ワーキングマザー向けの雑誌はありませんが、様々な雑誌が時々このことについて特集を組んだりしています。気になったものをあげます。
1.リノン・・・ベネッセ「サンキュ」の別冊版で、園児を持つ母親向け雑誌です。秋号には専業主婦の女性がどう仕事を見つけ働くかを3人ほどの例と、社会保険料などについて書いています。とても冷静に働き方を提案しているし、気に入った所は「パートで働くとき、扶養控除を超え所得が130万~150万/年では損してしまうが、キャリアアップを考えるのなら目先の損でなく長期的にとらえてほしい。」というくだりです。今まであまり提案されていなかったことだと思いました。←(訂正)間違えました。今読んでいる本の内容と混同しました。リノンでは「130万~150万では働き損になる」とありました。
2.コスモポリタン・・・春ごろ「結婚、仕事どうする?」といった内容の特集でしたが、違和感を感じた部分があります。3人ほどの結婚とその後の例がのっていたのですが、2人のワーキングマザーは実名・写真つきだったのに、1人の専業主婦になった人は仮名・写真無しでした。内容は「子供のことを考え、仕事は辞めました。よかったと思います。」とポジティブなのに、受ける印象はなんだかネガティブです。これってワーキングマザーのほうが格が上って取り扱いですよね。どんな選択肢もアリなんだって、どの道を選ぶのも同じ線上ですよって考え方じゃないと自分自身が苦しくなると思います。
3.婦人公論・・・先月号くらいに「共働きの理想と現実」というタイトルで特集がありました。タイトルからすでにネガティブですね。取り扱い方はまあ、普通だったのですが、最後の読者手記がひどかったです。1人は保育所の先生に不信感をいだかせるような内容で、もう1人は家庭にお金を入れない夫を持つ主婦がパートかけもちでへとへと。この内容で3ページほど使われていたのですから、読むと苦しくなりました。
ふうっ。何かないかな~と思ってインターネットを探していたら、ワーキングマザー向けWEB雑誌を見つけました!考え方も私にぴったり!でも2005年2月5日の更新以来途絶えているようです・・。一般の方の運営なので、なかなか続けるのはむずかしかったのでようね。こちらです。→http://www.prior-net.com/index.html
日経WOMANもよく結婚と仕事みたいな特集を組みますから、ぜひ日経に雑誌をつくってほしいです。ベネッセでもいいです。感情的でない、冷静な内容で情報発信してほしいです。もし創刊したらそこの企画部に入って仕事したい!