かっぱ流血。

2007年07月07日 19時13分36秒 | 酒と友

仕事が遅くなり、飯でも食べに行こうとタクシーを拾いました。

メンバーは肉山とカッパの3人組み、昨日から入谷朝顔市と同じく合羽橋商店街下町七夕祭が行なわれていました、七夕を見てから一杯行こうとタクシーで決まりました。

タクシーを合羽橋近くで停めて商店街を歩きましたが、終了時間(午後8時)が過ぎてしまい商店街の明かりも消えかかっていました。

         

 

それでは近くの店に入り飲もうと思ったのですが、どこの店も混んでいて座る場所がありません、どうするか迷っていると思い出した店が有りました。

           

合羽橋から少し離れていて銀座線田原町駅の直ぐのお好み焼き{かっぱ祭}です、腹も減っていたので急ぎ足で向いました。

外観は綺麗ですが、店に入ると昔懐かしいレトロ調の作りになっていて凄く落ち着きます。腹もぺこぺこ喉もカラカラなので適当にお好み焼きともんじゃを頼んでから・生ビールで乾杯しました。

          

 

これからが大変だったのです、飲んでいるとカッパの携帯に友人から電話が掛かってきました、カッパも店ではうるさいと思い外に出たのです、その時に「ゴッン」と大きな音がしました、私が振り向くとカッパが頭を抑えながら話しを続けて表に出るところでした「あっ頭を鴨居にぶつけたな」と、この店の鴨居は低く張り紙が貼って有ります{鴨居が低いので気を付けて下さい}私はカッパには悪いと思いながらも笑いがこみ上げて来て大笑いをしてしまいました{笑ってごめんね!}。

 

暫らくすると玄関が開き頭を押さえたカッパが入ってきたのです、その顔を見て驚いた顔面流血しているではありませんか、店に入ると他の客やお店の人に迷惑が掛かると思いカッパを表に出して、オシボリを貰い傷口に当ててから様子を見たのですが出血も多かったので念の為に救急車を呼んでもらう事にしました。

 

5分ぐらいで救急車が到着、私が「血も止まり傷口もたいした事が無いので絆創膏でも貼れば良いですよ」といったのですが、隊員の人が救急病院と無線でやり取りをしていただき取敢えず病院で見てもらう事となりました。

 

私も付き添いで病院に同行しました、病院に着いた時は12時を周っていたのですが救急病院の待合所には5・6人の付き添いの人いたのには驚いた、奥さんの腹痛がひどく治らないと心配する旦那さん・旦那さんが糖尿で親指辺りを切断しなくてはいけくなり心配で駆けつけた友人と、奥さんとまだ幼い子供・アクセルとブレーキを間違えて交通事故を起こした娘を心配する家族・酔っ払って倒れ気を失ったおじいさんの付き添いのお嫁さん・傷害事件で顔面を殴られた男の事情調書を取る二人の刑事・・・そして鴨居に頭をぶつけたカッパ。と色々に人間模様を垣間見る事が出来た、深夜でも病気や怪我などを治療してくださる先生や看護婦さんに感謝です。

 

カッパはCTも撮ってもらい他の検査をしたが問題なく、午前1時30分無事に帰宅することが出来ました。