ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.011. 17世紀模様陶器蝋燭立て  Castiçal em cerâmica Sec.ⅩⅦ

2018-10-16 | 飾り棚

直径 15 cm

 先週のこのコーナーでも書いたように以前は停電が多かった。
 それで蝋燭が必需品で各部屋に蝋燭立てを置いていた。
 部屋数が多いので(ハハハ)我家には蝋燭立てもたくさんある。
 最近は停電がめっきりなくなったので蝋燭立ては埃を被っている。

 でも誕生日やクリスマスなど特別の日にはこれに赤や黄色や緑などのキャンドルを立てて灯す。

 我家では台所とアトリエでは蛍光灯を使っているがそれ以外の部屋はポルトガルの他の家庭と同じ様に全て電球である。(2018年現在はLED)
 夏はいつまでも明るいのであまり電灯を灯さないが、冬はやはり蛍光灯より電球の明りの方が暖かくて良い。

 電球よりもっと暖かいのがキャンドルの焔だ。
 特別の日以外でももっとキャンドルを灯してポルトガル式に2時間も時間をかけてのんびりと夕食が出来るくらい余裕のある生活が望ましいと思うのだが…
悲しいかなシャカシャカと慌しく済ませてしまう。
 料理に2時間かけても食べるのは20分ではその甲斐がない。

 この蝋燭立ては残念なことに掃除機のホースを引っ掛けて一番目立つところが欠けてしまった。
 掃除ももっと余裕を持って埃がぶ厚く溜まる前にしなければ…と反省している。MUZ

©2018 MUZVIT

 


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