母がグループホームに入居してもうじき3か月になる。
会うのは、通院の付き添いを含めて月3回ほど。
もう少し足を運びたいと思う一方で、距離を置きたいという気持ちも強い。
先日、冬物や消耗品を届けに行くと、ダンナは元気にしているかと三度も聞かれて閉口した。
母の短期記憶がどうなっているのか、私にはよくわからない。
そんな母との会話は、時々「無限ループ」に陥る。
こういう時は、親子漫才のボケとツッコミだと思って、イライラをお笑いに変換するのがよさそう。
それでも、今のところ日常会話は成立しているから不思議なものだ。
居室の確認は、私の習慣になってきた。
その日は、普段は枕元にあるはずのナースコールのボタンが、母の背丈では届かないクローゼットの上にあることに気づいた。
おそらく職員の誰かがシーツ交換などで一時的に置いたまま忘れたのではないかと思う。
それはそれで問題だけど、とりあえずNさんに知らせて、チェストの上に移してもらった。
月初に訪ねた時にはボタンの所在こそ確かめなかったけど、クローゼットの上に何もなかったと記憶している。
ボタンにはうっすらとホコリがかかっていたので、ここ1~2週間の出来事だろう。
まず使うことはないだろうと思うけども、母の年齢を考えると、気をつけてもらわないと。
その後、衣類をしまおうとクローゼットを開けると、案の定、というべきか、ティッシュの空き箱が3つあった。
すぐに使い道が見出せないものは処分するに限る。
私は、なんとか母から同意を引き出すと、それらを折りたたんで資源ごみとして職員に預けた。
ちなみに、わが家の母の部屋には11個あり、2つ3つ連結されて面倒なことになっている。
大掃除の前に少しずつ片付けたいと思うものの、放置状態だ。
そろそろ帰ろうと居室を出ると、隣室の消耗品の補充にやってきたMさんに声をかけられた。
挨拶すると、母は私の腕を掴んでこう言った──「私の娘です。うちのお嬢様です、お嬢様」(何それやめて)
「知ってます。もう何度も会ってお話してますよ」
Mさんが笑って答えてくれたのでよかったけど、正直、こんな親子漫才はイヤだわ。
会うのは、通院の付き添いを含めて月3回ほど。
もう少し足を運びたいと思う一方で、距離を置きたいという気持ちも強い。
先日、冬物や消耗品を届けに行くと、ダンナは元気にしているかと三度も聞かれて閉口した。
母の短期記憶がどうなっているのか、私にはよくわからない。
そんな母との会話は、時々「無限ループ」に陥る。
こういう時は、親子漫才のボケとツッコミだと思って、イライラをお笑いに変換するのがよさそう。
それでも、今のところ日常会話は成立しているから不思議なものだ。
居室の確認は、私の習慣になってきた。
その日は、普段は枕元にあるはずのナースコールのボタンが、母の背丈では届かないクローゼットの上にあることに気づいた。
おそらく職員の誰かがシーツ交換などで一時的に置いたまま忘れたのではないかと思う。
それはそれで問題だけど、とりあえずNさんに知らせて、チェストの上に移してもらった。
月初に訪ねた時にはボタンの所在こそ確かめなかったけど、クローゼットの上に何もなかったと記憶している。
ボタンにはうっすらとホコリがかかっていたので、ここ1~2週間の出来事だろう。
まず使うことはないだろうと思うけども、母の年齢を考えると、気をつけてもらわないと。
その後、衣類をしまおうとクローゼットを開けると、案の定、というべきか、ティッシュの空き箱が3つあった。
すぐに使い道が見出せないものは処分するに限る。
私は、なんとか母から同意を引き出すと、それらを折りたたんで資源ごみとして職員に預けた。
ちなみに、わが家の母の部屋には11個あり、2つ3つ連結されて面倒なことになっている。
大掃除の前に少しずつ片付けたいと思うものの、放置状態だ。
そろそろ帰ろうと居室を出ると、隣室の消耗品の補充にやってきたMさんに声をかけられた。
挨拶すると、母は私の腕を掴んでこう言った──「私の娘です。うちのお嬢様です、お嬢様」(何それやめて)
「知ってます。もう何度も会ってお話してますよ」
Mさんが笑って答えてくれたのでよかったけど、正直、こんな親子漫才はイヤだわ。
どんな気分なのか想像してみると、記憶にないことを周りから言われまくるから、そのストレスはすごいような気がするけど、それすら長くは覚えていないわけで・・・
やっぱり想像つかないです。
ボケとツッコミにして、イライラを変えてしまうって目からウロコです。
でも、優しいツッコミが自分にできるかどうか。
>うちのお嬢様
ボケか本心か、ついつい躊躇してしまいますね。^^
忘れるということは、常に新しい情報を得るということでもあって、脳にはよい刺激になって、記憶力が増しそうな気もするんですけど……現実はキビシイ。
あまりにも同じ質問が繰り返されると、会話ロボットが欲しくなる時もあります。
>でも、優しいツッコミが自分にできるかどうか。
試行錯誤の連続です(汗)
客観的になると、案外、喜劇的なんですよね。
それにしても「お嬢様」はやめてほしいです、ホントに(苦笑)