今日(10月16日)息子のクラブチームで、練習中にある仲間が負傷した。
コウスケと同学年の選手なのに、弟のような存在で、しかし、共鳴し合っていた。
そんな彼が練習中に負傷した。ケガの程度はまだわからないが、ヒザに血が溜り内側がかなり腫れていた。
彼は痛みに涙し、悔しさに涙した。
コウスケは彼を気遣い、彼を本心から心配した。
自分が襲われたケガの脅威を彼には回避させてあげたかったようだ。
同僚の中には、何事もないようにふるまっていた者もあったようだ。
しかし、仲間が悲痛にうなされる時、見過ごす人間になってはいけない。
他人の痛みが分らない人間は、自分がみすぼらしい人生しかおくれないことに気付いていない。
コウスケは自分が嫌というほど痛みを受け入れた。想像できないほどのレベルで。
そんなコウスケだから、仲間が気にかかり、メールを送信した。
ケガをした選手のお母さんから、父親の私にこんなメールが届いた。
『コウスケからメールもらって.....ありがとう。とにかくコウスケがよくしてくれたんだよ。本当に感謝しています。』
父親である私は、コウスケを誇りに思った。
『他人の痛みがわかる人間たれ!』
私の願いは息子に届いている。有難いことだ。
最新の画像[もっと見る]
- ◆最後の束縛からの解放 10年前
- ◆2014年が幸多い一年でありますように 11年前
- ◆誇り-PRIDE- 11年前
- ◆最後の診察。1年8ヶ月は長かったか?短かったか? 11年前
- ◆彼は人目も憚らず号泣した。その涙はどんな意味を持った涙だったんだろうか?JYサッカーが終わった。 11年前
- ◆彼は人目も憚らず号泣した。その涙はどんな意味を持った涙だったんだろうか?JYサッカーが終わった。 11年前
- ◆すべての想いを込めた闘いに挑む 11年前
- ◆サッカーの神様が与えてくださった奇跡の瞬間。色々なことが報われ、そして救われた。 11年前
- ◆2013年9月12日 10ヶ月目定期診察 主治医であるMドクターの言葉『よく、我慢したね』 11年前
- ◆2012年4月23日。絶望感の切れ端が残ったあの日からちょうど1年。息子は常に前を向き続けた。 12年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます