武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

安倍総理と国際外交、そしてパトリオット

2006年10月12日 | 国際外交の真実

共産独裁国が核を持つ恐ろしさは、何とも言い難い。昨夜、安倍内閣は3つの追加制裁を決めたが、その内の一つ全面寄港停止について言えば、北朝鮮の船は何と一日1000隻も日本に寄港しているのだそうな。フーム


さて次に、人の顔色を見て判断するのは、あまり好ましいことではないかも知れないが、中韓から帰国した安倍さんを見ていると、疲れているように見受けられる。1泊2日の日程で2カ国を回り重要会談をこなすというのは、外務省、5名の補佐官、そして女房役の官房長官は何を考えているのだろうか。これでは外務省の使い走りではないのか。一国の最高責任者である首相が外国を訪問する場合、少なくても前日現地入り、会談当日は泊るというスケジュールを組まなければ、実りある国際外交にはならないと思う。

韓国では、昼食会が開かれたが、ナンバー2の韓国首相主催であり、ノムヒョン大統領は出てこなかった。日本の首相のカウンターパートは、韓国の場合大統領になる。非常に失礼な話である。 もっとも韓国側から言わせれば、その日に来て、その日に帰る人とは付き合えないということだろう。それも道理である。
韓国は、友遠方より来るこれいかにして歓迎せざるや、我が家貧しきも大事な家宝を売り払っても饗応すべし、の国なのである。日頃、韓国を辛口に批判している小生が言うのであるから間違いない。国際外交は最後は人間力で決まると思う。それが無ければ信頼関係は築けないだろう。

小泉さんが北朝鮮を電撃訪問したときも、日本から食事、飲み物をすべて持って行き、お茶一杯も北朝鮮から受けなかったというのは、外務省の猿知恵であるが、小泉さんもそこで毒殺されるくらいの覚悟があってしかるべきであったと思う。実際にはそのような物騒なことは無いが、要するに覚悟の問題である。金将軍様ははなはだしく気分を害したに違いない。
よそ様の家へ行って、私は弁当と飲み物を持って来ましたから、お茶一杯もいりませんと言ったら、喧嘩を売っているようなものである。日本から食事を持参して外国首脳と会談をするくらいなら初めから行くべきではなかったと思う。 虎は死んでも皮を残すというが、結果的には金ちゃんとの信頼関係を築くことはできなかった。

 

さて、安倍総理であるが、もう少し見守ってあげたい。教育改革をやると言っている、結構なことである。どのような中身で改革をするのか大いに楽しみである。

北の金ちゃん、今頃、寝る前のマッサージを受けながら、考えているだろう。次の一手を。
これは金ちゃんにとっても、人生最大の危険な賭けなのである。最悪のシナリオは、東京にテポドンを打ち込んで、核の大花火を上げることかも知れない。 
ヤケノヤンパチだ~ アッチャー

昨日、地対空誘導迎撃ミサイル<パトリオット>が嘉手納基地に搬入されてきた。パトリオットは湾岸戦争時に活躍したが
、果たしてパトリオットが万全かというとそうではない。パトリオットの命中率は高いが100発100中ではないのである。北はポラリスミサイル(潜水艦発射弾道ミサイル)を持っていないから、地上から発射することになる。そうであれば、偵察衛星及びコブラボール(偵察機)から監視していれば100%北の動きがチェックできる。偵察衛星は人が煙草を吸っているところまで認識できるから、ミサイル準備発射まで確認できる。であるならトマホーク誘導ミサイルによる敵基地攻撃が優先ィッシューになるだろう。 パトリオットを24基配備するらしいが、この費用は日本負担であることは皆さん知るべしである。価格は明確ではないが発射台1基が100億円とも200億円とも言われている、そして別途パトミサイル一つが、何十億円とかかるのである。最終的には核の恐怖が現実化してきたわけであるから、人命には代えられないが、100%信頼できなければ、100%保証できるシステムを構築するのが安倍内閣の責任となろう。 先制攻撃システムが俄然現実味を帯びてくる秋深しの季節である。 デデンデン

 

 

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