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武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

財務省の犯罪、 ゴーマン石原慎太郎の老醜

2008年07月06日 | 世界の旅
煙草カード「taspo」。
このカードシステム構築に財務省は我々の税金を900億円使った。
誰も喜ばないカードだが、その例外は自動販売機会社であり、財務省の天下り先である日本煙草協会は大喜びだ。
突然、タスポなる物が出現して愛煙家は驚くが、その既成事実作りに官僚と天下り先は、税金食いつぶしに躍起だ。
ヨーロッパのドイツ、オランダは、自動車免許を入れるだけだから、面倒な手間はいらない。日本で自動車免許を使えるのは、ごく一部だ。財務省はあくまでもタスポを既成化しようと目論んでいる。
そして、居酒屋タクシーも問題だが、その先の銀座、赤坂の高級クラブに財務省の官僚が毎日のように入り浸るのは大問題だ。 そういう綺麗どころの飲み屋に行くなと言うつもりはないが、一人10万円もする料金を誰が払っているのか、ということだ。
官官接待、ナントカ機構、ナントカ独立法人、そして会議費という名の高級クラブ費、などなど、調べはついている。

2016年の東京オリンピックに向けて。
東京のゴーマン石原慎太郎が、皇太子に招致活動を行うことを求めているが、宮内庁は、「招致活動に関わることはいかがなものか」 と、実現は困難であると述べた。
これに対し、老醜・石原は、「宮内庁ごときが決めるべきことではない」と反発したが、これは石原ごときが皇太子を利用すべきではないということだ。
世界的には4ヶ国の競争になるが、日本が負けることも考えられ、そのようなことに皇室を使うことは許されない。
また、他の王室もオリンピック招致に動いたなどとは聞いたこともなく、またセールスマンのごとき行動は皇室に似合わない。
ゴーマン石原慎太郎の老醜は見苦しい。
(ムラマサ、一閃)

中村聡志君の場合

2007年10月12日 | 世界の旅
福田、町村、高村大臣は、「人命尊重」という耳障りのいい言葉を用いるが、誰もが危険と思う地域に観光目的で入りこむことは、イスラム圏を甘く見る日本人のノー天気振りを見る思いだ。
イランで誘拐された横浜国大生・人間教育学部の中村聡志(23)君。
これは自己責任でやってもらうしかないだろう。
前に、イラクに入った日本の若者が首を切り落とされて殺害され、アフガンでは韓国人グループが誘拐され、そしてイランの同じ地域ではベルギー人夫妻、ドイツ人が誘拐されているイスラム圏、大学4年で23にもなっているのだから自己責任でバンバンするしかない。
実際、イランはテロ・誘拐が横行しており、特に外国人は狙われるからネギ背負ったカモだ。
このケルマン州のバムというところは、地元の人でさえも寄り付かない武装した麻薬組織「シャハバフシュ」、つまり山賊が支配しているところだという。
山賊の目的はカネと組織のリーダーの息子を釈放させることだ。
聡志君は人質になってから、大阪・豊中の実家に2度ほど携帯で国際電話をかけているが、100万円くらい払ってもらって、それで交渉するしかないだろう。
しかし、リーダーの息子の釈放要求が絡んでいるとなると交渉は難しくなり時間がかかるかもしれない。
バムから東へ約250キロの町ザヘダンまで連れ去られ、組織のアジトで拘束されているらしいが。
何でも、世界遺産のアルゲ・バム城塞を訪れるためバムに行き誘拐されたという。
あとは本人がモスリムに改宗して、泣いて頼むしかないか。
アッラーアクバル。
(ムラマサ,ニヒルだ)

