老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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1.24 関電前大集会 に参加して (ニュース 第35号)2021.01.29

2021-01-31 10:38:05 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
◆1.15大飯4号機の再稼働に抗議 (ニュース 第34号)

◆1.24大集会 報告とお礼



雨のなか、関西電力本店を350人が包囲
  

■■75分 途切れなかったシュプレヒコール■■  
 ■大阪駅前の繁華街・梅田までデモ■


新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下、しかも雨降りという厳しい
条件にもかかわらず、関電本店前には350名もの人が集結。
「老朽原発廃炉」を何としても実現させようという皆の強い気持ちが
伝わってきました。

集会で印象に残ったのは、福島原発告訴団団長の武藤類子さんから
寄せられた連帯のメッセージと、福島原発事故から10年目を迎えるに
あたっての決意表明。

また、東京からの参加者よりの「関西の反原発活動に学び、運動の活性化を
目指して東京でもリレーデモをする」との宣言です。各地で粘り強い戦いが
続いていることが確認でき、元気をもらいました。

集会後、西梅田公園に移動し、そこから東梅田駅近くまでの75分デモに参加。
国道2号線を東進したコースだったのですが、シャッターを下ろしている
飲食店も多く、人通りもまばらで、残念ながらアピール度はもう一つでしたが、
それでも参加者は意気盛んに75分間、途切れることなくシュプレヒコールを
上げ続けました。

今日のデモでは、さすがに警備の警察官も、いつものように「前に詰めろ」とか
「早く進め」と言うわけにいかず、急がされないので前の人ともゆったりと
距離をとり、ゆっくり歩くことができました。参加する前には少々逡巡した
のですが、感染拡大の危険はほとんどないと確認できました。

コロナ感染が広がって集会やデモがおこないにくくなり、原発再稼働反対や
廃炉を求める声が上げにくくなっている状況をいいことに、関電はどんどん
再稼働の動きを強めていくでしょう。コロナ感染はそう簡単に収束しないだろうし、
収束を待っていては手遅れになってしまいます。原発再稼働の反対行動は
「必要・緊急」。関電の姑息な再稼働を阻止するために、これからも
コロナに怯むことなく、できる限り集会・デモに参加したいと思っています。 
(京都市 井上陽子)


関電にむかってシュプレヒコール


■■東海第二原発も うごかすな■■
 ■ 首都圏から ■


私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は、関西の「老朽原発うごかすな
実行委員会」の呼びかけに呼応して、1・24集会に参加するべく
早くから準備を進めてきました。もし、新型コロナウィルス問題が発生しなければ、
首都圏初め、全国から多くの参加者が大阪に駆けつけることが出来たはずです。
これまでも、私たちは関西からの呼びかけに応えて必ず美浜、高浜原発、
抗議行動などには全国から参加してきました。残念ながら、今回は
首都圏から数名の参加者になりましたが、不参加者の分まで頑張りました。
前日、便利な東京駅近くに宿泊するなどして。

また、不参加の福島反原発女たちのメッセージ(武藤類子さん)を携さえ、
当日、主催者から皆さんに披露されました。

同時に「とめよう!東海第二首都圏連絡会」製作の「東海第二原発再稼働反対」
チラシを配布しました。東海第二原発は、42年超運転のオンボロ原発を
稼働させようとしている点で、美浜3号機、高浜1、2号機とほぼ同じで
超危険な原発です。

この日本原電所有の東海第二原発(借金だらけで、東電から2200億円、
他関西電力や中部電力から借りなければならない)を廃炉にするため、
以下の戦い方を計画。

①関西に学び、原電本店-東海村100キロメートルリレーデモ実施。
②東京圏と茨城で東海第二原発再稼働NO!のチラシの大量配布。
③原電本店と茨城全域に全力行動。

昨年12月大阪地裁は大飯原発3、4号機の設置許可取り消しを命じた。
関西電力は原発マネーの不正還流など全てにわたって企業倫理の資質、
体制に欠ける。また、日本原電は「敦賀」資料の80ヵ所の書き換えで、
さらに、東海第二原発でも地震のデータを伏せ、だますようなこと平気で
おこなってきた。このような会社に原発を動かす資格はない。

