ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.027. 花柄大皿 Prato Pintura Flor

2018-10-29 | 飾り棚

直径 28cm

 ルドンドはフローサ工房の大皿。
 このコーナー第2回に登場した果実柄大皿の次に使用頻度の多い皿。
 果実柄と同じサイズ。
 なぜ果実柄の方が使用頻度が多いのかを考えてみると、それはきっと色合いの違いだろうと思う。
 この皿はどちらかといえば肉料理向き。

 我家では魚料理に比べて肉料理はわりと少ない。

 近頃、狂牛病に続いて鶏のインフルエンザとか豚コレラとか騒がしい。
 つい数日前も、牧畜の盛んなアソ-レス島で狂牛病の牛が見つかった。
 とにかく肉は問題が多い。

 だから魚。といっても、それも問題。
 この頃は養殖魚が多いので何を飼料に与えているのか判らない。
 大海を泳いでいる魚でも海洋汚染問題もあるし…。
 穀物といえど同じ。
 遺伝子組み替え問題とか。
 野菜に至っても化学肥料…。
 有機でも畜肥には抗生物質が残留しているというし。

 いったい何を食べればいいのか解らなくなる。

 せめてもの対策として、スーパーの野菜はなるべく買わないようにしている。
 メルカドで売っている野菜の方が新鮮だし、なんといっても虫喰い野菜が多い。
 時にはカラコイス(かたつむり)まで付いていることがある。
 虫やカラコイスが付いているということは、農薬残留がほとんど無いと…思って安心して買っている。

 魚も、鯛やヒラメなどの高級魚はポルトガルでも養殖物が出回りだした。
 イワシやアジ、鯖などの安い魚は天然物だから、もっぱらこればっかり食べている。
 青魚は身体に良いというし、経済的だし、言うことない。

 これではますますこのお皿の出番が少なくなる。
 飾り棚に大事に仕舞っておこう。MUZ

©2018 MUZVIT


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