横浜中華街

2007年10月04日 | 世界の旅
横浜といえば「中華街」
しかし、ここ10年くらいで中華街は大きく変わってしまった。
昔は南京街と呼んでいたが、港町ハマは、夜の帳が落ちる頃には妖しげな雰囲気を醸し出す街であった。
氷川丸の淡く灯るランプ、そして薄暮のガス灯に照らされ、波止場に寄せくる小さな波は、微かに潮の匂いを運んでくる異国の街だ。
本場の広東、北京料理が食べられた昔の中華街。
されど、今は、観光客目当ての街になってしまった。
今年4月ごろから中華街全体で売り上げが落ち始め、8月までに10~15%の減少をもたらしている。
これに比例して、駐車場の利用台数も減っているという。
中国のダンボール肉まん、大量の抗生物質漬けのウナギ、農薬漬け野菜、ペットフードの犬猫死亡、果ては中国製薬品による中米での薬害事件、中国製オモチャの危ない化学薬品と枚挙にいとまがない。
チャイナタウンと言えば、シスコ、LA, ニューヨーク、ロンドン、トロント、メルボルン、シドニーと思い出される。
華僑のシンジケートは、東南アジアはもちろん、欧米にも3世・4世へと世代が引き継がれている。
もっとも、一番ハマの雰囲気が味わえるのは、元町ではないだろうか。
ここの品のいい商店街を歩いて、ウインドウショッピングをするのは楽しい。
近くには、横浜人形館もあり、ここは必見だ。
さて、チャイナタウンの路地裏にある広東料理を食べてから、保土ヶ谷バイパスで町田へ帰ろう。
(ムラマサ、鈴のように鳴る)


オーストラリアは今、夏です

2006年12月31日 | 世界の旅
何を召し上がる?
アデレードにいる知人のオーストラリア人から招待された地元のクラシックなレストランでのことであった。ここはカンガルーのステーキが有名ですよと教えられ、それは素敵とは言わなかったが、お勧めに従ってカンガルー素敵じゃなくて、ミデイアムステーキを注文することにした。当のご夫妻は二人そろってシーフードを頼んだので、少し不安になったが、レストランの豪華な調度品に目を移した。
話も盛り上がり、ちょうどよい時間にステーキも来て、見た目はおいしそうなステーキである。
さてナイフを入れ赤みがかった肉汁ごと口に入れた。次の瞬間、噛まずに飲み込んだ。
ラムとかマトンが好きな私だが、これは癖が強いというより獣の味とはこのことをいうのだろうか。お腹が空いていたのだが半分しか食べることができなかった。
教訓。変わったものを食べるときは地元の人が注文してから頼むこと。

そこで面白いことを聞いた。オーストラリアの動物園にはカンガルーがたくさんいるのだが、人の好き嫌いがあるらしい。それだけ知能が発達している。病気とか怪我をしたカンガルーは飼育員によって治療されるのだが、タイプでない飼育員が来ると、体を触らせようとしないという。
ところが好みの飼育員が来ると、しおらしく大人しくされるがままになるという。これはメスに顕著らしい。目をウインクしながら私に教えてくれた

バンコック旅情

2006年12月27日 | 世界の旅
タイは微笑の国と言われる。 
ある種の人間にとって、国籍に関係なく、はまってしまうところがある。 はまった人間は何年も住むことになり、やがては転がるようにして自分の国へ帰る。
なぜそうなるかは、分かるようで分からない。 説明、理由付けはいくらでもできるが最後は自らタイを訪れタイの匂いを嗅ぎ、食べて、アルーン(お寺)に行き、熱い陽射しを逃れ、木々の葉っぱから川を眺めることによって、生きる弱さと強さを感じることができるかも知れない。

タイの人々にとって、川は生活そのものである。いつもひどく濁った川は透き通ることはない。
毎日のシャワーが赤い土を川に溶かす。 川は水洗トイレであり、洗濯場であり、子供達の最高の遊び場である。夕陽が沈む頃には、路地に野菜炒めの匂いが立ち込める。屋台のお店には手際よく料理を作る、人なつこい真っ黒に日焼けしたおばちゃん達が腕を競う。味はどれも絶品といってよい。食事ができる幸せとはこのようなことだろうか。 一品の野菜炒めとタイ米のご飯が合う。スプーンを使う。粗末な屋台テーブルに座りながら、行き交う人たちを眺める。自分が風景に溶け込んでいく。水も無い、スープも付いてない。だけど食べ物がおいしく喉を過ぎていく。やがて涼しい風がそよぎ始め、闇が帳をおろす。

ワットアルーン(暁の寺)から王宮を見つめる。 
濃厚な空気。 三島由紀夫が<豊穣の海>四部作の舞台にしたところである。 
急な階段を昇る。少し油断をすると転げ落ち大怪我をするような階段が四方についている。色ガラスのモザイクで装飾した石の列塔から下界を見下ろすと時間は悠久に伸びているように思えてくる。 三島が信じた輪廻転生はここに開花する。
そして聞こえてくるのは長く余韻を放つタイの風鈴に違いない。