
先日、東京で行われた「東京国際声楽コンクール」準本選に
高校生部門予選通過したバリトン2名が出場しました
どんな学生が出場するのかは会場で当日発表なのですが
少し学生やスタッフにお話を聞かせて頂き情報収集!
女性が多く、予選免除も多く、音楽高校で学ぶ学生や
中学生から本格的に声楽を勉強している学生も多い中、
男性も声域が落ち着いた3年生が多いとのこと。
2人は高校生2年生、声変わりも落ち着いたばかりで声域もまだ定まりません。
また合唱など部活と両立しながら声楽を学びはじめてまだ1年〜2年と短く、
入選者のように本気で声楽の勉強に取り組んでいるわけでもないのに
よく準本選に進めたと感心しています!
私の時はいわゆる毎日寝ても覚めても「声楽漬け」でしたからね(^_^;)
選曲も結構難易度の高いオペラのアリアも多く、
イタリア歌曲でもドナウディやトスティ、モーツァルトなど
中級〜上級の選曲が多かったので今後の勉強になりました
レパートリーを増やし、もっと「声楽」の練習や勉強をしないと
このコンクールは難しい…そのくらい審査が厳しかったです

大きなミスはありませんでしたが 独特の張り詰めた空気と
初!東京進出…やはり緊張はしたようです
それにしても堂々とした演奏でした
技術点50・表現力50合わせて1人100点で
6名の出身音大や声域の違う先生方が審査員でした
中には高得点をつけてくださった先生もいて嬉しかったです
86名中、全国への通過者は30名
結果は51・54位と全国とはいきませんでしたが
初出場としては大健闘だったと思います
来年は予選免除で出場出来る権利を頂き、
彼らも今、自分の立っている位置が分かったと思います
私にとっても、志の高い生徒さんをお預かりさせて頂けたからこそ
このような場で指導者・伴奏者として関わらせて頂き本当に勉強になりました
本気で声楽を学ぶのであれば、もっと集中した時間が必要です
また来年チャレンジしてほしいですね^_^
きっと今年よりいい成績、いい演奏ができると確信しています
ご家族も本当にお疲れ様でした!
これからもよろしくお願いします^_^