3.20 関電よ☆老朽原発うごかすな!高浜全国集会
報告文は → コチラ
YouTube「高浜原発への抗議行動3・20」 → コチラ
YouTube「3.20 関電よ☆老朽原発うごかすな!高浜全国集会」 → コチラ
■■私のデモ体験記■■
■原発後の若狭の人々のくらしについても■
■考えさせられた行動でした■
去年11月25日の朝日新聞朝刊で「高浜再稼働老朽原発 初の地元同意」
の見出しの記事を目にした時、居てもたってもいられなくなり、ネットで
デモの情報を探し「老朽原発うごかすな!実行委員会」が、京都市役所前集合で
リレーデモをすることを知り、それが私にとって最初のデモの参加になりました。
前夜、家にあったハギレに抗議の言葉と琵琶湖の絵を書いて、翌朝慌てて
集合時間を間違えてしまいましたが、その日は2万5千歩歩ききりました。
とにかく行かなければとその翌月12月9日には美浜町に集合し、
関電原子力事業本部包囲抗議行動に参加ました。
デモで歩くだけでなく、勉強しなければならないと思い至り、スクラップを
始めました。新聞には毎日のように原発に関する記事が載り、言葉の意味、
裁判の経過などを知らなければ、本当の意味で理解出来ていません。
3月20日「関電よ☆老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の帰りのバスで、
参加者の方の感想の後、世話人の方が話をされました。原発を無くして終わり
ではなくて、原発を終わらせた後の若狭の人たちの暮らしをどう構築するか
までを考えなければならないのだ、それが一番難しいことだ、という趣旨の話
をされたことが印象的でした。
高浜原発の北門で、関電への申入れ (3月20日)
原発の安全神話が崩れ、遅かれ早かれ廃炉へと向かっていくでしょう。しかし
それで終わりではなく、その後のこともみんなで考えるべき大変重要なテーマです。
そのためにも、原発廃炉を少しでも早く実現させるよう根気強く行動を続けて
いかなければ、と思います。
(12月9日のときは)コロナ感染が心配で、美浜町まで単独で電車を
5回も乗り換えて、交通費もばかにならなかったので、3月20日は、
初めて新大阪駅からのバス乗車を申し込みました。天気にも恵まれて
最高のデモ日和でした。全国から400人集まったということも本当に嬉しいです。
集会後、街中をデモ (3月20日)
以上が私のこれまでの4カ月足らずの拙いデモ体験です。
コロナが早く終息して、もっともっとたくさんの人の参加が広がっていくことを
心より祈っています。
(大阪 K・R)
■■お金といのち、どっちが大事?■■
■目の前に差し迫っている
高浜原発の再稼働に反対します■
2011年3月に起きた東京電力福島第1原子力発電所の原発事故により、
健康被害が生じ、滋賀県に避難してきました。当時私が住んでいたのは、
事故のあった原発から205㎞離れた千葉県北西部です。
この地域は2011年3月21日朝、大量の放射性物質を含んだ雨が大量落下
したことにより、膨大に汚染され、汚染状況重点調査地域に該当する
「ホットスポット」となりました。
自宅玄関前にある花だんは、毎時0・3マイクロシーベルトを超え、
いつ測ってもガイガーカウンターからは警報音が鳴り響きました。
土壌調査にも奮闘した結果、この地域の多くはチェルノブイリの際の汚染区分
が当てはまる、「放射性管理区域」、場所によっては「移住権利対象区域」に該当する
ことが分かりました。
放射性管理区域とは原発事故以前であれば、関係者以外一般の人々は立ち入り禁止の区域で、
子どもが入ることは到底許されない場所です。
原発事故による汚染は福島にとどまらず、東北、関東と広範囲にわたっています。
私は原発から205㎞のところから避難してきましたが、高浜原発からびわ湖までは
50㎞です。原発に何かあれば福井県のみならず、広域にわたって汚染されてしまいます。
それはイコール被曝を強いられるということです。
若狭湾沿岸には10数基の原発がひしめいていて、それらはたとえ稼動していなくても
存在だけで怖く、使用済み核燃料がどうなっているのかを想像し、何かあったら・・・と
日々おびやかされています。核燃料取り出し中の高速増殖炉もんじゅのことも頭から離れません。
老朽原発うごかすな! (3月20日 高浜町文化センター)
そのうえ原発の再稼働、恐ろしいとしか言いようがありません。
「稼動している原発を直ちに停止してください。」
「危険極まりない老朽原発、高浜1号機、2号機、美浜3号機の再稼働に反対します。」
賛成とか反対とか言うより、そもそも原発はこの世にあってはならないものなのです。
核のゴミをつくることでしか動かせない原発は要りません。かかえてしまった
核のごみにどう対処していくのか、未来の人たちに対して今を生きる私たちが
負うべき責任だと思います。
今を生きる、そしてこれからを生きる未来のすべてのいのちのために、
この豊かな大地を、命の水がめを何が何でも守りたい。
「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、
これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」という、
樋口元裁判長のことばをいまいちどかみしめたいと思います。
(滋賀県在住 山﨑圭子)
「3.11」で、千葉から滋賀に避難した山﨑朋くん(9歳)が、3.20高浜集会で読みたいと準備してくれた文章と絵
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 41号』
