ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年09月03日 23時22分13秒 | メモリアル
「二ツ塚古墳(ふたつづかこふん)」



大阪府羽曳野市誉田に在る。住宅街に埋もれ過ぎてマトモに見る事ができない←
とても判別しづらいが「前方後円墳」である(下図参照)。



「誉田御廟山古墳(応神天皇陵)」の東側にぴったりくっついている(wikiでは「食い込むように隣接」と表現されている)。

 っ資料室(仮):「百舌鳥・古市古墳群」



周濠もあるようだが良く分からない←。全長は軽く100mオーバーと意外に大きい。
陪冢ではなく付属墳とされ、築造は「応神天皇陵」よりも何十年も「先」で、「応神天皇陵」の周濠の方が「二ツ塚古墳」を避けるように回り込んでいる。

被葬者は不明で、好事家の間では謎解きが度々行われている。



 関連記事っ
 「ざ・めもりあるMemorandums」:「栗塚古墳(くりづかこふん)」
 「ざ・めもりあるMemorandums」:「東馬塚古墳(ひがしうまづかこふん)」
 「ざ・めもりあるMemorandums」:「応神天皇陵」

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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年08月25日 18時28分01秒 | メモリアル
「古義真言宗 蓮土山 道明寺」




本尊の「十一面観音立像」は国宝(月に2日だけ公開される)、菅原道真公が彫ったとされる。

7世紀に土師氏の氏寺として建立された土師寺(はじでら)を起源とした尼寺で、土師氏の子孫である菅原道真公が伯母の覚寿尼(かくじゅに)を訪ねた、という。
かつては(すぐ東隣の)現在の「道明寺天満宮」の南側参道付近に在り、現在も塔心礎が残っているとか。
その後、戦国時代の戦火や江戸時代の石川の洪水、更に明治時代の神仏分離令によって現在地へ。

※…この「道明寺天満宮」の「神仏分離」に関わった近隣の神社もある。
   っ「ざ・めもりあるMemorandums」:「白山神社」(八尾市)
 
関西風桜餅「道明寺」の由来でもある「道明寺糒(どうみょうじ ほしい)」「道明寺粉」発祥の寺としても有名。
「糒(干し飯)」と言えば忍者の携行保存食として少年時代に刷り込まれた記憶が←オッサン乙(事実、行軍の保存食ではあったようだ)
 「道明寺餅」についてはこの記事も参照の事っシリーズ「読了」:「ごほうびごはん(7)」

近鉄南大阪線「道明寺」駅より西へ5分、「土師ノ里」駅からだと南へ5分。
アクセスポイントが二つとも「縁の人名」ってのも興味深い(菅原道真の雅号が「道明」)。


本殿(↑)&観音菩薩石像(↓)。



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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年08月12日 13時02分40秒 | メモリアル
「白山神社(はくさんじんじゃ)」



スキマから本殿を一枚。
祭神は白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)別名:菊理媛神(くくりひめのかみ)
縁を「括る」、縁結びの神といわる。

八尾市老原、こちらの記事の「杵築神社」から真西に200m。
由緒等、詳細は不明。明治時代に、藤井寺市の土師神社(現・道明寺天満宮)に合祀、のちに復社。


鳥居の向かいに在る八尾市の掲示板。
…あぁ…こういうのって、嫌でも目にしちゃうな…。



謎のすべり台発見ww気になるわww
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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年08月04日 22時18分34秒 | メモリアル
「杵築神社」

2022年1月2日に訪問。八尾市老原、国道25号線のコーナンとTSUTAYAの間くらいを南に入った入り組んだ住宅街に在る。
道は狭いが本殿の正面だけはちょっと広い。



