老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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高浜町「意見交換会」、美浜町「住民説明会」に抗議! (ニュース 第22号)2020.11.04

2020-11-09 11:21:46 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
リレーデモの案内は → コチラ

■■10月30日、高浜町の「意見交換会」に抗議■■

10月30日、午後7時より高浜文化会館にて高浜町主催で内閣府と
資源エネルギー庁が参加して住民対象の「意見交換会」が開催されました。
この「意見交換会」とは、名ばかりの全くのペテンです。

私たちは昼過ぎからの舞鶴方面のビラ配りを終え、午後5時過ぎに
会場の高浜文化会館に到着すると主催者は何を心配したのか、
当日の会館は「意見交換会」のみの貸し切りになっているとのことでした。
6時頃には原子力規制庁の車も入りました。許された住民以外は
会館への入場を許さない正にペテンの一端です。午後5時前に
強風と一時雨が降る中、横断幕を広げ、旗を立て抗議集会を開始しました。


抗議行動を準備中(10.30高浜町)

中嶌哲演さんのアピールをはじめに、福井、滋賀、京都、大阪から
参加した人達からの怒りのアピールとシュプレヒコールがなされます。

「福一の事故で家族がバラバラになっても、誰も責任を取っていない!」
「猛暑の夏でも停電しないどころか、電力は余っている」
「世界は脱原発、再生エネルギーに向かっているのに、日本は原発に固執している」
「原爆の被害国なのになぜ原発なのか」
「関電の中間貯蔵施設の計画もできていないのに、原発を稼働させている」
「意見交換と言いながらなぜ被害を受ける滋賀や京都の住民は参加できないのか!」
「住民の避難計画は実行計画にはなっておらず全く話にならない!
世界の基準にも全くあっていない!」
「世界最高の規制基準と言いながらなぜ事故は頻発しているのか!」などなど。
政府の役人には是非、応えてもらいたい。

終盤に中嶌哲演さんが再度マイクを握り」
「今日、集まった人はほんの一握りだが、ぜひ各地の自治体で再稼働を許さない
決議を上げること、その契機としてリレーデモを成功させましょう!」との
訴えがあり、最後に木原さんのまとめの発言で当日の行動を締めくくりました。

高浜町は、この「意見交換会」を前提に、11月6日に町議会原子力対策特別委員会、
11月12日に臨時町議会全体会議にかけるという。
再稼働にむけて事態は「風雲急を告げ」ています。いま!行動を!

みなさんの参加をお願いいたします。いまです!!
(城陽市・Y)


■10月31日、美浜町の「住民説明会」に抗議■■

10月31日、美浜原発3号老朽原発再稼働を目指す美浜町の住民説明会が、
美浜町役場横のホールで開催された。午後1時30分に合わせ福井、神戸、
滋賀、京都の仲間や、地元町議も含め15名の仲間が緊急抗議をおこなった。

折しも前日、中国電力島根原発2号機の船舶用防波堤の高さが低いとの
原子力規制委員会の指摘を受けて、今年度の再稼働を断念したと
島根県内テレビでは放送されていた矢先である。

ホールは原発マネーかと思うほど立派な建物。参加は事前の予約者以外は入れず、
厳重な入場チェック。玄関には福井県警私服刑事の配置。やはり、原発は
権力に守られなければ進まないこともハッキリしていた。

参加者は町民で100名程度か。入口のビラ配りも「要らない」という人もいたが、
ビラを受け取ってくれる人も多かった。さらに、「あっ、そのビラ家で見ています。」
という人も多かった。

原発は非常に危険だ。福島に学べ。ひとたび事故を起こせば二度と住めない。
全てを失うのだ。本当に電気が足りないのならともかく、しかし、電気は足りている。

住民説明会で関電や政府側は何を説明したかわからないが、
こんな危険で必要もない原発はいらない。

さよなら原発びわ湖ネットワーク稲村事務局長の「老朽原発うごかすな」の
シュプレヒコールでこの日の行動を終った。


抗議のシュプレヒコール(10.31美浜町)

美浜町は住民説明会を終え、町議会原子力発電所特別委員会で
美浜3号機再稼働同意を審査し、後に臨時町議会にかけるという(日程は未定)。
その後町長、最終は福井県知事の判断だが、住民の声と危険性を認識させるように、
これから追い込んでいく。
(さいなら原発・びわこネットワーク 井沢清)


■■老朽原発うごかすな! 10・24滋賀講演会開く■■

10月24日(土)14時から、大津市内の滋賀県教育会館で
「老朽原発うごかすな!10・24滋賀講演会」が開催された。
主催はさいなら原発・びわこネットワーク。峯本敦子さんの司会進行で
スタートし、野坂昭生世話人から主催者挨拶を受けた。
挨拶では、高浜原発1、2号機と美浜原発3号機という45年を超えようか
という若狭の老朽原発再稼働阻止のため、情勢は風雲急を告げるが
反撃に転じ、11月23日に関電本店前(大阪市)をスタートし、
11月29日に滋賀入りする200キロリレーデモをはじめとする
大衆闘争を成功させようと訴えた。

コロナ禍で大衆運動・集会デモの取りやめが続いたこの7カ月来の日本列島に
のろしを上げる如く、「9・6老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」が
開催され1600人の市民・労働者が参加された。カンパは34万円超。
関電は来年1月に美浜3号機を、同3月に高浜1号機の再稼働を宣言。
美浜町・高浜町・福井県の地元同意をいかにくい止めるかが
闘いの攻防点となっている。


講演する木原壯林さん(10.24大津市)

木原壯林さん(若狭の原発を考える会)の90分にわたる講演は、
この闘いの号砲とも言えた9月6日の大阪集会がどのようにして準備されたか、
雨の風の雪の降りしきる福井県嶺南地方:若狭での1軒1軒を訪問し、
対話をし、太鼓もたたきトラメガでの演説もして赤と黒の字ばかりの
大型:A3版裏表の原発問題のチラシを配布してきた、8年間にわたる
「反原発アメーバデモ」の1泊2日で月2回の取組みの積み重ねや、
実行委員会結成以来の中嶌哲演さんを先頭に近畿2府3県の労組・団体訪問の
積み重ねや、昨秋の200キロリレーデモと前段の各地でのたくさんの
キャンペーン集会開催、名古屋の40年廃炉訴訟への参加や
実行委員会とたくさんの実務担当者会議の開催とニュースの数多くの発行、
チラシの何十万枚という4回にわたる印刷配布とポスターも2回印刷し、
街宣車も3台を近畿・福井に巡回してきたことを、
ほんの一端にならざるを得なかったが紹介された。

金属疲労など老朽原発の危険性の専門家としての講演と合わせ、
参加者に多くの感銘を与えた“闘う学者”(京都工芸繊維大学名誉教授)としての
面目躍如の講演は、共通して市民活動家・労組活動家である参加者に、
今後の自らの運動の進め方、技法のみならずその構えについても大きな問題提起
となったのではないだろうか。
(さいなら原発・びわこネットワーク ニュース 第46号より転載)

リレーデモの案内は → コチラ

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第22号』
 ダウンロードは → コチラ

facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/330870701519014

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