老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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奈良のつどい 森松明希子さんを迎えて 1月23日(ニュース 67号 / 2022.01.29)

2022-02-02 15:44:09 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
■■ 木原壯林さん、森松明希子さんを迎えて ■■
 ■ 1月23日 原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい ■

 
東日本大震災の後、奈良では毎年,JR奈良駅前で「フクシマを忘れない、
次の世代に原発を残してよいのでしょうか?」をテーマに「つどい」が
おこなわれてきました。当初は原発ゼロの会を中心とする実行委員会が開催
していましたが、数年前から、さよなら原発なら県ネットも実行委員会に
参加しています。

街頭でのアピールだけでなく学習も進めようと、プレイベントとして事前学習会が
おこなわれるようになりました。

今年は「うごかしてはならない!危険すぎる老朽原発」というお話を木原壯林さん、
「災害からの命の守り方~「避難」は権利だと考えたことはありますか」と
森松明希子さんに講演していただきました。

講演する森松明希子さん


この時期、昨年も一昨年もコロナの感染者が増加していました。
万全の対策を取りながらおこなうということに揺らぎはありませんでした。

会場も350人が定員のところですが、現在は半数を上限としているホールにしました。遠路参加された方もいて71人の方がお二人の話に耳を傾けました。

木原さんの、「なぜ原発は危険なのか」のお話には、「よく分かりました」
「もっと時間が欲しかった」の声がアンケートにありました。
そして「老朽原発の再稼働と新設の原発を阻止すれば、2033年には
全国から稼働する原発がなくなる」というお話に、「明るい展望が聞けて良かった」
との感想がありました。

森松さんのお話は、ご自身の避難の経験、そして避難者の皆さんと裁判を
闘っている会の代表としての経験を話してくださいました。
日本国憲法と避難の権利をつなげてのお話に、私たちの生活と共にある憲法を
意識させられました。

奈良では3月5日にJR奈良駅前での「原発ゼロ・被災者支援のつどい」があります。
今度は街頭で、多くの人に訴えます。「原発ゼロの社会をめざしてがんばろう!」
の思いで締めくくりました。
(集会実行委員会 共同代表 堀田美恵子)


■■ 電気の選択は未来の選択 ■■
■ どんどん新電力に契約を変更しよう ■


2016年度から電力の小売自由化が始まったのを契機に
「使い捨て時代を考える会」の槌田劭さんらと「原発の電気はいらない署名@関西」
の運動をおこして、署名集めや学習会などを展開してきました。

関電社長あて署名の内容は「原子力発電は、止めてください。
原発でつくった電気は、使いたくありません」だけです。
この署名は1万筆以上集めましたが、現在はコロナ禍で中断しています。

電力の小売自由化により、どのような電気を選択するかが、一人一人に
問われることになりました。電気の選択は未来の選択です。

原発のない未来のために、再生可能エネルギーをメインとする新電力に
切り替え、関電に「原発ノー」の声を目に見える形で大きく示しましょう。

電力自由化によって電力事情には激震がおこっていますが、関電は
原発稼働以外の知恵はないようです。原発安価神話の幻想はすでに破綻
しているのに、当面の金勘定から限界費用の小さい原発の再稼働に執念を
燃やすのは、新電力との競争に対抗できないからでしょう。

関電の電気の消費者がどんどん新電力に契約を変更することになれば、
原発に固執する関電の経営状況に直接、影響を与え、原発推進路線に
打撃を与えることができます。私たちの運動は、まだそこまでは至っていませんが、
関電の低圧契約の純減件数は327万件にのぼっていて、右肩上がりに
増加しています。販売電力量(低圧)も、新電力は101万MWhで、
関電は239万MWhです。新電力が29・6%をしめています。
関電の支配力はまだまだ大きいのですが、かつての70%しかありません
(データは2021/10/31現在)。新電力の販売量が関電を追いこすのも、
遠くはないはずです。

私たちの運動で、この動きに拍車をかけたいものです。
(原発の電気はいらない署名 @関西/京都脱原発原告団 吉田めいせい)


■■ 関電株主代表訴訟第3回口頭弁論開かれる ■■

1月25日、大阪地裁で関電株主代表訴訟3回口頭弁論が開かれ、
原告株主の意見陳述、弁護士から提出した準備書面の説明がおこなわれた。




■■ 関電神戸支店前で500回記念■■

1月28日、関西電力神戸支店前での原発ゼロをめざす神戸の会の行動が
500回に及んだことを記念した集会とデモがおこなわれた。



■■ 1月22日 実行委員会を開催■■
■ 5・29大集会の成功を ■


老朽原発うごかすな!実行委員会が、1昨年の9・6集会、昨年の6・6集会、
12・5集会と3度の1300人を超える大集会の成功の上に立って、
1月22日、新たな闘いに向けた取り組みを相談するために開かれました。

熱気あふれる実行委員会会議


この10月にも老朽原発美浜3号機を再稼働させようと関西電力は画策しています。 
この日、ズーム参加を併せ53人の参加のもとに、予定時間を越える熱心な
討論がおこなわれました。

40年超え美浜3号機を止めたままにし、7月の参議院選挙に脱原発を争点化する
ために、来る5月29日に、これまでをはるかに上回る大集会
「原発のない明日を 5.29老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」を開催する
ことが決定されました。

5・29大集会の成功に向け、3月1日~5月28日のキャンペーン期間を
駆使して各地で「原発のない明日」の実現に向け、がんばろうではありませんか。

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