ダウンロードは → コチラ
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■■私のデモ体験記■■
■原発後の若狭の人々のくらしについても■
■考えさせられた行動でした■
去年11月25日の朝日新聞朝刊で「高浜再稼働老朽原発 初の地元同意」
の見出しの記事を目にした時、居てもたってもいられなくなり、ネットで
デモの情報を探し「老朽原発うごかすな!実行委員会」が、京都市役所前集合で
リレーデモをすることを知り、それが私にとって最初のデモの参加になりました。
前夜、家にあったハギレに抗議の言葉と琵琶湖の絵を書いて、翌朝慌てて
集合時間を間違えてしまいましたが、その日は2万5千歩歩ききりました。
とにかく行かなければとその翌月12月9日には美浜町に集合し、
関電原子力事業本部包囲抗議行動に参加ました。
デモで歩くだけでなく、勉強しなければならないと思い至り、スクラップを
始めました。新聞には毎日のように原発に関する記事が載り、言葉の意味、
裁判の経過などを知らなければ、本当の意味で理解出来ていません。
3月20日「関電よ☆老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の帰りのバスで、
参加者の方の感想の後、世話人の方が話をされました。原発を無くして終わり
ではなくて、原発を終わらせた後の若狭の人たちの暮らしをどう構築するか
までを考えなければならないのだ、それが一番難しいことだ、という趣旨の話
をされたことが印象的でした。
高浜原発の北門で、関電への申入れ (3月20日)
原発の安全神話が崩れ、遅かれ早かれ廃炉へと向かっていくでしょう。しかし
それで終わりではなく、その後のこともみんなで考えるべき大変重要なテーマです。
そのためにも、原発廃炉を少しでも早く実現させるよう根気強く行動を続けて
いかなければ、と思います。
(12月9日のときは)コロナ感染が心配で、美浜町まで単独で電車を
5回も乗り換えて、交通費もばかにならなかったので、3月20日は、
初めて新大阪駅からのバス乗車を申し込みました。天気にも恵まれて
最高のデモ日和でした。全国から400人集まったということも本当に嬉しいです。
集会後、街中をデモ (3月20日)
以上が私のこれまでの4カ月足らずの拙いデモ体験です。
コロナが早く終息して、もっともっとたくさんの人の参加が広がっていくことを
心より祈っています。
(大阪 K・R)
■■お金といのち、どっちが大事?■■
■目の前に差し迫っている
高浜原発の再稼働に反対します■
2011年3月に起きた東京電力福島第1原子力発電所の原発事故により、
健康被害が生じ、滋賀県に避難してきました。当時私が住んでいたのは、
事故のあった原発から205㎞離れた千葉県北西部です。
この地域は2011年3月21日朝、大量の放射性物質を含んだ雨が大量落下
したことにより、膨大に汚染され、汚染状況重点調査地域に該当する
「ホットスポット」となりました。
自宅玄関前にある花だんは、毎時0・3マイクロシーベルトを超え、
いつ測ってもガイガーカウンターからは警報音が鳴り響きました。
土壌調査にも奮闘した結果、この地域の多くはチェルノブイリの際の汚染区分
が当てはまる、「放射性管理区域」、場所によっては「移住権利対象区域」に該当する
ことが分かりました。
放射性管理区域とは原発事故以前であれば、関係者以外一般の人々は立ち入り禁止の区域で、
子どもが入ることは到底許されない場所です。
原発事故による汚染は福島にとどまらず、東北、関東と広範囲にわたっています。
私は原発から205㎞のところから避難してきましたが、高浜原発からびわ湖までは
50㎞です。原発に何かあれば福井県のみならず、広域にわたって汚染されてしまいます。
それはイコール被曝を強いられるということです。
若狭湾沿岸には10数基の原発がひしめいていて、それらはたとえ稼動していなくても
存在だけで怖く、使用済み核燃料がどうなっているのかを想像し、何かあったら・・・と
日々おびやかされています。核燃料取り出し中の高速増殖炉もんじゅのことも頭から離れません。
老朽原発うごかすな! (3月20日 高浜町文化センター)
そのうえ原発の再稼働、恐ろしいとしか言いようがありません。
「稼動している原発を直ちに停止してください。」
「危険極まりない老朽原発、高浜1号機、2号機、美浜3号機の再稼働に反対します。」
賛成とか反対とか言うより、そもそも原発はこの世にあってはならないものなのです。
核のゴミをつくることでしか動かせない原発は要りません。かかえてしまった
核のごみにどう対処していくのか、未来の人たちに対して今を生きる私たちが
負うべき責任だと思います。
今を生きる、そしてこれからを生きる未来のすべてのいのちのために、
この豊かな大地を、命の水がめを何が何でも守りたい。
「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、
これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」という、
樋口元裁判長のことばをいまいちどかみしめたいと思います。
(滋賀県在住 山﨑圭子)
「3.11」で、千葉から滋賀に避難した山﨑朋くん(9歳)が、3.20高浜集会で読みたいと準備してくれた文章と絵
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