新型コロナの緊急事態宣言下の中での1月24日の大阪の取り組みは、
立派でした。これは昨年の9月6日の大集会(台風と新型コロナの二重の制約下の
1600名参加)と、200キロの元気なデモにつづくもので、
全国の反原発の運動に大きな影響を与えると思います。
共に前進しよう。
(再稼働阻止全国ネット / たんぽぽ舎ボランティア 山田和秋)


西梅田公園からデモ出発


■■「関電よ☆老朽原発うごかすな!」大集会に参加して■■
 ■ 1月24日 ヨロヨロ記 ■


1月24日の「老朽原発、うごかすな!」集会&デモに参加させて頂きました。
降りつづく雨をものともせず、皆さんが意気軒昂に、発言・行進されるお姿には
敬服するばかりです。

言わずもがなの感想でありますが、ひと言。集会宣言文に
「大飯原発4号機が1月17日から稼働していること」について
載っていませんでした。いやけっして、私は「老朽原発廃炉を突破口に、
原発全廃をかちとろう」という方針に、異議を唱えるものではござりません。

ただ、運転中の原発を停めることは、喫緊の課題だと思うので、
もっとアピールして欲しかったです。もちろん、実行委員会の皆様方が、
大飯現地にも急行され「再稼働反対!」を訴えられていたのも存じております。
その上で、現在の状況を出来るだけ踏まえた運動展開を望むものです。

そのあたり、井戸謙一さんが、裁判闘争を報告された中に、具体的な、
関電原発「運転差し止めコロナ仮処分」申立てや、大飯原発の
行政事件訴訟法に基づく「設置許可の執行停止」申立てなど、お話されたので、
全体的には、よくまとまった集会内容になったと思います。

ところで、「1・24ビラのイラスト」について、
『あなたは、どう思うのか!見解を示しなさい。』と問い詰める人がおられます。
私自身は、チラシを見て「国・関電の原発政策自体に、生産力主義や家父長主義、
それこそ『死ぬまで働け!』とする搾取・収奪・差別・抑圧の姿勢を感じます。
それに抗して『休ませて?』はもっともだ、と思う」ので、そのイラスト表現に
違和感はありませんでした。ところが、SNS内のみならず問題拡散されている
様子ですので、ここは実行委員会として、きちんと問題点を明らかにされた方が
よいと思います。

もうひとつ、24日のデモでマイク・スピーカーが、十分に点検・調整されていて、
大きな声が響き渡っていたことから、実行委員会の方々のなみなみならぬご努力に
感服した次第でした。
(大阪市 松尾哲郎)


国道2号線を東進、梅田へ

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第35号』
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1.15大飯4号機の再稼働に抗議 (ニュース 第34号)2021.01.21

2021-01-26 20:44:26 | 老朽原発うごかすな!実行委員会

■■大飯原発4号機の再稼働を許すな!■■  
 ■緊急の現地抗議行動をやりぬいて■


大阪地裁が昨年12月4日、関西電力大飯原発3、4号機にたいする
規制委員会の設置許可を取り消す判決を出した。 
1月15日、判決を無視して大飯原発4号機を再稼動するという。
それを阻止するために、企業倫理のカケラもない関西電力株式会社に
「申し入れ書」を提出した。

1月15日心配していた寒さも少し緩み、霧に包まれる湖西道路を過ぎ
熊川宿に近づくと霧は晴れ、青空と地面を覆う雪景色が美しい里山の
冬景色を満喫した。マイクロバスは日本海側へと走り、大島漁港へ到着すると、
警官がずらりと並んでお出迎えだ。運転者に免許書を見せろと言い、
中に入ろうとするのをかわして、デモの出発地点「しーまいる」前の
公園に入った。

昼食の後、午後1時、警官に囲まれながら公園より出発。
「大飯原発4号機の再稼動、絶対反対!」、
「若狭の原発 ぜーんぶ廃炉!」「ゼニカネまみれの関電許さん!」と
声高らかに反原発旗、幟をはためかせながら、大飯原発ゲート前までデモ行進した。


原発ゲートに向かって坂道をのぼる。旗の間の海上に警備艇


午後2時から大飯原発ゲート前にて関西電力株式会社取締役会長、社長、
原子力事業本部長、大飯発電所長宛の「申し入れ書」を職員に提出。
多くの警官に守られながら、申し入れ書を受け取ると即立ち去った職員を見ながら、
司法を無視し再稼動するのに多くの警官に守られる関電は何様なのかと腹が立つ。