「八尾市観光データベース」によると、ってこんなん有ったんかΣ( ゚Д゚ ;)…

旧・大和川付替の前後、日本史の教科書でギリギリ習うかどうかのお話。
洪水に度々襲われた民が小祠を建立し神のご加護を願ったのが始りとか。付替工事以降は被害も無く、平穏安泰となったので神恩を感謝し社殿を新しく建立、東老原村の氏神として誕生。合祀されたり戻ったりの流転の末、大正末期に社殿・境内を整備。
平成十三年に本殿・拝殿並びに社務所を建て替える。

とある。新しいと思ったらそう言う事か。


主祭神:素戔嗚尊(すさのをのみこと…五穀豊穣・厄病祓の神)
相殿神:天児屋命(あめのこやねのみこと…融和の神)
    天満天神(てんまてんじん…学問と農耕の水の神)
    塩椎神(しおつちのかみ…陸海路守護の神)
    白山媛命(しらやまひめのみこと…心の和の神)




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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年07月27日 00時02分13秒 | メモリアル
「志疑神社:しぎじんじゃ」

藤井寺市の古い住宅街…大和川から直線距離で200m弱、新&旧の「国道170号線」に挟まれた真ん中辺りに在る。
御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)。



実は2022年の初詣がココ。1月1日撮影。
この記事っ「森林の樹木」にもあるが、朝からウロウロしていた。

とても古くから在るようだが…相当なマニアさんのサイト等を見ても、「創建・由緒は詳らかでなく資料も殆ど無い。歴史を知る手掛かりは無いに等しい」…とされている…。


手を伸ばして本殿を一枚。


参道に対して横向いてるのも珍しい…?(別に正面側に参道がもう一つあるワケではない)


神社の由緒書きなのに「素戔嗚尊」の事で半分くらい占めてる…。
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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年07月19日 21時56分42秒 | メモリアル
「大安寺山古墳(だいあんじやまこふん)」



↑の案内板にもあるように「仁徳天皇陵」の「右上角(つの)」部分に在る陪冢。
『パッと見「御陵そのもの」に見えるが実は「中堤」』から生えるが如く設けられた百舌鳥古市古墳群に属する直径約60mの円墳。

 関連記事Ⓐっ資料室(仮):百舌鳥古市古墳群
 関連記事Ⓑっ「仁徳天皇陵」



「仁徳天皇陵」の周囲にはコレが2つあるが、周濠と周濠に挟まれた「中堤」部分に培塚が在るのは他では見られない「珍品」。
(内側の周濠は見てすぐ解ると思うが、外側は…見え難いが柵の内側に沿って細々と流れている。)

…ぶっちゃけ「言われなきゃ判らない」レベル←←←



トップ画像は①の場所から真正面を撮ったモノ。
以下2枚は柵からスマホを突っ込んで撮影。

①から向かって右側を望む。


②から向かって左側。


「三国ヶ丘」駅方面③辺りから振り返り。


特にココ↑は「三国ヶ丘」駅から古墳散策西回りのルートを辿ると真っ先に目に付く部分でもある(イヤでも目に入る←)。
歩道はあるが、車道の交通量がスゴいので要注意。
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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年07月16日 22時12分51秒 | メモリアル
「矢作神社(やはぎじんじゃ)」…「べっく(別宮)の宮さん」「別宮八幡」とも(京都の石清水八幡から由来するが、詳細は各自ググる事←簡潔に書く自信が無い←←)。



初宮詣、厄除け、地鎮祭、交通安全、結婚式、七五三、商売繁盛等を祈願する。

御祭神
:経津主命(ふつぬしのみこと)、八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)、
品陀別気命(ほむだわけのみこと=応神天皇と同一とされる)、
表筒男命(うわつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、底筒男命(そこつつのおのみこと)
 …このいかにも三人セット←みたいな三神は「住吉三神(すみよしさんじん)」とも呼ばれ「海の神、航海の神」とされる。



