たかきの独りごとパートⅡ

近況報告(感謝・感動・感心をテーマとし、今年度は家庭菜園が中心予定です。尚、不定期更新とさせていただきます。)

にんにくの「におい成分」のヒミツ

2009-07-24 14:41:16 | 日記
北海道阿寒国立公園・阿寒湖温泉(今朝7:10)

★昨日に続き涼しい朝である。天気は曇り空だが、この後は雨になりそうである。気温は、22度Cでエアコンは愚か網戸にしなくても大丈夫。
昨日は、暦の上では大暑というのに皮肉である。夏休みに入っているが、梅雨も明けず夏らしい天気ではない。隣の山口県の防府では、先日の豪雨災害の死者が11人、現在も行方不明者6人もおられる。
国土交通省の調査では、防府、山口両市の山間部で約100カ所の斜面が崩れていることも分かった。
これを機会に、山間部などの住宅が斜面に面しているのを再点検を望みたい。危険施設や住宅は、早急に予防工事に着手。
又この工事には、国の手厚い補助金を使用する事。ここは、山口県選出の林 芳正内閣府特命担当大臣・防災大臣(沖縄及び北方対策担当)に期待したい!
今朝の、道路情報によれば未だに中国道の一部が通行止めになっている。山の多い中国地方は、自然も一杯だが災害にも弱いと感じた。
梅雨明けは未だしてないが、間もなくして訪れる暑い夏に備えたい。そこで、にんにくの「におい成分」のヒミツについてのメルマガからご紹介しましょう!

【人間力】健康法/にんにくの「におい成分」のヒミツ
■にんにくの「におい成分」のヒミツ■

著者:日本大学生物資源科学部教授・有賀 豊彦氏

*今回の内容は、月刊『致知』本年8月号に掲載された
「大自然と体心(たいしん)」第78回からご紹介しています。

にんにくは、日本では野菜に分類されていますが、
欧米では古くから薬草であるハーブに分類されています。
紀元前1500年以前の古代エジプトの薬物治療書にも記載され、
世界各地で万能薬として珍重されてきました。

そのにんにくの薬効成分の特定と化学的解明の第一人者、
日本大学の有賀先生に伺ったお話しを要約しました。

有賀先生は、初期の風邪などはにんにくを食べて治してしまうそうです。
夏バテとも無縁とのことです。
にんにくがお好きな方、ぜひご一読ください!


▼【§1】にんにくの基本成分

にんにくはユリ科ネギ属の植物で、水分が65%、炭水化物が
30%を占めており、成分上のバラエティは乏しい食品です。
ところが、残り5%の中に含硫成分(硫黄原子を含む有機化合物)が
約70%(全体の3.5%程度)含まれており、その薬理効果が
多彩かつ顕著で、古くから人々に珍重されてきました。



▼【§2】にんにくのにおい成分:アリシンのひみつ

にんにくの薬効については西洋医学の祖と言われるギリシャの
ヒポクラテス始め、多くの科学者が
「あの独特の臭いに秘密があるのではないか」
と解明を試みて研究してきましたが、実際にどんな成分が、
どのようなメカニズムで効力を発揮するのかが明らかになって
きたのはほんの最近のことです。

1944年、アメリカの科学者カバリトとベイリーが、
にんにくには無臭の硫黄化合物があり、にんにくを切ったり
すったりして細胞を破壊すると抗菌作用を持った臭い成分の
「アリシン」が発生することを発見しました。

1951年、スイスのノーベル賞科学者ストールとシーベックが、
細胞内に蓄えられている無臭のアイリンと、維管束にある
アリイナーゼという酵素が反応することでアリシンができる
というメカニズムを解明しました。

みなさんも経験があると思いますが、にんにくを丸ごとアルミホイル
に包んで焼いて食べてもほとんど臭いはしません。
ちょっとでもにんにくを傷つけた時に初めて臭いが発生するのです。



▼【§3】にんにくの四大薬効とそのメカニズム

人類永年の研究の結果わかってきた、その四大薬効をご紹介します。
にんにくには以下のような多彩な薬効があります。

1 抗がん効果(がん細胞を死滅させる働き)

2 血をさらさらにする(脳梗塞、心筋梗塞予防)

3 スタミナ増強(ビタミンB1の利用効率アップ)

4 殺菌効果 (胃がん、風邪、水虫に効果)

にんにくが上記効果を発揮する詳細のメカニズムについては、
致知8月号の本記事をご参照ください。


▼【§4】効果を引き出すにんにく調理方法例

にんにくの有効成分は、にんにくを単に炒めたり、
蒸したりするだけでは効率よく生成しません。
ここでは「にんにくオイル」をお勧めします。

-----------------------------------------------------
<にんにくオイルの作り方>

1 にんにく1片を刻み、オリーブオイル200ccに漬ける。
  ↓
2 長く漬け込む必要はありません。
 まず100度C以下で数分加熱する。
 これによってにんにく内部で有効成分が生じ、安定した
 状態になります。
  ↓
3 最後にほんの一瞬120度程度に加熱します。
 この加熱によって、オイルの早期褐色化が防止されます。
  ↓
4 常温で冷ました後、冷蔵庫で保管。2週間程度持ちます。

さまざまな食べ物に調味料としてご使用ください。

-----------------------------------------------------

*一点だけ気をつけていただきたいのは、空腹時に単独で
取ると、胃の粘膜を痛めることもあるので、避けたほうが
よいです。

また、にんにくの有効成分の効用は、二日~四日持続します。
「においが・・・」などとおっしゃらず、ぜひ週に一回か二回、
食事に取り入れていただければと思います。
~心に響く366の寸言~
【三 悪 2】

人間の生命にも必ず機というものがある。

つまり、そこを押えたら、それが他の部に、
また、全体にひびく所と、一向何にもひびかぬ所がある。

つまり、「ツボ」「勘どころ」というものが
どんなものにもある。

時というのは、そういうツボ、勘どころの連結なのである。

      『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)

★7月24日 松下幸之助[一日一話]
 <利害を超える>
ある日、私のところに「自分の会社で造る製品の販売を引き受けてもらえないか」という話を持ってこられた人がいた。私はいろいろとその人の話を聞いてみて、この人はえらい人だなと思った。普通であれば、自分にできるだけ有利になるよう交渉する。それがいわば当たり前である。ところが、その人は「すべてをまかせる」という、自分の利害を超越した態度をとられた。私はその態度に感激し心を打たれた。

われわれはともすれば自分の利害を中心に物を考える。これは当然の姿かもしれない。しかし、それだけにそれを超越したような姿に対しては、心を動かされる。これもまた人間としての一つの姿ではないか。

★2009年7月24日(金曜日)致知今日の言葉より

・ 人生最大の病は傲慢なり

            by 矢崎 勝彦(フェリシモ会長)    

最新の画像もっと見る

コメントを投稿