ゲート前で、関電に申し入れ

引き続き、再稼動に反対し議会で奮闘する大飯町をはじめ、若狭町、高浜町の
地元議員さんからの報告を受け、「原発事故の裏で別会社を作り復興資金で
設けた東電」という釜日労の三浦さんの報告に怒り、「関電よ、今でも30%の
顧客が離れているのに司法の判決に反して再稼動するともっと顧客は減るであろう
という中嶌哲演さんの熱弁に耳を傾けた。
約40名の参加であった。 
(京都市 長谷川 薫)

抗議行動を終え、再度の町内デモへ


■■コロナ禍で学んだこと■■  
 ■自然の恵み この有難さ、幸せを後世に■


1月14日づけ毎日新聞は、「大飯原発の設置許可効力停止」を住民側が
大阪高裁に申し立て、と報じています。「事故が起きれば重大な被害を
受けるため、関電が法的に運転できないようにする緊急の必要がある」として、
控訴審判決まで許可の効力を停止するように大阪高裁に申し立てたものです。

これは私たち若狭の圧倒的多数の住民の思いです。いや全国民の願いだと
思います。12月4日の大阪地裁の判決、「原子力規制委員会の判断に
看過しがたい過誤がある」として国の設置許可を取り消したことの重大さ
からして当然のことです。(係争中であっても)

しかし関電は15日に4号機の運転を再開しました。お金儲けのためならば、
命も暮らしも壊滅したとしても是とする、人の道に反する関電に抗議します。

1月12日に関電は、電力使用率が99%に達し、厳しい寒波が続けば
需給が厳しくなることもあるとして節電を呼びかけました。
フクシマ後、原発が1機も稼働していなかった時の酷暑の夏も乗り切ってきました。
この時期の呼びかけに意図的なものを感じます。

杉本福井県知事は、「関電が使用済み核燃料の中間貯蔵を引き受ける県外候補地を
提示できていない段階では、再稼働を論じることはできない。」と言っています。
関電は、「2018年末までに候補地を示す」としていた約束を、反故にし、
その際「2020年末までに示す」とした約束もまた反故にしました。
こんな誠実さのかけらも無い企業に私たちの命にかかわることを託せません。
知事は、今の見解を断乎として貫いてほしい。しかし、原発が稼働している限り、
使用済み燃料は貯まる一方なので、原発は止めるしかないと思います。

コロナ禍で学んだことは、今まで普通に当たり前にできていたことが
できなくなったことの「かけがえのなさ」です。自然の恵みを受けて
暮らしている若狭の私たち。この有り難さ、幸せを後世へとつづけていけるために、
原発をなくしたい。
(小浜市 坂上和代)





■■1.24 関電前大集会を成功させ■■
■3月20日、高浜町に集まろう■

老朽原発・美浜3号機の再稼働は、この1月中と言われてきましたが、
使用済み核燃料の中間所蔵施設を県外にという福井県と関西電力の約束事を
3年以上にわたって関西電力が反故にし続けていることが理由になって、
今もまったく目途がたっていません。

目前に迫った1月24日の関西電力本店前での「大集会」をはじめ、
私たちの運動の積み重ねによって、世論を湧きたたせるような状況を
作り出せるか、次第によっては実際に止めることができるということが
現実味を帯びてきています。

薄汚いワイロなど巨大な利権によって危険極まる原発の事業に
関西電力はじめ、電力会社がしがみついていることがますます明らかに
なっています。しかも、その原資は私たちの電気代だというのですから、
こんな理不尽なことが許されてはたまりません。

私たち「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、1月10日に開かれた
第10回実行委員会で、当面する「1・24大集会」の成功を、全力で
実現することを確認しました。その上で、老朽原発高浜1号機の再稼働が
この3月にも目論まれている現実の中で、高浜町でのビラ配りなどでの
町民の皆さんへの訴えをしながら、3月20日(土、休)に
高浜町文化会館に集まり、「関電よ老朽原発動かすな!高浜全国集会」を
開催することを決定しました。



