燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

午前4時

2004-05-20 00:00:00 | 日々つれづれ
未明、暑さで目が覚めた。
まだ4時だった。
真冬以外はいつも寝室のドアを開け放っているが、
そろそろ窓を開けないと暑い季節になったらしい。
外の風にあたろうと居間からベランダに出た。
今の時期、4時の空は薄紫色をしているということを知った。
涼しい微風に目を細めていると、遠くから新聞配達のバイク音が聞こえてきた。
身を乗り出して眺めると、まるでミツバチが花々の間を忙しく飛び回るように、
バイクは蛇行しながらあっという間に見えなくなった。

ふと、お隣りさんの部屋の明かりに気づいた。
わたしはたまたま目が覚めたのだけど、お隣りさんはどうなのだろう。
いつもこんな時間に起きているのか。
早朝に仕事や勉強、運動などをする習慣があるのかもしれない。
それとも、眠れないのか。
普段なら気にならないことが気になるのも、午前4時だからだ、たぶん。

小さいこどもがいるためか、旦那さんはいつもベランダでタバコを吸う。
休日に洗濯物を干していると、わたしのところまで紫煙が漂ってくることがある。
かなり迷惑だけど、風の強い日に奥さんに土いじりをされるよりはましである。
まあ、どちらもたまさかのことなので、クレームを言うほどでもない。

クレームといえば、真上に住んでいるこどもがよく室内サッカーをしていた。
苦情を言いに行っても、こどもしかいないのか、誰も出て来ない。
それで一筆したためてポストに入れても、一向に返事がない。
なんだろうなあ、と思っていたら、内装工事が始まった。
驚いたことに、数日後、新たに入居した家族が挨拶に見えた。
知らないうちに前の一家は転居していたのだ。
腹立たしく思ったけれど、訳ありだったのだろう。
静かになってホッとしていたら、今度はピアノ。
ふむ。
でも、日中は遠慮せずに弾いたらいいと思う。
ダラダラ弾かれるのは困るけれど、幸いそういう感じでもない。
そのうち素敵な曲を聴けるかも。
そう考えるのは、わたしも楽器を弾くためかもしれない。
もっとも、わたしの場合、年に数回弾けば多いほうなのだが。
まったく、なんという怠け者なんだろう(ああ、精進、精進、、、)。
斜め上の一家のほうは、相変わらずドシンドシンとうるさいけれど、
頻度は以前よりだいぶ減った気がする。
いい方に向かっているといいな。

涼しくなったので寝室に戻った。
早朝、自然に目覚めたときは、そのまま起きられそうな気がするのだが、
実際に起きてみると後から決まって眠くなるのだ。
でも、徐々に早起き体質に改造したい。
空が明るいのに眠っているのはもったいない。

その時間で何をしよう?

べ、勉強?

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