大国魂神社 すもも祭り

2007年07月20日 15時31分40秒 | 祭と手拭い

 5月の祭礼暗闇祭りに行きましたが、大勢の人で参拝が出来ませんでした。そこで7月20日のすもも祭りに合わせてお参りに来ました。

ケヤキ並木が綺麗な参道を通り本殿に向います、途中にすもも市と露店が並んでいて参拝客で賑っていました。

  

 

  本日は「中越地震の一刻も早い復興をとお参りしました」。

              

 

 からす団扇とからす扇子

泣き声が煩くゴミを散らかしたりと鴉は嫌われ者ですが、ここの鴉は八咫烏と言う神様の使いです。

神代の昔、御歳神様が虫害や災害を除く方法を教えられた一つに「からすの扇を以って扇げ」と授けられた。その効験は著しくからす団扇や扇子で扇ぐと災難などが祓い除かれると言い伝えられている、玄関先に飾って置くと悪魔を祓いその家に幸福が訪れるそうです。

  

烏団扇 @500円 / 烏扇子(大)@1,500円(小)@1,000円

 

夏の風物詩として、近郷近在の人々より親しまれている『すもも祭』は毎年7月20日に斎行されます。その起源は源頼義・義家父子が、奥州安倍氏平定(前9年の役)途中、大國魂神社に戦勝祈願をし、戦に勝ち凱旋の帰途、戦勝御礼詣りのためこの祭が起こりました。その祭神饌の一つとして李子(すもも)を供えた、それで境内にすもも市がたつようになったそうです。

 

「縁起物だから買ってきな!」「甘いよ食べてみな!」と威勢のいい掛声が飛び交っていました。吊るしてある袋が1Kで1,000円、下はばらで目方売りです。

  

 

英語ではプラム・プルーン・ソルダムで日本語はすももです。私は酢もも(酢で漬けた梅?)だとばかり思っていましたが熟して甘いフルーツでした。

「スモモも桃も桃のうち」という言葉が好きですが、桃とは異なる品種です。