この3月20日は、集会に先立って、11時45分に高浜原発北ゲートの先
にある音海展望台に集合して、デモで北ゲートに向かい、ゲート前で
抗議行動をおこないます(参加できる方は、ぜひお出でください)。
その後、高浜町文化会館で1時間強の集会をおこないます。
そして、集会後、町内のデモをします。

昨年、12月9日、美浜町でのリレーデモ最後の行動に美浜町の町民の皆さんが
参加されました。高浜町でも、町民の皆さんに訴え、参加を呼び掛けていきましょう。
(若狭の原発を考える会 松原)


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第34号』
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1.24(日)関電よ☆老朽原発うごかすな!大集会 へ

2021-01-24 19:11:11 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
『老朽原発うごかすな!ニュース』を見る
  ↓↓ 
3日目~7日目に参加して(ニュース 第28号)
9日目、10日目に参加して(ニュース 第29号)
リレーデモ最終日 / 美浜町内の行動に参加して(ニュース 第30号)

1~3月、新たな取り組みへ(ニュース 第31号)
みぞれ・積雪・強風 / 5時間半の抗議行動(ニュース 第32号)
舞鶴市議会に、雨のなか抗議行動 / 傍聴も(ニュース 第33号)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆1・24(日)関電よ☆老朽原発うごかすな!大集会
◆と き:13:30
◆ところ:関電本店前
◆主 催:老朽原発うごかすな!実行委員会

<概要>
・集会 13:30~14:15
・終了後、歩いて西梅田公園まで移動
・西梅田公園からデモスタート(梅田まで75分程度)
・解散16:00




★★関電を糾弾し、梅田デモで訴えよう★★

関電は、運転開始後44年、46年になり、超危険な老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の
2021年1月、3月再稼働を画策しています。

原子力規制委員会(規制委)が、上記老朽原発の運転を認可したのは2016年ですが、
認可以降に、関電の原発に関して、蒸気発生器配管の減肉・損傷、再稼働準備
工事中の人身事故、原発関連工事費の不正還流など、トラブル、事故、不祥事が
頻発しています。運転認可時には想定されなかったことばかりです。
原発の40年超え運転が理不尽であり、関電が原発を安全に運転する資質と
体制を持たず、また新規制基準がきわめて不完全で、規制委の審査が
いい加減であることを示しています。

12月4日の大阪地裁判決は、規制委のいい加減さを端的に指摘する画期的な
ものです。規制委は、原発の耐震設計について、「過去の地震規模の
平均値でなく、バラツキを考慮せよ」と規定していましたが、原発運転の
認定にあたっては、原発の耐震性は、平均値に見合ったもので可としています。
大阪地裁は、これが過小評価であるとして、大飯原発3、4号機の設置変更許可の
取り消しを命じたのです。この判決に基づけば、同じ方法で設定された
老朽原発を含む全ての原発の耐震性も過小評価されていたことが立証されます。

ところで、美浜原発、高浜原発から100km 圏内には、福井県のみならず、
京都府、滋賀県のほぼ全域、岐阜県の西半分、大阪府、兵庫県の一部が
含まれます。このことと、福島原発事故では事故炉から約50km離れた飯舘村も
全村避難であったことを考え合わせれば、美浜や高浜の原発で重大事故が
起これば、何百万人もの人々が避難対象になりかねないことになります。
避難は不可能です。

しかも、今、新型コロナウイルスの感染が拡大し、終息の兆しも見えません。
この中で、超危険な老朽原発が稼働され重大事故を起こしたら、集団避難の
バスの中で、長期にわたる避難生活の中で、ウイルスの感染を防ぐことは
不可能です。それでも、関電は、稼働中の原発を停止せず、危険きわまりない
老朽原発の再稼働まで画策しているのです。

一方、関電は、使用済み核燃料中間貯蔵候補地の2018年内決定の約束を
反故にして、使用済み核燃料を増やす原発の運転を継続し、老朽原発の
運転まで進めようとしています。人々の安全や安心を顧みない身勝手きわまりない
関電の姿勢の現われです。許されるものではありません。

老朽原発廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を
実現しましょう!

●カンパのお願い●

1・24大集会へのご支援をお願いします
《カンパ振り込み先(郵便振替)》
口座記号・番号
00990-4-334563
《加入者名》
老朽原発うごかすな!実行委員会

チラシのダウンロードは→ コチラ

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