界の人材不足など諸事情の理由により今後は緩和されるかも知れませんが現状は不利だと考えています。
本人次第なところもありますが会社の望む資格には少なくともあと5年は必要です。
外国の大学実績は日本では実務経験に加算されない。
10年以上在留して永住権の取得まで進むかも不確定要素。
2人目は上手くいけば3年で行けちゃいます。
入社直ぐに取得可能なモノもあります。
こちらも本人の努力次第ですが3人の中では一番近いと感じたからです。