境内には大きな楠が数本。
社前の大きな銀杏の木は、樹皮を煎じて飲むと母乳がよく出るとの言い伝えがある。


 …2017年に枝が折れるなど傷みが激しい。


また境内から出土したとされる「三角縁神獣鏡」が八尾市指定有形文化財となっている。

「高松信重の墓」「由義神社」から北西に800mほど。こちらも住宅街の真ん中に在る。


鳥居から拝殿までが結構長くて、途中で路地が横切ってる。


でその路地には思わせぶりな巨木…かなりガタが来てるが…



…意味有り気な古木だけに写真に収めたが…それらしい記述が見当たらない…。




「長柄神社跡」

↑の「矢作神社」から北北西に約1㎞。八尾市役所の裏口側の古い住宅街、八尾市東本町に鎮座。


明治40年(1907年)に南本町の「矢作神社」に合祀。
鳥居や狛犬、灯籠などは残っている。創建・由緒は詳らかではない。

住吉大社に伝わる古文書にある「長柄神」が当地と言われ、かつては関係が深かったよう。




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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年07月05日 23時42分01秒 | メモリアル
「小白髪山古墳」…トップ画像左側の「干し草の山」みたいなのがソレ。

「清寧天皇河内坂門原陵(せいねいてんのうこうちのさかどのはらのみささぎ」、別名「白髪山古墳」…の培塚。ようやく訪問できた(下記リンク先、記事の一番最後を参照の事)。
 っ「ざ・めもりあるMemorandums」:「清寧天皇河内坂門原陵」


↑航空写真を見るとよく分かるが培塚らしく(?)縮小コピーみたいw(右上の小さい前方後円墳が「小白髪山古墳」)
だいたい全長46m、高さ4.5m、幅10m。
判り易い前方後円墳だが、詳細はあんまり判ってない(調べても「らしい」「ようだ」ばっかり)。

トップ画像は①から「白髪山古墳」を臨む。



②:住宅街の隙間から。


③:外環に出た所。


④:外環に面した「前方」部(右側)。


⑤:外環に面した「前方」部(左側)。


⑥:角から柵越しに手を伸ばして。


⑦:奥へ向かう。ちなみに突き当りは民家の玄関w


⑧:外環ギリギリまで下がって。

宅地に埋もれてる感じで看板も何もない…。googleマップでもデフォルトだと何も表示されない…。
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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年04月23日 23時22分21秒 | メモリアル
「由義神社」



通算1300年の歴史を持つ由緒正しき神社。
だが途中、何度も戦火に見舞われ…心機一転江戸時代に再建された。



祭神は素盞鳴命(すさのおのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。
家運隆昌、五穀豊穣、災害防除を祈願する。

…と↑の石板に書いてある。



「高松信重の墓」から真東に約100m。八尾市八尾木北の住宅街に在る。



妙に新しいと思ったら40年ほど前に改修されていた(これも石板に書いてある)。


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「ざ・めもりあるMemorandums」

2022年02月24日 21時27分44秒 | メモリアル
「大山咋神社(おおやまぐいじんじゃ)」



大和川の藤井寺市側、近鉄道明寺線のすぐ西の住宅街にヒッソリと在る。

御祭神は大山咋命(おおやまぐいのみこと)…山の地主神、農耕(治水)を司る神とされる。
江戸時代頃に滋賀の日吉大社の分霊を勧請し創健された、らしい。
明治の終わりに一度(真西に500m離れた)黒田神社に合祀されたが戦後、元の地に戻り現在に至る…と。

ふむ。妙に新しいと思ったらそう言う事ね。



奥にチラ見えするのがご本尊、背後にそびえるのが御神木かな?



大和川のすぐ脇に在る為かすぐ傍に「想定浸水深(カーブミラーの下)」が貼ってて草



…想定4.1mて…神社が完全に水没しちゃう…。


蛇足…「洪水関連図記号」

河川が氾濫した状態を示す。
その地域が洪水の影響を受ける可能性がある地域であることを示す。
©河川情報センター
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