僕のつぶやき

服や音楽が好きな、現代の夢見るフリーターsanboさんがお送りする戯言やイラストなどなどです。

須藤元気引退

2007年01月02日 09時45分57秒 | つぶやき

2006年12月31日K-1 dynamate試合後、須藤元気が突然の引退発表。













(*з*)なんですと!?












驚きだった。以前から、年末の試合(K-1 dynamate)を最後にしばらくバックパッカーとして世界を旅すると放言していた須藤元気(以下、元気君)だったが、大晦日のジャクソン・ページに快勝した後、マイクパフォーマンスを行い「もうこのリングで戦うことはありません」といきなりの引退宣言。アナウンサー一同驚いた様子で、内容を鵜呑みに出来ない状態だったが、すぐに次の試合が放送され、須藤元気の一言が本当なのかどうなのかもわからないままだったが。













須藤元気と言えば、登場シーンの華美さや独特の戦闘スタイルから有名で人気もある選手だ。パフォーマンスをしても勝つことでその意義はまったくもって揺るがなかったのだけれど、まったくもって引退の様子を垣間見ることができなかっただけにとても残念である。僕が大晦日、見たかった試合は「須藤元気」「山本kid」「所英男」三試合、もちろん元気君の登場シーンもどんなのか興味津々だったわけだ。そして試合がはじまり今回のテーマ「マヤ文明」に沿ったすばらしいダンス。しかし今になって思えばそれが元気君のラストダンスになってしまった。偶然とは言え、見れてよかった。どんなに優れた文明でもいつかは消えてなくなるというテーマから自らをマヤ文明に例えて、引退という意思にあわせたのでは?と今になって考えればつじつまが合うが、登場シーンをみてそこまで考えられた人は皆無ではないか。あの盛り上がりに胸を躍らせて、引退なんていうことを考える人はいなかったはずだ。僕もその一人である。
















とても残念だ。


















悔しい。
















いつかはくるものだけれど、それがこんな形で…まぁ元気君らしいと言えばそれまでだが。やっぱりファンとしてはしっくりこないよ。そんなこと。引退宣言を聞いてちょっと頭がぼぉーとした。元気君をテレビで見る機会なんてそんなにないし1年に1~2回だろうし、そんなに熱狂的なファンというわけでもないが、やはりさびしい。




















さてそんな大晦日のK-1だったが、最後のメインイベントは「秋山V.S.桜庭」という格闘技ファン垂涎の試合だった。僕は格闘技を観るようになったのがつい1~2年なので正直言ってその桜庭一志という存在にあまり関心がない。僕がみるようになってから試合をしていないというところだけれど、世間は桜庭を総合格闘技の父といわんばかりに盛り立てている。そしてHERO'S ミドルヘビー初代王者の秋山と比べ「新旧世代交代」と謳う試合だった。結局のところ僕は専門家でもないから試合の内容はわからないけれど、結局は秋山の圧勝だった。秋山は桜庭をとても尊敬しているようで、以前から試合をしたいとオファーしていたようだが、前回の対戦(半年前)では桜庭が負傷したということで試合は延期になって、今日に至っていたわけだが、その試合はとても残念なものだった。途中から秋山が一方的に桜庭に殴りかかった。桜庭は何度かタックルなどで寝技に持ちこもうとするも秋山に一蹴、最終的にはたこ殴りにあい、耳と鼻から流血しレフェリーストップでのTKOとなった。秋山は憧れの存在に勝ち、とても誇らしげにマイクを握ったがその横ではその対象であったはずの桜庭が「ワセリン(油)塗りすぎだ。掴めない。あんなの反則だ」と文句を言っていた。















えっ!?
















とてもがっかりする光景だった。新旧世代交代と言われ、新しい世代に負けた桜庭は潔く喝采を贈るかと思いきや、相手が反則していたと言い張ったのだ。その後レフェリーやセコンドが秋山のボディーチェックをするも判定は覆らず、秋山の勝利となった。桜庭は「秋山は反則だ」と言い残し、試合後のインタビューにも答えなかった。なんとも醜い。これがみんなを奮い立たせていたヒーローなのかと目を疑った。なぜそんなことをするのか、まったくもってわからない。桜庭に対して怒りを通り越して、軽蔑の念だけが残った。正直、早くいなくなればいいと思った。秋山を擁護するわけではないが、やはり試合に関してそんな悪いイメージをもたれるような発言をするのはどうか。しかもそれが自分を尊敬している次世代の格闘家に対してすることなのか?くだらない…ネットなどでも「これを解決するには再戦しかない」と言う人もいたけれど、もうあんなやつと試合する必要はない。
















最後の最後でこんな試合になってとても残念だった。山本kidもオリンピックにむけて、総合はしばらくお休み、元気君も引退…これで大丈夫なのか!?格闘技会。奇跡の新人、ボビーオロゴンもチェホンマンに瞬殺、曙もジャイアントシルバに瞬殺、俳優を完全休業して格闘技に挑んだ金子も格闘技暦1年のボビーの弟に判定負け… とても見ごたえのない試合ばかりだった。とても残念だ。今年の年末はどうなるやら…















須藤元気の新しい旅立ちに栄光あれ!!