(年上の同業者の社長にこの話をしたらもの凄く笑われた)
当社にも高卒の新人スタッフが入ってくれるようです。
会社に来る営業マンに新人の話をしたところ、
先方の会社には入って1年目で辞めた社員がいると。
その社員が辞めた際に、
「会社に務めるのは彼女と付き合うようなものだ」と言ったとか。
先方の会社は入社前とても良い子に思えた。
でもイザ付き合ってみたら悪いところばかりが目につく。
だんだんと彼女も自分に気が無いなと感じるようになった。
好きになれない彼女とこれ以上付き合うことはできない、別れる。
で、退社していったとか。
今時の子は就職を恋愛に例えるのか~。
仕事と恋愛を比べるのはナンセンスな気がしますけど・・・
そこで私の時はどうだったか思い出してみよう。
そもそも家業があったので思い焦がれた相手(会社)は無かったな。
その点では私は親が決めた許嫁(自社)とお付き合いしたわけである。
でもその許嫁と付き合う前には学生時代のアルバイトを始め、
他の子(会社)と5年ほどお付き合いをしたことになります。
なんだかこう恋愛に例えるだけでドラマチックである。
私をいっぱし?の男にしてくれたのは前の娘である。
これは間違いありませんし、今でも感謝しています。
5年後に別れが来るお付き合いに、
許嫁には絶対バカにされないように知識と資格と経験を積んだと言えます。
またその許嫁も私に応えてくれました。
これは求めたので与えられたのであって、課せられたのではありません。

自分の数少ない恋愛(とも言えないかな)の中で、
ではどれだけ正式?にお付き合いをして、
友人のように遊びに行ったり、
ただ数回会っただけとか、
見合いしてみろとか友人が紹介してくれたに比べたら、
相手(仕事)に迷うことはありませんでした。
それは私にとって選択できない許嫁がいたので
「許嫁に負けない」とゆう目標が有ったからだと思います。
先方の辞めた社員さんは、
「よく見えたけど付き合ってみたら違ったので分かれる」との事で、
付き合った後の目標を見つけることができなかったのでは?
お付き合い(入社)しただけでゴールになっちゃったんじゃないのかな。
満足してお互いが合わせることができなかったんだろう?
で、別れた彼は次はどの彼女とお付き合いをするのだろう。
とても気になります。
「なんでも良い」となるのでしょうか、それとも自分に合ったパートナーを見つけるスパイラルに突入?
まぁともかく今後、会社と恋愛を比較する人が辞めたに対しては
「下手だった」、「相手の気持ちが分からないヤツ」とか仕事の能力をアレコ言うのではなく、情熱と覚悟、努力と人情、愛と夢が足りなかったとゆうことにしておきましょう。