ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.060. アズレージョ工房のモーニングカップ Chávena Almoçadeira com Pires

2018-12-02 | 飾り棚

皿の直径 18cm 、カップの直径 10cm

 パルメラのアズレージョ(絵タイル)工房のカップ。
 なんとどっしりと重たいモーニングカップだろう。
 カフェ・コン・レイテを入れると両手で抱えるように持たなければならない。
 朝食には、鍋で牛乳を温め、その中に「モカンボ」の粉を入れる。モカンボは麦の一種を原料に作られたコーヒー味の健康食品(?)だ。正確にはカフェ・コン・レイテではなく、モカンボ・コン・レイテと言うべきだろう。
 我が家の朝はこれがなければ始まらない。
 毎朝モカンボをかき混ぜるのはVITの役割だ。これがイタリアのカフェ・ラッテの様に巧く泡立つ。その泡立ちぐあいが難しく技術を要するらしい。朝のこだわりである。朝からカシャカシャとうるさくもある。それで私は朝から肩が凝るのです。

 我が家の朝食の基本的な献立は、風車で挽いた粉を使って、カマドで焼いたパン。パルメラの風車小屋製のパンである。
 それとモカンボ・コン・レイテ。マーガリン。2~3種類のチーズ。(セーラ・デ・エストレラ、ブルーチーズ、カマンベール等)。少しのサラダ。リンゴと蜂蜜を入れたカスピ海ヨーグルト。それに緑茶。

 ほんとのことを言うと、このカップは数回使っただけで、今では棚の飾りになってしまっている。MUZ

©2018 MUZVIT


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