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パンダ・・・来るといいね!

 一昨日あたりからの報道では,仙台市で復興のためにパンダ貸与要請したことが話題となっています。今回の震災ではなかなか復旧・復興が進まず,子どもたちにとっても心の傷が癒(い)えない状況にあります。

 そんな中,仙台市長の会見で出た中国から八木山動物公園へのパンダ貸与のお話。過去の阪神震災後の例や中国主席来県のこともあり,実現してほしいですね。観光も合わせて経済効果もありそうです。

 以下は,昨日17日の河北新報から引用

仙台市がパンダ貸与要請 対中交渉、政府後押し

 仙台市が市八木山動物公園(太白区)でジャイアントパンダの飼育を希望し、日本政府が中国に対し貸し出し要請を検討していることが16日分かった。市側は東日本大震災で傷ついた子どもたちを癒やしたいと中国側との交渉を開始、日本政府にも後押しを依頼した。複数の政府関係者が明らかにした。
 仙台市はつがいの2頭を要望している。中国の温家宝首相が5月下旬に日中韓首脳会談で来日し被災地を訪れた際、出会った女子児童が「パンダが大好きで旅行のたびに見に行く」と手紙を書き、温氏から返事が届いたとの報道が貸与要請のきっかけだったという。
 今秋から、中国の国家林業局や野生動物保護協会との交渉を本格化させた。中国側の決定には「中央の政治判断が色濃く反映される」(日中関係筋)とされ、政府の支援が重要。市側は自民党の加藤紘一元幹事長ら“中国通”の国会議員を通じた働き掛けも進め、前向きな回答を引き出したい考えだ。
 日中両政府は国交正常化40周年となる来年に向け、両国の友好を演出したい意向だが、昨年の中国漁船衝突事件などで関係はぎくしゃくしたまま。このため日本政府は中国側の出方を探った上で、12月に訪中する見通しの野田佳彦首相と胡錦濤国家主席との会談で取り上げ、進展を図りたい考えだ。
 中国は1972年、日中国交正常化を記念し、相手国との関係強化を狙う「パンダ外交」の一環として東京・上野動物園に2頭を贈呈した。2000年には阪神大震災の復興を願い、神戸市の要請に応じて同市立王子動物園に2頭を貸与した。1頭は復興への願いを込め「興興(コウコウ)」と名付けられた。
 政府筋によると、来年の国交正常化40周年を踏まえ、中国側には「いい話だ」との好意的な反応もあるという。

[国内のパンダ]1972年10月に日中国交正常化を記念してカンカンとランランの2頭が中国から贈られたのが最初。現在、東京・上野動物園の2頭のほか、神戸市立王子動物園に1頭、和歌山県のレジャー施設「アドベンチャーワールド」に8頭がいる。中国は贈呈から、レンタル料を受け取り貸与する方式に切り替えており、日本生まれの子どもを含め所有権はいずれも中国にある。今年4月に一般公開された上野の2頭は10年間の借り受けで、年間計95万ドル(約7300万円)を中国に支払う。
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